TBS版(昭和版)
 天を突き聳え立つこの城を人はたけし城と呼ぶ! いままさにここで壮絶な戦いの火蓋が切って落とされようとしているのである。毎週毎週、湯水の如く多額の予算をつぎ込み、新兵器投入に余念がないたけし城。番組5回目にして、ついに超豪華特製カートを登場させてしまった!
怪しく佇むたけし城をバックに、最終決戦でこのカートが縦横無尽に走り回るのだ!!
山川豊、丹古母鬼馬二が初参戦たけし軍の強力な布陣に、さらに2名の新レギュラーが加入。まずは戦車隊長の山川豊。先週、長良事務所によるとろろそばの差し入れ攻撃によって、レギュラーの座を獲得したのだ。
おかげで同じ事務所の城みちるは影が薄くなってしまった… 今週こそ「第二砦」で力を発揮できるだろうか?
そして新悪魔の丹古母鬼馬二。そのいかつい風貌で攻撃軍を恐怖のどん底に突き落とす! 上田馬之助に代わる逸材として、その活躍に期待がかかる。ただし当初は赤いカツラやメイクはせず、地毛とヒゲヅラというクロマニヨン人スタイルでした。
こうして、新たな戦力を手にしたたけし軍。守りをさらに強固なものにしていく…
新隊長服でますます気焔を吐く谷隊長一方の攻撃軍。隊長の谷隼人もイメチェンし、虎や龍が描かれた派手な白い隊長服を着用するようになった。先週までと比べ一段とかっこよくなり、隊長らしさが増したといえる。
ついでに、至極どうでもいいかもしれないが戦場レポーターのマイクカバーも可愛いライオン柄になった。
長引く不況の現在では考えられないが、当時のテレビ番組は視聴率が好調だと何百万、何千万、はたまた億単位の予算を平気でつぎ込んでいたのだ。テレビに映っていないところにまで莫大な金をかけることができたのも、日本が好景気だったから。たけし城は、当時だからこそ許されていた番組だと言えよう
各界から精鋭が参戦!今週の攻撃軍はこれまで以上に多彩な人材が集まっている。
まずは全日本女子プロレスから、工藤めぐみなど若手レスラーが参戦。しかし彼女たち、どうにも自信なさげである。
また、テレビ雑誌から派遣された記者も参加。東京ニュース通信社『週刊TVガイド』の特派員ギャル・女子大生が3人。東京ポスト『週刊テレビ番組』からは突撃記者6人。学研『TV Life』は編集者・ライターの2人。彼・彼女たちが身体を張ってゲームを体験。番組の魅力や攻略法を読者に伝えるべく大いに奮闘します。
そして玉袋筋太郎も先週に引き続き本名で参戦。彼以外にも、第3,4回に出場した方が何名か再び出場しているようです。
他に、日本テレビ系『史上最大!第10回 アメリカ横断ウルトラクイズ』(1986年秋放送)で北米ルート準決勝・ナイアガラまで進出された方と同姓同名の方(Tさん)が参加しているのですが、同一人物なのでしょうか? 情報求む!
ちなみに…収録日は5月23日(金)、集合時間は午前9時。お昼の弁当は幕の内だったとか。
お馴染みの生き残り人数テロップも、この回から使われるようになったぞ!
というわけで今回の戦いの記録は、テレビ雑誌に掲載された特集記事からの情報も交えつつお送りしていきます
| 参加人数 | 100人 ※ | 
| 国境の壁 | 95人 | 
| 第一砦 | 63人 | 
| 悪魔の館 | 53人 | 
| 竜神池・自由への壁 | 35人 | 
| 天国と地獄 | 23人 | 
| 第二砦 | 22人 | 
| ジブラルタル海峡 | 10人 | 
| 人喰い穴 | 6人 | 
| カート戦 | 敗北 |