これまでただただロープを渡るだけだった難関に、ついに新兵器が投入された。その名も迫撃砲!
あの"東洋の魔女"と呼ばれる女子バレーボール日本代表を生み出した?バレーボールマシンを改造して作られたこのウェポンは、砲弾(黒いバレーボール)を発射する。
この砲弾飛び交う中、戦士たちは命がけで海峡を渡らなくてはならないのだ!! あやうし、攻撃軍!!
1人目 男性
そうは知らずやってきたのは、黒いトレーナーの挑戦者。
東と枝豆が操る迫撃砲は、照準が定まらずなかなか命中しない。たけしと石倉をイライラさせていたが、コツをつかんできたのかやがてヒットし始める。何発も食らいまくった挑戦者だったが、なんとか突破した
2人目 男性
白いつなぎの挑戦者。スルスルとロープを伝って渡っていく。
太腿や股間の辺りを集中的に狙われたが、あっさりとクリアした
3人目 男性(神奈川、25歳・会社員)
続いて、またまた眼鏡をかけた迷彩服のソルジャーが登場。
男の一番大事なところに砲弾がヒットしたが、物ともせず悠々と渡っていく。
…今回の砲弾は発射速度が遅すぎたため、威力がまるでない。業を煮やした軍団は自らの手で弾を投げ始める始末。むしろその方が命中率も威力も良かったという…
せっかくの新兵器を用意したにもかかわらず、まるで効果なし。またもや全員に突破されてしまい、たけしも呆れ返ってしまった。
次こそはきちんとした迫撃砲を作ると石倉は宣言するが、彼の考える作戦はいつも失敗ばかり。期待しないでおこう
人喰い穴試合開始を前に、いつものように特訓する2人。渡嘉敷隊長は真ん中上、大念寺隊長は左下の穴に潜伏した。
体力の限りを尽くしてここまでやって来れたとしても、最後の運試しで正解を選ばなければあのたけし城には決して辿り着くことはできないのだ!!
1人目 男性
まずやってきたのは、「ジブラルタル海峡」を最初に突破した黒トレーナーの男性。
彼が選んだのは左下。大念寺の必殺空手を食らって敗北…
2人目 男性(埼玉、29歳・国鉄職員)
次の命知らずは紺のジャージ男。
彼が勢いよく飛び込んだのは右の穴。たけし城進出!
3人目 男性(神奈川、25歳・会社員)
「ジブラルタル海峡」を突破した迷彩服の男性が颯爽と登場!
真ん中下の穴に突入して無事突破!
4人目 男性
またまた「ジブラルタル海峡」成功者の白いつなぎの挑戦者。
穴を通り越してどこかへ行ってしまいそうな勢いで猛ダッシュしたものの、急ブレーキをかけて入り込んだのは大念寺が潜む左下の穴。ボコボコにされて失格…
5人目 男性(東京、22歳・大学生)
「竜神池・自由への壁」を一気に駆け抜けた、ストライプのシャツを着た男性。
「自由への壁」に続いてここでも運を発揮して、右の穴を選んで突破!
6人目 男性
最後はカーキの作業服の戦士。一気にダッシュして飛び込んだのは左下。
今回は大念寺の穴に吸い込まれる者が絶えないようだ
前回より1人多い6人の戦士が集結した。今回生き残った精鋭6名は…
今週は人数が多いだけに、勝利への期待がかかる! 一方、天守閣の前で陣取るたけしたちは…
敵将・たけしは無敵の新兵器「動く天守閣」を用意した。しかし人力で左右に動くというお粗末なシロモノである。これの屋根に取り付けられた大きな的を破れば攻撃軍の勝利である。しかし、的は硫酸をかけても溶けないぐらい丈夫だとか。
また、移動天守閣の周りにいる石倉と東がバズーカ砲を装備。さらに枝豆の水風船爆弾まで追加している。あらゆる珍兵器を繰り出してきたが、最後の決戦だけにここでは笑い抜きで強力なウェポンを用意しているのだ!
これだけの武器を揃えておいて、負けてしまっては恥ずかしい。果たして、たけし城の運命やいかに!?
最後の攻撃命令を受けて、いよいよたけし城決戦が始まった!
正面突破だとあっという間にやられてしまうと考えた攻撃軍は、右の階段から攻め込んでいく。しかし軍団の攻撃が激しくてなかなか昇ることができない。
大工が決死の作戦で昇ったものの、影に隠れていた軍団にやられ一撃死。彼の後に続いた者も次々とやられていく。
25歳の会社員はたけしのいる最上段まで駆け込んだが、石倉の持つバズーカにやられ戦死。
強力なウェポンの前には全く歯が立たず、力の差を見せつけられた攻撃軍は今回も呆気なく敗れてしまったのである
敵ながら「骨のある奴がいない」と嘆くたけし。この城を本当に攻め落とす勇気ある者が現れた時には"お望みの物"、もの凄い物をプレゼントしちゃうと宣言した。
…城を攻め落とした勝利者への賞品が全く決まっていなかったことがここで判明。こんなところがまさに"痛快なりゆき番組"である。というわけでたけしを討ち倒し、豪華な褒美を手にする者が現れることを祈りつつ、3度目の戦いの幕が閉じるのであった
たけし 今日はピクニックやってるような気がするな?
石倉 そ、そうですか?
たけし 朝から晩までこんなとこ座っちゃってよ。この格好、なんだこりゃ?
石倉 殿、ご機嫌はいかがですか?
たけし 良かないよ!
石倉 あ、そうですか…
たけし 何をやってんの… 紫色の顔しちゃって… 何の因果でこんなことしなきゃいけないんだい。影武者だぞ、我々はお前
石倉 影武者なんです
たけし 影武者やってたんだよ
石倉 はっ
たけし で、影武者も死んでしまったな。馬鹿な奴だ、な
石倉 どうもあの~、いまいちこの、なんかノリが違いましたな、影武者やってるの
たけし どうもね~、いまいちヘタだったな
石倉 そうですな
たけし もうちょっとパッパッと撃ちゃ良かったんだけど
石倉 そうですなぁ
たけし ああいう奴は死ぬ運命にあるんだ
石倉 あるだよな
たけし それで我々はこれまた復帰してるから
石倉 は~! 我々はね、殿に家老と
たけし で、今度は何だ?
石倉 小癪なナインのガキがですな、この「ジブラルタル海峡」を渡るという
たけし そこが「ジブラルタル海峡」だよ?
石倉 え?
たけし カラスがいそうじゃねぇかそこお前?
石倉 今あの、あそこに他の馬鹿野郎がね…
たけし 向こうはモロッコになっちゃうのか、したらお前?
石倉 えぇ、まぁそういうことですね
たけし カルーセル麻紀が前外しちゃうよそれでお前…
石倉 殿! 私が今説明を申し上げてるんです。いいですか殿、あれを渡るときにですな、なんと我が方には! あの、ね! 殿、アレなんと言いましょうかね、アレ?
たけし あれ迫撃砲
石倉 迫撃砲!
たけし 元大松博文が使ったやつだ。ニチボー貝塚で
石倉 「俺についてこい!」
たけし これで回転レシーブを発見したという。この迫撃砲があるわけだよ、ここに
石倉 凄い! これは勉強になりますな~
たけし お前、一八かお前は。デカい声出して
石倉 いえいえ… 殿
たけし (手をはたいて)「よう!」じゃないんだから、ね! 大丈夫だな?
石倉 とにかく、やってみます!
たけし おう!
石倉 ここは任せて下さい!