図書室「雑誌」 1986年7~9月

『週刊平凡』1986年7月4日号

マガジンハウス

テレビ断面レポート 朝日新聞紙上で『風雲!たけし城』をめぐる賛否両論が激しい火花! さて、たけし城主の胸中は・・・・

番組開始早々、高視聴率を獲得。全国から応募ハガキが毎週7000通も集まるようになったたけし城。一方で新聞の投書欄には「低俗な番組」とか、迷彩服を着た挑戦者や戦争を思わせる内容に眉をひそめる人も少なくないわけで…。

紙面では桂邦彦プロデューサーや評論家が番組内容について語り合っていた。意外にも評論家たちはやや好意的で、"別に目くじらを立てるほどではない"といった論調であった

『週刊TV Life』1986年7月7日号

学研

人気番組プロデューサー・リレー・エッセー(7) ナイス・タッチ! 第3走者 桂邦彦(1)「10年前から変わらないたけしの魅力」

人気番組のプロデューサーたちが、テレビや番組にまつわるエッセーをリレー形式でお送りする企画。3回連載の初回で、桂Pがたけし出会ってから、そしてたけし城誕生の裏話を明かした。

出会ったのはその10年前(※毎日放送『ヤングOH OH!』の東京版を担当していた頃)。暴れまわる関西勢に比べ東京勢はからきし元気がない状況だった。その時にツービートを知り、たけしのみずみずしい感性が断然光っていたのをみるや番組に送り込み、それが最初の仕事になったという。それから数年後、マンザイブームで売れまくったツービート。しかしたけしがビッグになって喜ぶ半面、一緒に仕事がしたくても時間が取れないため少々困ってしまったという。

そんなたけしが多忙を極める状況が番組誕生への第1関門。昨年(85年)12月に桂Pは毎日太田プロに通ってスケジュールを調整。磯野泰子副社長(通称"フクシャ")の協力でまずはこれを突破した。

第2関門は、何をやるかということ。当時たけしが出演していた夜8時台の番組は4本。クイズ、コント・バラエティー、芸能ワイドショー番組、スポーツ中継形式とあらゆるジャンルを展開。5番手であるTBSはそんなジャンルがいいのか考えるも、どれもパッとしない。たけしからマジな時代物のドラマをやろうという提案もあったが(準備期間などを含めると)時間的にムリ。しばらくすると「チャンバラごっこや戦争ごっこみたいな番組をやろう」という提案が飛びだし、この発想を基に"お城を造ろう"というアイデアも出て、番組の土台となったそうだ

『朝日ジャーナル』1986年7月11日号

朝日新聞社

メディア時評 蒙御免! 「たけし城」はテレビ文化の初心か末期か

その名の通りジャーナリズム溢れる雑誌が、話題のたけし城を取り上げた。

「(セットの)ハリボテ性のあやうさ」「肉体性の回復」「仕組まれた闘争性」「幼児性」「局外者性」という5つのポイントを上げて番組を批評していた

『週刊TVガイド』1986年7月18日号

東京ニュース通信社

見もの聞きもの 7/18(金)

「ビートたけしの的が、ついに破られた」と、この日放送のたけし城を思いっきりネタバレ。「カート戦」で、ある挑戦者が出合い頭に水鉄砲そのもので突き破ることに成功するが、水鉄砲の水で破らなかったため勝敗は判定に持ち込まれた。たけし城の運命は?

ほかに新ゲームのウォーター・シュート(決死の暴走列車)が登場

第9回

『週刊テレビ番組』1986年7月18日号

東京ポスト

プロフィル 城みちる

7月18日(金)放送のたけし城に出演中の彼について、経歴とコメントを紹介。「バラエティー番組ということで最初は迷いましたが、これでふっきれました」と語った。

ちなみにこの日は、夜9時からのテレビ朝日系ドラマ『ザ・ハングマンV』に谷隼人が殺し屋役で出演している

第9回

『週刊TV Life』1986年7月18日号

学研

人気番組プロデューサー・リレー・エッセー(8) ナイス・タッチ! 第3走者 桂邦彦(2)「本物が活躍できる番組…頭が痛い!」

今週はたけし城の話から逸れて、ビジー・フォースペシャルのお話。

大盛況となった彼らのライブを訪れ、実力ある本物の芸人が活躍できるような番組を作りたいと思案。ところが世間は素人風の番組が大流行。地道な努力を取るか、時代の波に乗るか。そんなこんなを思いめぐらせながら、次はどんな番組を作ろうかと考えると、頭がこんがらがってきてしまう…。

日々面白い番組を作るため頭を悩ませながら、とにかくたけし城などの担当番組をがんばらなくっちゃ、と張り切る桂Pなのでした

『週刊平凡』1986年7月18日号

マガジンハウス

TVジャック徹底研究! 100パーセント男ビートたけし人気の秘密を"分解報告"
突撃レポート『風雲!たけし城』たけしのバカヤロー! 今度は必ず血のノロシを上げてやる

視聴率100%男の呼び声も高いたけしを週刊平凡が大特集。冠番組にお邪魔して取材を決行。たけし城の大ファンだという編集長から新米記者に「週刊平凡の名誉をかけて戦ってこい」と指令が下った。 着替え用のTシャツだけ渡され「たけし、待ってろ!」と勇ましく馳せ参じた記者は、午前9時緑山着。通算900人目の挑戦者に選ばれた。

「国境の坂」、「第一砦」を順調に攻略。「悪魔の館」も事前に研究して扉をバシバシ叩いて敵を欺く作戦に出たが、いきなり金剛につかまり顔に墨をベッタリ。編集長に合わせる顔がないと悔しがる記者に救いの手が。「週刊平凡に免じてもう1回チャンスをやろう」と手を差し伸べたのはなんと敵の大将であるたけし。

お情けにすがって再度挑戦することになった。昼食の串カツと鳥手羽の豪華ゴマ塩弁当を平らげ、午後のゲームに挑む。

午後の部は恐怖の池(竜神池)、ウオーターシュート(恐怖の暴走列車)、自由への壁、未確認飛行キノコ、第二の砦、恐怖の谷(ジブラルタル海峡)、人喰い穴といった次第。

記者は未確認飛行キノコに挑むことになった。必死にしがみついたがドブ池に振り落とされ、口、鼻の穴まで真っ黒。今度こそ本当に失格となった。

収録は朝9時~7時半まで行われ、放送は7月11日予定とのことだったが、「恐怖の暴走列車」が行われたこの回は翌週18日(第9回)に放送された

第9回

『セブンティーン』1986年7月22日号

集英社

カトリーヌあやこのtheにがおショー! ここまできたら冗談じゃないよ~!の103回

漫画家・カトリーヌあやこがたけし城に突撃! 番組参加者の家族にまぎれ、ミーハールックでやってきた彼女。殿をそそのかして勝手に城内へ入ろうとしたり、突如現れた巨大な武者人形(よろい注)におびえつつ、緑山のあちこちを巡ったのだった。

今回の取材内容は第10回(7月25日)で放送されているぞ

第10回

『GORO』1986年7月24日号

小学館

突撃スペシャル GORO記者赤門ハタノが話題の『風雲!たけし城』に挑戦!! 「明大中退のたけしよ、東大卒の刃を受けてみよ!!」

男性誌『GORO』の名物記者、東京大学出身の赤門ハタノがたけし城に(編集長命令で嫌々)参戦。新入社員のニシザカを連れて、賞金10万円目指して体験することになった。東大卒というプライドをかけて闘志を燃やすハタノに対し、ニシザカはノーテンキに参加しているオンナのことを気にしている。こんな奴には負けられないと先輩のメンツにかけて奮闘するが、女のお尻ばかり見ていたため「国境の坂」で早くも失格。しかし、敗者が多かったためジャンケンによる敗者復活で戦線復帰。

「第一砦」「悪魔の館」も要領と頭の良さを発揮して突破。「竜神池」ではニシザカが脱落、それを横目にハタノはクリアした。"フライングマッシルーム"こと「キノコでポン!」は時間切れで不戦勝。しかし「自由への壁」では順番が来た瞬間にたけしの命令で扉がシャッフルされてしまった。それまでの挑戦者の"音"を聞いて安全な扉をはじき出していたというが、これでは運に頼るしかない。当たって砕けろの精神でチャレンジしたがやはり無念の失格。10万円の夢は崩れ、明治大学中退のたけし(※正確には除籍→のちに特別卒業認定)にもナサケネー姿をなじられてしまう。おまけに、先に失格したニシザカはデートがあると言って、先輩を置いて"お先に失礼"してしまった。

みじめな男・ハタノは、参加賞のTシャツと洗濯代5000円をもらって、雨に濡れながらひとりたけし城をあとにした…。

彼らの活躍は、第10回(7月25日)で放送されているぞ

第10回

『週刊TVガイド』1986年7月25日号

東京ニュース通信社

見もの聞きもの 7/25(金)

先週危うく陥落するところだったので、新ゲームを取り入れさらに難攻不落の城を目指す。

新ゲームは棒高跳びのポールを利用して池を渡る棒渡りと「地上海賊戦」。海賊船の船長にふんしたたけしを、くじら型カートに乗った攻撃軍が攻める、というもの

第10回

『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年7月25日号

角川書店

TV解説 金曜日のみどころ

7月25日(金)放送は第10回。「池の浮島に棒高飛びの要領で飛び移る」新ゲーム(跳んでおめでとう!)が登場。最後のゴーカート合戦では、海賊に扮したたけしが海賊船カーに乗り込み、くじらカーの攻撃隊を迎え撃つ

第10回

『週刊テレビ番組』1986年7月25日号

東京ポスト

ハイライト 見ものガイド「ワンポイント解説」

7月25日(金)放送(第10回)のたけし城を短く解説。

「竜神池で新ゲームが登場。最後の戦車戦では、たけしが海賊スタイルで登場する」というのだが… 「カート戦」で海賊船が登場するのは本当。「竜神池で新ゲーム」というのは間違いで、おそらく「天国と地獄」の池で行われた「跳んでおめでとう!」のことだと思われる。

ちなみにこの日は、テレビ朝日系ドラマ『ザ・ハングマンV』(夜9時から放送)に丹古母鬼馬二が実業家役で出演とのこと

第10回

『週刊TV Life』1986年7月25日号

学研

人気番組プロデューサー・リレー・エッセー(9) ナイス・タッチ! 第3走者 桂邦彦(終)「先輩の言葉にはやはり説得力がある」

最終回はテレビ・ディレクターに関する特に印象に残った言葉を5つ紹介した。

…というもの。現在ではそぐわない内容も含まれているが、当時のテレビ業界はこういった風潮だったのだ

PHOTO WEEKLY ザ・舞台裏「ぼくたちも好きな戦争ごっこ」

8月22日放送予定の外国人大会をリポート。21か国・121人が参加してレギュラー陣との攻防戦を行ったが、「オモシロイ!」と大ハシャギだった攻撃側に対して、たけし軍は「体格が違うし、突進のし方がスゴイ」とビビッていた。一時は負けを覚悟したほどだったが、撮影の方は何とか友好裡に終わった模様

第12回

『TeLePAL 東版』1986年8月2日号(1986年16号)

小学館

今、絶好調! 笑いのビッグ3東西対決(2) 新境地を拓く帝王たけしのお笑い遊園地を作ろうっての♪

お笑い界のビッグ3、たけし・タモリ・さんまをピックアップした特集である。

たけし城の収録中、城主・たけしは何もせず毒づいてるだけに思えるが、実はこの仕事の90%はアイデアを考えること。「山の斜面にチューリップやクイを作って、でっかいパチンコなんてどーだい!!」という具合にあふれ出る(これは後に「コリントでポン!」として実現)。城を守るため、挑戦者をいたぶるため、裏でろくでもないことを考えているのである。

三角英一ディレクターによると1回の水道代は30万円だとか。他にゲームのセットは1台500万円~1000万円、「自由への壁」のスペア扉は毎回50枚、昼食のお弁当は260個(うち、スタッフ分は130個)…と、とにかく消耗品代は巨額。スタッフ公認の俗称は"赤字番組の帝王"!?

そして「緑山全体を遊園地にしたい」というたけしは、冬の陣に向けて早くもアイデアを考えている。武道館を借り切ってゴーカート合戦、スキー"城"なんてのも考えている(後者は第86回「雪の陣」で実現)…。

なお、今回の特集では第12回「外国人大会」を取材したようで、参加者たちは「米軍のサバイバル訓練もこんなふうだといいのに……」「日本のヘンな番組のこと、国に帰ったら宣伝するよ!」と口々に感想を述べていた

第12回

『週刊明星』1986年8月7日号

集英社

「バカバカしくってやめらんね~ぜ!」 「風雲!たけし城」(TBS系)でワルノリするビートたけしに密着

番組内容の説明については半ばあきらめつつ、ロケ現場にやってきた殿に密着取材を試みている。「今度はさ、人間パチンコってのを考えてんだよ」とコメントしているが、これは第15回(9月19日放送)から始まる「コリントでポン!」のことである

第15回

『週刊TVガイド』1986年8月8日号

東京ニュース通信社

見もの聞きもの 8/8(金)

8月8日放送のたけし城は第11回「夏休み特別企画第一弾 全国子供大会」。

記事では約2万5000通の応募の中から選ばれた120人のチビッ子が参加したとされている(番組内では140人)。小学生高学年向けに安全性を考慮しさらに面白くなっているというのだが、問題はここから。

今回新ゲームとして「人間コリントゲーム」が登場すると書かれているのだ。その内容は「透明のアクリル球に人間が入り、パチンコのように坂をころげ落ちる」もので、これこそ「コリントでポン!」というゲームなのだが、実際の放送では流れていない。何か問題が起きてカットされたのか、そもそも実施されなかったのかは一切不明である。大人がやっても恐ろしいゲームを子供にやらせるのは、さすがに無理があった?

第11回

『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年8月8日号

角川書店

TV解説 金曜日のみどころ

8月8日放送の第11回は「夏休み子供大会」、小学生高学年の精鋭120人が攻め込む。

「新たに人間コリントゲームが登場。ゆるやかな斜面に10本ほどの杭を打ち、透明な球に入った子供が坂を転げながら、うまくゴールにたどりついたらOK」と、やはり「コリントでポン!」をやる予定だったことをうかがわせる内容である

第11回

『週刊テレビ番組』1986年8月8日号

東京ポスト

ハイライト 見ものガイド「ワンポイント解説」

今回も4行だけのミニ解説記事。8月8日(金)放送は第11回「夏休み子供大会」。「子供に合わせていつものゲームを一工夫。子供ならではの新ゲームも登場。」と、本当に短い!

ちなみにこの日は… ドラマに出演したレギュラー陣はいなかったようだ

第11回

『週刊明星』1986年8月14日号

集英社

ザ・テレビジョン 今週おもしろ番組案内「たけし危機一髪!?チビッ子120人が落城目指して総攻撃」

8月8日放送は「夏休み子供大会」! 夏休みで身体を持て余している子供たちが攻略する特別企画。2日間で2万通の応募が殺到、オーディションで選ばれた小学高学年の悪ガキ120人が落城を目指す!

さて今回の仕掛けは子供大会ということで普段よりやさしくしているとのこと。登場するのは『国境の壁』→『第一要塞』→『魔神の館』→『竜神池』→『ターザン・ロープ』→『自由への壁』→『第二要塞』→『人間コリントゲーム』→『人食い穴』→『戦車部隊』→『たけし城本丸』といった次第。

『人間コリントゲーム』は「ゆるやかな斜面に10本ほどの杭を打ち、アクリルを強化した素材で作った透明な球体(1コ100万円!2コ製作)に子供が入り、坂を転げながらうまくゴールに辿り着けば成功というもの」。

第二要塞(第二砦)の次に登場する予定だったが、オンエアではなかったことにされている

第11回

『週刊TVガイド』1986年8月22日号

東京ニュース通信社

見もの聞きもの 8/22(金)「貿易摩擦も関係なし! 外国人の遊び感覚に脱帽!!」

8月22日放送のたけし城は第12回「夏休み特別企画第二弾!外国人大会」。

21カ国121人(※番組では122人)の外国人が集結。収録日はアメリカ建国記念日の7月4日で、参加したアメリカ人は「この異国の地でこんなハッピーな日を送るなんて最高」と大はしゃぎしていたとか。こんな調子で、彼らは城を攻め落とすことよりゲームを楽しむことに専念し、ここで知り合って仲間を作っていたとか。

迎え撃つたけしは「この陽気さを日本人も見習いたいね。遊びを楽しむというお国柄の違いかな」と評していた

第12回

ラブリーチャンネル「大エンターテインメントの外国人大会だ!」

こちらも外国人大会の模様を取材した記事である。ロックスターの恰好で来る者、ストロング金剛顔負けの体格を誇る者…といつもより目立つヤツばかりで大変な迫力だったとのこと。さすがのスタッフも今回こそ落城するのではと心配顔。

チャレンジャーの周りでは、恋人や家族が声援を送るなど華やかでリラックスした雰囲気が漂っていたという

第12回

『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年8月22日号

角川書店

TV解説 金曜日のみどころ

8月22日放送の第12回は「外国人大会」、21カ国121人が参加。チャック・ウィルソンの指揮で総攻撃をしかける。何度ドロップアウトしてもスーパーマンに変身して復活するチャックのしつこさに、たけしもタジタジだったとか…

第12回

『週刊テレビ番組』1986年8月22日号

東京ポスト

ハイライト 見ものガイド「外人勢のパワーにたけし城落城!?」

8月22日(金)放送は第12回「夏休み特別企画第二弾!外国人大会」。助っ人としてチャック・ウィルソンが応援に駆けつけて大奮闘。『スーパーマン』のクラーク・ケントの扮装をして、悪魔2人(ストロング金剛・丹古母鬼馬二)と撮影した写真が掲載されている。

また、出場者の中には"女優"を名乗るキティ・リッター氏がユニーク。攻撃軍のあまりのパワーに「今回は落とされるのでは……」と、たけしをはじめとしたレギュラー陣は城内で戦々恐々だったという

第12回

うらばなし 国際版『たけし城』はスタッフの知力の結晶

121人もの外国人が勢揃いしたが、このうち日本語が喋れるのはほんの数人。スタッフと言えどこれだけの人数に説明するのは至難の技、ということで通訳も数人揃えて、いつもの何倍もの労力を費やして収録した。

その甲斐あってスタッフは「外人は感情表現やアクションがハデだし、何より遊び心がわかっている。それだけに盛り上がったよ」と、苦労はどうやら報われたようだ

第12回

『週刊TV Life』1986年8月22日号

学研

TV highlight 金曜日の見どころ「夏休み特別企画第2弾・21か国の国際連合軍ついに総攻撃!!」

8月22日(金)放送の第12回「外国人大会」。記事によると21か国、121人の外国人が緑山に集合。

たけしはじめレギュラー陣は「体が大きくて声もでかい、最初っからそのパワーに圧倒されっ放しだ。今回だけはつぶされそうな気がするよ」とやや弱気な面持ち。さらに「日本語の分からない連中ばかりで、俺たちのジョークがちっとも通じない」とくさることしきり。外人勢優勢の中でゲームは進められることになったが…?

第12回

『中一時代』1986年8月号

旺文社

百発百中TVねらいうち 話題の番組取材レポート 風雲!たけし城「大人も子供も思いっきり泥だらけの悪ガキだいっ。」

これが「たけし城」のウイークポイントと題して、いっこうに落城しないたけし城の攻略法を編集部が伝授。

「魔神の館(※悪魔の館)」で要求されるのはズバリ方向感覚。あらかじめ進む方向を頭に入れておき、その通りにただ突き進むに限る。迷いは禁物、信じられるのは自分の勘だけ。

「空とぶキノコ(※キノコでポン!)」は一にも二にも腕力が重要。普段から腕立て伏せをして腕を鍛えておく必要がある。

クライマックスの「カート戦」、挑戦者の最大のハンデはカートを操縦しながら水鉄砲を撃たなければならないこと。肝心の攻略法は… なんと書かれてない。この時点で一度もクリアされていない難関だけに、自分で考えろということらしい。

 

「攻略には知力・体力・気力の三本柱が必要なのだ」と締めくくっている。

おまけとして、次なる難関に向け挑戦者が並んでいる様子、挑戦者がキノコから落下する場面、たけしが顔に落書き(第8回で放送)しているところ、以上3点の初公開写真が掲載されているぞ

第8回

『広告批評』1986年8月号

マドラ出版

戦争ごっこは面白い ビートたけし

"戦争ごっこ"をテレビ番組化してしまったたけし城について、広告雑誌がインタビューを敢行。

この番組は遊びのアイデアが勝負。3回同じことをやると飽きられるので、1週間の間にどれだけ仕掛けを新しく考えるか。アイデアや企画を考えることで、この番組におけるたけしの仕事はほとんど終わってるようなものだとか。

もともと企画が決まらないまま時間帯(放送枠)だけ先に決まり、バラエティショーをやろうにも忙しすぎてこれ以上たけしメインでやるのは無理な状況だったため、素人参加で何かできないか、それじゃ"遊園地"しかないだろう… といった感じで始めたという。

本当はより戦争ごっこらしく軍隊にして戦車なんか走り回らせたかったようだが、新聞や週刊誌などから叩かれるのを恐れて、「人間テレビゲーム」になったようだ。初めの計画ではプラスチックの玉でドンパチやる予定だったが、それも子供が真似すると危険だということで、水鉄砲と金魚すくいの的を使うことになったそうだ。

また、第1回では城の中のモニタールームで観戦する形を取っていたが、切り換えだなんだと時間がかかりめんどくさかったため、第2回から現場で見る形にしたという。現場にいた方が全然早いし、よくわかるし、面白いしで、結局リハーサルも何もなし、全部その場その場でやっているとか。

インタビューの後半では、たけしの"戦争"に対する持論を笑いを交えながら展開している

『週刊明星』1986年9月4日号

集英社

本誌独占オリジナル版! 痛快!なりゆき特集「風雲!たけし城」シミュレーションGAME

番組に参加できない人でも楽しめてしまうという、ゲームブック風のたけし城シミュレーションゲームである。進行役の先行レポーター・柳沢慎吾の指示に従って、選択肢を選んでいくのだ。さりげなく番組本番に活かせる攻略法も添えられているぞ。

かといってこれを読んだからと言ってたけし城を攻略できるかというと、やっぱりそうもいかず… 生き残る3つの条件は「気力・運・ずるがしこさ」とのこと

『週刊TVガイド』1986年9月5日号

東京ニュース通信社

見もの聞きもの 9/5(金)

この日放送は第13回「特別企画第三弾!全国親子大会」。

小学生の子供たちと親たちが力を合わせてたけし城攻略に挑む、声援が飛び交うほのぼの大会。今回登場の新ゲームは池の上にシーソーを並べ、その上を渡るというもの(※「親子の重み」)。体重差を考えて上手くバランスをとらないと渡れない!

第13回

『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年9月5日号

角川書店

TV解説 金曜日のみどころ

9月5日放送の第13回は「親子大会」。2人ひと組の親子64組が出場。池の上に並べられたシーソーを、2人でバランスをとりながら渡っていくゲームなど、チームワークが要求される。新ゲームの城みちるらとの相撲合戦も見もの

第13回

『週刊テレビ番組』1986年9月5日号

東京ポスト

ハイライト 見ものガイド

9月5日(金)放送は第13回「特別企画第三弾!全国親子大会」。

親子で二人1組となって進む。「第一砦」、「悪魔の館」、「キノコでポン!」などを通過すると土俵が五つ(※「すもうでポン」)。相撲でどの土俵を選ぶかが重要だが、相手が城みちるとなるか、元力士となるかが勝負の分かれ目、とのこと。その後は親子が協力し合って池を渡るシーソー(※「親子の重み」)に「跳んでおめでとう!」、「ジブラルタル海峡」を経て重戦車戦へ…

第13回

『週刊TVガイド』1986年9月12日号

東京ニュース通信社

レポート「たけしが自ら挑戦する"たけし城スペシャル"」

秋の改編期到来、期首特番が目白押し。たけし城も番組初のスペシャルが10月3日に放送(第17回「風雲!たけし城スペシャル たけし軍史上最大の作戦」)される。

これまで視聴者の涙ぐましい挑戦を高みの見物としゃれこんでいたたけしだが、「一度やってみては…」という声や本人もチャレンジしたがっていたことから、ついに自ら挑戦者に。

谷隊長率いる攻撃軍に城を落とされ、石倉三郎や城みちるらに裏切られたという設定(※実際には石倉だけは裏切ってません)で、城を奪還するべく難関に突撃していく。桂邦彦プロデューサーは「たけしさんが難関攻略法のお手本をみせてくれるはず」と、完全クリアできるかが今回の注目ポイント。

…しかし番組ではズルやパスで突破していくのでした

第17回

『週刊テレビ番組』1986年9月12日号

東京ポスト

ハイライト 見ものガイド「ワンポイント解説」

9月12日(金)放送は第14回。ミミ萩原がすもうでポンの対戦相手としてゲスト出演。「番組始って以来の悪天候に出場者たちは大苦戦」というのだが…

第14回

『週刊TV Life』1986年9月12日号

学研

秋改編速報PART.1 これはもう見逃せない! ジャンル別秋の特番情報

10月改編に合わせてドッと繰り出すのがあらゆるジャンルの特番の数々。その中から目玉をリストアップして一挙掲載する企画。

たけし城は10月3日(金)に初の特番を放送。ついに(あるいはこの特番に合わせて!?)落城した城を奪還すべく、たけしと軍団が決死の体当たり作戦。新しい仕掛けも盛りだくさん用意!!

第17回

『週刊TVガイド』1986年9月19日号

東京ニュース通信社

見もの聞きもの 9/19(金)

今回は短い解説記事。19日放送の第15回は見どころが2点。

まず「すもうでポン」では桂邦彦プロデューサーが力士として登場、学生時代相撲部員だっただけに6勝1敗と好成績を上げていた。そして人間がアクリル玉に入って転がる「コリントでポン!」がついに登場する

第15回

『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年9月19日号

角川書店

TV解説 金曜日のみどころ

9月19日は第15回。「転がってポン(コリントでポン!)」は440平方メートルの斜面に80本の杭を打ち、透明なカプセルに入って転がるというもの。

また「すもうでポン」に桂邦彦プロデューサーが登場し、豪快な投げを披露する

第15回

『週刊テレビ番組』1986年9月19日号

東京ポスト

ハイライト 見ものガイド

9月19日(金)放送は第15回。「すもうでポン」の対戦相手に番組プロデューサー・桂邦彦が出演。学生時代は相撲部に籍を置いていたという彼だが、成績の方は…。通過後は、人間コリントゲーム「転がってポン!(※「コリントでポン!」)」が難関

第15回

『週刊TVガイド』1986年9月26日号

東京ニュース通信社

見もの聞きもの 9/26(金)

この日放送の第16回は"ユーモアたっぷりの人間射的ゲーム"「グレートハンター」が登場。ぬいぐるみを着たたけし軍団を、攻撃軍が迫撃砲で撃ち、見事頭の部分が倒れたら勝ちというもの。

さらに「悪魔の館」の迷路がハチの巣状の六角形の部屋が連なる新デザインに。そして前回から始まった「コリントでポン!」も

第16回

『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年9月26日号

角川書店

きょうの主役 よろい注

9月26日(金)の主役として、どういうわけか人間ではなく人形が選ばれてしまった。

先週の放送で名前が決まった、たけし城のシンボルにして守護神である武者人形。7月25日の登場以来、ひとりの攻撃者も阻止できていないという優しい心の持ち主!? 中に人間ひとりが入って操作する全手動式で、眉と口、髭を動かし喜怒哀楽を表現。材質は硬質ウレタンと発砲スチロール、水にはめっぽう弱いとか。総製作費はなんと約200万円! 身長300cm、体重40kg。東京出身・TBS所属、とのこと

第16回

TV解説 金曜日のみどころ

9月26日は第16回を放送。新たに射撃ゲーム"グレートシューティング"(※「グレートハンター」)が登場。キリンやタヌキの縫いぐるみに入ったたけし軍団をライフル銃(実際には迫撃砲)で狙う。また迷路の部屋が正方形から六角形に。通過が困難になり、脱落者が続出。

「コリントでポン!」収録時の写真が添えられている

第16回

MY TELEVISION 読者のページ「誰がたけしを倒すのかもう楽しみで楽しみで」

群馬県の読者からの投書。金曜日の夜8時になるとテレビの前に釘付け、なぜならたけし城があるから。

「視聴者100人程が集まり心をひとつにして"打倒たけし城"を目標に走る。そして数々の難関を通りぬけたけし城に近づいていく。その楽しさは見ている私たちさえも少年時代に逆もどりしたような感じがします。参加している人たちの顔にもそれがよく表れています。たけし城はまだ落ちていませんが、誰かがたけしを倒す日を楽しみにしています。こんな番組をいつまでも続けてほしいものです」と、珍しく好意的な意見が寄せられた

『TeLePAL 東版』1986年9月27日号(1986年20号)

小学館

スペシャル番組 風雲!たけし城スペシャル たけし軍史上最大の作戦

秋の改編期は特番が目白押し。たけし城も初のスペシャルを放送。今回は憎き谷隼人率いる攻撃軍の前にたけし城が落城。お城を奪還すべくたけし軍が戦いに挑む。

この記事によると、新作ゲームが2つ登場。ひとつはコリントゲームというのだが、これは「コリントでポン!」。すでに第15回から登場している。もうひとつは泥沼スキー。「水上スキーよろしく泥の上を滑ろうというもの」とのことだが、実際には放送されず。企画倒れになったようだ

第15回 第17回

『セブンティーン』1986年9月30日号

集英社

ねるまもないほどウラTV!WAHAHA「WAHAHA隊決死の挑戦 風雲!たけし城 奮闘!日記」

出場のための第一関門、面接を見事突破したワハハ隊員4名が参加。身体を張って綴った体験記を交えながら、たけし城攻略の秘訣を教えてくれた。

収録当日は朝9時集合、顔写真撮影と準備体操を終えた後、10時45分に「国境の坂」へ攻撃開始。11時半に「第一砦」、これを終えたらしばし休戦。今回は何と栗ご飯入りのお弁当が支給された。しかし休憩時間が40分しかなかったとのこと。ノベルティTシャツと交通費として5000円も一緒に配られた。

そして午後、たけしが遅れて緑山に到着してから収録再開。13時45分に「悪魔の館」、14時20分に「竜神池」、14時55分に「自由への壁」、15時半に「キノコでポン!」、16時20分に「すもうでポン」、18時50分に「コリントでポン!」と矢継ぎ早に撮影。すっかり暗くなって、夜の20時に「カート戦」が行われたとか。

ワハハ隊のメンバーはコリントまでで全滅。この戦いの模様は第15回(9月19日)で放送されている

第15回