夏が過ぎ去り、緑山に天高く馬肥ゆる秋が訪れた。
　今日もまた、明るくオープニングをお送りしようとしていたが、すがぬま伸のせいで番組が暗くなるとたけしに怒られてしまった。「すもうでポン」のために上半身裸なので、寒くてしょうがないようだ。
　それはさておき、本日の戦いに臨むたけし軍メンバーを紹介。まず「すもうでポン」に登場する忍竜、今日はダンプ松本みたいなメイクでおぞましい。家老・石倉三郎によると家が近所だそうだ。
　「悪魔の館」はお馴染みのストロング金剛と丹古母鬼馬二が守りを固める。
　城みちるはイルカマークが入った衣装を披露。
　「人喰い穴」の大念寺誠は魔女サマンサ、渡嘉敷勝男は赤鬼になって後ほど登場する。どういう組み合わせなのか全くわけがわからないが、ゲーム開始前にくさい芝居のコントを繰り広げるのだ。
　そして、先週名前が決まったよろい注。この武者人形、総製作費はなんと200万円、身長3メートルで体重40kgというデカブツである。中に人間ひとりが入って操作する全手動式だそうだが、果たして今週はどこで攻撃軍の前に現れ、彼らを怯えさせるのだろうか？
　今週の新作ゲームは「グレートハンター」。動物となったたけし軍団が身体を張って挑戦者たちに立ち向かう。
　ということで、お馴染みのメンバーで今日も一日、壮絶な戦いを繰り広げるのだ!!

　戦場レポーターの柳沢慎吾は、先週の夏休みから帰ってきた。しかし彼がレポーターを務めるのは今週で最後となる。

　余談だが、"TBSで一番出世の遅れた男"と呼ばれる桂邦彦プロデューサーは、本日副部長会議（管理職研修）出席のため収録には不参加。くどいほど「副部長会議で相撲ができない」と話して、たけしを呆れさせていたようだ

国境の坂
　隊長の号令を受けて山を駆け下りてきた攻撃軍、今回もいきなりすっ転んでしまっている者がいる。
　前回と比べて今日は坂・地面ともに濡れていて滑りやすい。その代わり頂上から垂れ下がるロープはやや長い。登った先にある下り坂の着地点にはウレタンマットが設置されたぞ。
　いつも通り体力に自信がある者はロープに手を伸ばし、自力で突破する。自信のない者は走って滑って逆戻りを繰り返すか、お互い手を取り合って登るか。中にはどさくさにまぎれて、女性のおみあしを触ろうとする不届き者まで…。いまやお馴染みとなった光景が繰り広げられている。 　必死に乗り越えたかと思いきや、最後の池を跳び越えようとして失敗。水浸しになるのももはやお約束。女性挑戦者の中には、池に転落するのが怖くてなかなか坂を下りられない者もいるようだ。頂上で怖がっていた彼女も、悲鳴をあげながら下っていく…　しかしやっぱり落っこちてしまうのでした。
　一方、一緒に坂を下る野球チームのメンバーと思わしき男性2人組。片方は無事に池を跳び越えたものの、もう片方は縁に顔面を強打して、エビぞりで池に転落…　さっそく悲惨な目に遭ってしまった。
　今週は乗り越えても乗り越えられなくても、泥まみれ・全身水浸しになるという阿鼻叫喚の現場と化した。

　ゲーム終了後、惜しくも坂を越えられなかった敗者に柳沢がインタビュー。
　朝6時ごろ家を出て緑山にやってきたという千葉県松戸市の女性（25歳・パブ勤務）は、悔しいけれど「太ってるからしょうがない」とお手上げ。ちなみに体重は63kg、身長158cmだそうだ。
　続いて登場した22歳・主婦は、マイク代わりに履いていたシューズを持って自らレポートし始めた

悪魔の館
　館が装いも新たに登場！　蜂の巣状の六角迷路になってパワーアップ。たけし城の迷路と言えば六角形を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、番組開始から4カ月経った今回、ファンにとって馴染み深いデザインにリニューアルしたわけです。
　ピンクの色合いで怪しさ満点、部屋数は変わらないものの全体的に広くなり、より迷いやすくなって難易度が格段にアップ。悪魔たちの気合いも十分！　…しかし2人の方が迷ってしまう可能性も。実際に泣き言を漏らしていたらしく、石倉は檄を飛ばしたそうだ。
　今までの正方形迷路には飽きたというたけしも注目の新名所。75人の戦士たちが向かっていく！

• 1人目　男性
• 　谷隊長に迎えられてまずやってきたのは、白衣をまとった挑戦者。右へ右へと進んでいくと、丹古母と鉢合わせ。急いで逃げたが死の池に転落。悪魔の嘲り笑いが館内に響いた
• 2人目　男性
• 　赤いタオルを首に巻いた戦士。たけし曰く"ソープランドくさい"入口から館へ突入していく。
  　丹古母の雄たけびにビビって方向転換するが、今度は金剛と遭遇。再び方向転換すると、やはり丹古母と出会ってしまう。追い掛け回されながらゴールの方向へと走り出すが、残念ながらその先にあるのは出口ではなく池。思いっきり落っこちてしまいましたとさ
• 3人目　男性（27歳・会社員）
• 　青いシャツの男性。右に曲がると丹古母に見つかり、Uターンして違う方向へ進むと今度は金剛と遭遇。慌てて逃げたが金剛に掴まってしまった。「放せ！」と叫びながら逃亡を図ろうと必死にもがくが、結局池に突き落とされてしまうのでした
  　インタビューでは「汚いよ六角形なんて！」と悔しさ爆発させていた

• 4人目　男性
• 　番組によく出場するのが野球チーム。今度は紺に黄色いラインが入ったユニフォームの、背番号15の男が挑む。
  　勢いよく前進するが、行き止まりにぶつかってしまう。Uターンしたところ丹古母と鉢合わせ、そこから館の中を右往左往。追跡を振り切ろうとしたが、最後は運悪く池に転落していった
• 5人目　男性
• 　緑のシャツに赤ズボンという組み合わせの挑戦者。スタート直後、一瞬悩んだが猛ダッシュ！　悪魔に追われながら、着実にゴールを目指す。途中、何かが引っかかって開かない扉にぶつかったりしながらも、なんとか命からがら館を脱出した!!
• 6人目　女性
• 　黄色いシャツの女性挑戦者。雄たけびにビビりながら進むが、丹古母のいる部屋に突入してしまう。逃げたはいいが、やっぱりというか案の定というか池のある扉を開けてしまい、止まれずそのままドボン！　女性初の餌食となったので、たけしや石倉、悪魔たちは思わずにやけてしまう
• 7人目　男性
• 　谷隊長に身体は細いけど速そうだと言われた、背中に「We♥Burger」と書かれている挑戦者。その言葉通り高速で館内を移動していく。半ばヤケクソになりながら次々と扉を開けて進んでいき、最後は池に転落。「くそ～！」とかなり悔しがっていた
• 8人目　男性
• 　続いてのチャレンジャー、入って早々丹古母に見つかってしまう。逃げた先で行き止まりにぶつかり、戻ろうとしたが再度遭遇。一瞬の隙をついて逃走するも池の扉をオープン、そして転落…

竜神池
　予想通りの効き目で、挑戦者たちを次々と倒していった六角迷路。気を良くしたたけしは、次は八角迷路だとか、果ては緑山一帯を迷路にしてしまおうなどと言い出す。5年後、桂邦彦プロデューサーの白骨死体が見つかったら笑うぜ、などと本人不在なのをいいことに言いたい放題。というのも、桂Pは「今日は副部長会議だから相撲はできない」とくどいほど言っていたそうで、よっぽど昇進が嬉しかったようである。そんな"TBSで一番出世の遅れた男"と呼ばれる桂Pに先を越された三角英一ディレクターはだいぶショックを受けていたとか…
　TBSの社内事情はさておき、続く第4関門は定番の「竜神池」。秋になり間欠泉が撤去されたぞ

• 1人目　男性
• 　野球ユニフォームの挑戦者。スタート早々、足元が危うい。向かって手前側のコースを進むが、2歩目で浮き石を踏んでつまづき、池に飛び込んでいった
• 2人目　男性
• 　「国境の坂」でも映った、紺に黄色いラインが入ったユニフォームの片割れ。池の手前で一時停止し、石をよく見て渡っていく。奥側コースを選び、2歩目で浮き石を踏んだが目の前にある石に乗っかりセーフ。その後も奥のコースを順調に進んでいくかに思われたが、離れた位置にある石に向かって跳ぼうとして、足が届かず転落!!
• 3人目　男性
• 　猛スピードで突っ込んでいくチャレンジャー。ダミーも華麗に通過し、ゴール直前で大ジャンプ！　しかし最後にまたもダミーを踏んでしまい、対岸の縁に激突。惜しくも失格となった
• 4人目　男性（19歳・学生）
• 　白い短パンに数字の"3"が入った男性。こちらも猛スピードで駆け抜けようとしたが、浮き石を踏んで急停止。歌舞伎の見得を切るポーズを取りながら、左足で踏んだのはまたもや浮き石。大ドジを踏みながら池に沈んでいった！

• 　インタビューでは柳沢に似ていると話題に。よく言われるらしく、何故か逆に柳沢へインタビューしていた。出っ歯なのもそっくりで、2人並んで歯を見せつけていた
• 5人目　男性
• 　ちょいと太めの挑戦者、スタート直前でつまづいてしまったが、なんとかスタート。中央のコースを駆けるも、3歩目でダミーを踏んで滑ってしまう。しかし他の石に乗っかかり九死に一生を得る。その後は正解の石を踏んで見事ゴール！　ガッツポーズを決めた
• 6人目　男性
• 　今回は全力疾走する者が続出。今度の戦士もスタートダッシュを決める。が、普通の石につまづいて池にドボン！　あっけなく終わった
• 7人目　男性
• 　大ジャンプしながら池を渡っていく挑戦者、しかしダミーを踏んであっさりと沈没
• 8人目　男性
• 　黒いランニングシャツの男性。全力疾走で渡るが、2度もダミーを踏んでバランスを崩す。最後は足が石に届かず、派手に転落！
• 9人目　男性
• 　元気よく登場した紺ジャージの挑戦者。土手でいきなりずっこけてしまった。スタートこそつまづいたが、浮き石を踏みつつも次々と飛んでいき、なんとクリアしてしまった!!

グレートハンター
　いよいよ登場するのは、モンド映画のグァルティエロ・ヤコペッティ監督もビックリという新ゲーム「グレートハンター」。またの名を「グレートハンティング」。たけし城の地図上ではざっくり「射撃」と書かれていた。
　このゲームは谷隊長から金の球を受け取り、動物に扮した軍団たちに向かって迫撃砲をお見舞いするのだ。球をぶつけて、動物の首をへし折ったらクリア。ただし逃げられたら失敗、2匹の悪魔によって檻に投獄されてしまう！　軍団扮する動物たちは実にいやらしく、フィールド内をちょこまかと動き回る。弾数は無制限なので、タイミングよく狙い撃ちしよう。
　そんなわけで、芸人たちが動物のぬいぐるみを着て標的にされるという、涙なしでは見られないコーナーである。

• 1人目　男性vsキリン（ラッシャー板前）
• 　「配置に着け！」という谷隊長の命令を受けてやってきたまず最初の挑戦者は、カメラに向かって元気いっぱいにアピールする男性。張り切る彼の前に現れたのは、四つ足で歩くラッシャー板前扮するキリン。しかしその格好はキリンだか何だかわかりゃしない。ゆっくりと歩を進めるキリンは非常に狙いやすく、2発目に放った金の球が頭部にクリーンヒット！　首がへし折れ、見事クリア!!
• 2人目　男性vsクマ（そのまんま東）
• 　またまたやってきた紺地に黄色いラインが入ったユニフォームの野球チームメンバー、背番号は12。彼のお相手は東扮するクマ。ところがこのクマ、相手が野球をやっていてコントロールがいいと聞くや否や、猛ダッシュでフィールドを横切り逃げ去ってしまう。というわけでものの5秒でゲーム終了。悪魔たちにつかまり、檻に閉じ込められてしまった。哀れ、既にお仲間が3人いる檻に入れられ苦笑を浮かべる挑戦者であった…

• 3人目　女性vsクマ（そのまんま東）
• 　今度は女性戦士がハンティング。「（砲台の）角度変えられるからね」などと、谷隊長が優しくアドバイス。たけしと石倉から女性にはどうしてそんなにやさしいのか、とつっこまれてしまう。
  　彼女の前に現れたのはまたしても東扮するクマ。相手が女性とあっておどけてかわいい表情を浮かべつつ、時に挑発するようなポーズを取る。迫撃砲はなかなか照準が定まらず、逃げようとしたクマに向かって女性が「もう一度出てきて！」と懇願。今回だけの大サービスで戻ってきたクマの頭に球が命中！　自分から当たりにいったようにしか見えないが、とにかくクリア。女性は「当たりました！」と笑顔で次の難関へと向かっていった…

• 4人目　男性vsキリン（ラッシャー板前）
• 　「いくぞ！」と張り切る緑Tシャツの男性。そこへキリンが再登場。今度は二本足で立って歩くキリンに向かって剛速球が飛んでいく。中央の岩場まで進み、迫撃砲に接近。砲弾が頭をかすめるも首が折れない。岩場を離れゴール近くまで進んだキリンの背中に砲弾がヒット。驚いてその場で腰を抜かした瞬間、首が折れてしまった。頭にヒットしたわけではないが、クリアが認められた！
• 5人目　男性vsライオン（大森うたえもん？）
• 　こちらも緑のシャツの男性。壁沿いをのそりのそりと現れたのは立って歩くライオン。岩場に乗って雄たけびを上げるが、砲弾が怖くなったのかすぐに降りてしまう。再び二本足で歩きだし、砲弾を間一髪避けたはいいが、今度は顔面にヒット。しかしここまでやっても未だ首は折れず。そしてライオンが逃げ出してしまい失格。悪魔に掴まり、敗者7人が入れられた檻に放り込まれた

• 6人目　男性vsクマ（そのまんま東）
• 　最後はヒゲの郵便屋さん。「クマ～クマクマ～！」と鳴くクマが再び襲来。はしゃいで砲台に近づくクマの頭に、金の球がクリーンヒット！　首をへし折られたクマはその場で倒れてしまった

　そのまんま東のクマの着ぐるみは、ゲーム開始前にトラブルが発生。頭が大きすぎてサイズが合わなかったという。急遽、美術さんに頼んで中のウレタンをくり抜いてもらったそうだ

跳んでおめでとう！
　非常にバカバカしい「グレートハンター」を十分楽しんだたけし。これで十分だ、飯食って帰って寝たくなっちゃったなどと言い出す始末だが、戦いはまだ終わっていない！
　次は高難度ゲーム「跳んでおめでとう！」である。今回も長方形の着地点が用意されているぞ

• 1人目　男性
• 　紺地に黄色いラインが入ったユニフォームの野球チームメンバー、背番号35。スタートダッシュはいいがポールに掴まれず、途中で落っこちていった
• 2人目　男性
• 　バーを持ち上げてダッシュ、しかしこちらも掴まり続けることができず転落…

• 3人目　男性
• 　「竜神池」を突破した紺ジャージの挑戦者。「頑張ります！」と張り切る。バーの上を持てとたけしは言うが、この挑戦者は頂点に掴まらずジャンプ。ゴールの浮き島の端に着地、池に落ちたら失格だが力を振り絞って這い上がりクリア！　ガッツポーズしながら次の難関へと向かっていくが、揺れる浮き島にずっこけてまたしても転落の危機に…。「竜神池」といい、ここといい、どういうわけか何度もコケてしまうのだった

• 4人目　男性
• 　ノースリーブの男性。「頑張ります」と意気込み、池にバーをぶっ刺す。ところが池の途中で真っすぐ立ったバーは、着地点である浮き島の方ではなくカメラの方に倒れていった
• 5人目　男性
• 　この番組では珍しいサッカーユニフォームの挑戦者。長めに助走を取る作戦のようだ。スタートダッシュし、いざジャンプ。ところが、助走しすぎたのが裏目に出て、浮き島を越えてしまった…

• 6人目　女性
• 　茶色いシャツの女性。助走もそこそこに、悲鳴を上げつつジャンプ！　頭から浮き島に突っ込み、足は池に落ちてしまう。そのままだと失格だが必死にしがみつく。観客の応援を受けて這い上がろうとするが、力尽き諦めてしまったためアウトに

• 7人目　男性
• 　バーをしっかりと持ち上げてジャンプ！　ところが距離が足りず、浮き島に後頭部を激突しながら落水！
• 8人目　男性
• 　「頑張るぞぉ！」と張り切る挑戦者。ポールの途中に掴まりながらジャンプ、浮き島の角に激突。右手で必死にしがみつくが、よじ登ろうとしてもウレタンがどんどん剥がれてしまう。残念ながら這い上がることが出来ず、そのまま失格となった

• 9人目　男性
• 　紅白ストライプシャツのチャレンジャー。頑張りますと意気込むものの、ポールを掴むことができず、悲鳴を上げながらスルリスルリと落っこちていった！
• 10人目　男性
• 　腕を鍛えていそうな挑戦者が現れた。ポールの途中を掴み、浮き島に届くかと思われたが、足が当たってそのまま池に転落…
• 11人目　男性（20歳・学生）
• 　シャツやズボンが銃弾（水性ペンキ）で汚れているヒゲの男性挑戦者。助走をあまりつけずに飛びだし、落っこちそうになる。「ヤベェヤベェ！」と慌てながらポールに身をまかせ、浮き島に激突。マットを掴んで必死に這い上がりクリア！　…したかに思われたが、調子に乗ってガッツポーズしながらポールを持とうと手を伸ばした途端、バランスを崩して背中から池に転落！

人喰い穴
　日もとっぷりと暮れてきたところで、いよいよお待ちかね「人喰い穴」がやってきた。単純な企画だが意外に面白いとたけしは評価しているようだ。だが問題は大念寺誠と渡嘉敷勝男のメイク。これからはいろんなメイクをさせようと画策する。花魁だの白木みのるだの、次々とろくでもないアイデアが飛び出すが…　今後に期待しよう。
　オープニングでの予告通り、大念寺は魔女サマンサ、渡嘉敷は赤鬼となって登場だ！
　先週と同じく、赤鬼の渡嘉敷は右の穴へ。魔女の大念寺は真ん中下に潜んだ。今週からトンネルの出口でお邪魔虫のよろい注が現れた。さっさと避けて正解の穴に突入せよ！

• 1人目　男性
• 　まずやってきたのは、青い服で眼鏡の挑戦者。真ん中上の穴に向かう…　と見せかけて、ぐるっと回って右の穴へ。赤鬼の餌食に！

• 2人目　男性（20歳・会社員）
• 　続いて、薄緑のシャツの男性戦士。よろい注のゲンコツ攻撃をかわして、左上の穴に突入！　見事決戦進出!!
• 3人目　男性
• 　「竜神池」「跳んでおめでとう！」をクリアした挑戦者。よろい注に反撃しつつ、絶叫しながら飛び込んだのは赤鬼が潜む右の穴。穴の中で渡嘉敷に反撃するも、残念ながら失格

• 4人目　男性（39歳・地方公務員）
• 　またまた野球チームの男性。よろい注の攻撃をギリギリで避けて、真ん中上の穴へ飛び込んだ。彼も決戦進出者である
• 5人目　男性
• 　「すもうでポン」で、すがぬまを倒した挑戦者。彼もまた右の穴へと吸い込まれていった…

• 6人目　男性
• 　満身創痍だが「コリントでポン！」を運良くクリアした挑戦者、よろい注に襲われこけそうになる。そんな彼が選んだのは魔女が潜む真ん中下の穴…

カート戦
　秋を迎え、鈴虫が鳴き始めた夜のたけし城。谷隊長の下へ6人の男性戦士が集まった。 　谷隊長の号令を受けて、先週より登場の紅白に彩られた新型カートに乗り込んでいった！

　一方、"動く要塞"こと装甲車に乗り込んだたけしは、相手が6人なのでいつものことだと平気な顔をしている。あれだけいつも同じ作戦を見せてもまだ分からないというのなら、同じ作戦でやろうじゃないかと余裕たっぷり。圧倒的に速い装甲車がやられるわけがないので、いつものようにやって軽く無傷で勝つつもりなのだ。
　出番が来るまで長時間待機していた戦車隊長の山川豊も、疲れを見せず張り切っている。てなわけで、装甲車の号砲一発をぶちかまし、今宵も決戦に臨む!! 　いつも通り左に旋回、軍団の後ろに回るたけしの装甲車。前を行く軍団たちが攻撃軍を倒していってしまう、というお馴染みの作戦である。そんなことなど知る由もない攻撃軍は装甲車を狙うも追いつかず、迫りくる軍団に狙われてしまうのだった。
　会社員とフリーターが装甲車に向かっていくが、水鉄砲が届かない。逆に石倉の持つマシンガンでフリーターのカートが撃破されてしまった。
　続いて大田区役所の公務員が装甲車に接近するが、やはり石倉にやられてしまう。
　そして装甲車は近寄ってきた杉並区の学生や軍団と大激突！　カートから軍団が飛び出すほど派手な衝突事故を起こしたが、たけしは何食わぬ顔で去っていく。
　豪快にフィールドを駆けまわる装甲車を尻目に、攻撃軍のカートは軍団たちによって次々と撃破。
　最後に残った20歳・会社員はお堀の手前に追い詰められ、後方から軍団の集中砲火を浴びて的を射抜かれた。
　こうしてたけし城から自軍の勝利を知らせる花火が打ち上がり、攻撃軍は善戦することなくあっという間に全滅した。
　たけしの宣言通り、いつも通りの作戦でいつも通り無傷でいつも通り勝利してしまうのであった…

　戦いを終え、6人だけど大したことがなかったと、あっけらかんと語るたけし。逆に谷が可哀想、毎回覚えてろと言って敗走していくが覚えが大したことない、などと追い打ちをかける。いい加減歯ごたえがある精鋭を用意してくれないことには、やっていて面白くないようだ。というわけで久々に「たけちゃんと遊ぼう！」係のテロップが表示され、再び通常大会向けの挑戦者を募集することになった。

　さて来週は、改編期である10月に突入。いよいよ番組初のスペシャルが放送される。だが、たけしは嫌な予感がしているようで、裏切り者が出て攻める立場になるかもわからないと言うのだ。もしそうなった場合には、全力を挙げて城を取り返すそうだが…　果たしてたけしとお城の運命や如何に、といったところで今週はお開きとなった