またまた野球中継を挟んで2週ぶりに放送されたたけし城は、夏休み特別企画第2弾! ついに開催された、外国人限定大会である。
ニッポンジンが総力を挙げてもビクともしなかったたけし城を攻略するため、谷隼人隊長が外人部隊の手を借りたのだ。世界21カ国の戦士たちで構成された多国籍軍。当時は冷戦時代ということもあり、主に西側諸国の人々が参加している。
建国210周年を迎えたアメリカの独立記念日である7月4日(金)が収録日だったこともあり、米国のコンテスタントたちは特に気合いが入っている! 当時は日米貿易摩擦が激しさを増している時期だっただけに、うっぷんを晴らしたいところ。
外国人連合軍を率いる谷隊長も、今回はかけ声を「Let's Go!」と英語で指揮を取る。また補佐役として副隊長のチャック・ウィルソンが出場。『スーパーマン』のクラーク・ケントになり切る彼は、この戦いでゲームに挑戦するのだ!
世界からの総攻撃を受けて立つたけし軍は"WELCOME外人"の幕を掲げて歓迎ムード。余裕たっぷり、かと思いきや内心は穏やかではなく…。外国人の圧倒的なパワーには目を見張るものがある。スタッフでさえ、とうとう落城してしまうのではと不安な気持ちを抱いているようだ。いつも余裕ぶっこいているたけしたちも、今回ばかりは油断できない。果たしてたけし城の命運や如何に!?
戦場レポーターの柳沢慎吾は当初手が震えるほど緊張していたが、外国人たちのパワーに当てられ超ハイテンションに。敗者インタビューでは言葉が分からないので、適当に解釈している。
制作裏話では、今大会のために通訳を数人用意したとか。挑戦者で日本語がしゃべれるのはほんの一握り。スタッフでもこれだけの人数相手にルールなどを説明するのは至難の技、ということで通訳の力を借りたのだ。
いつもの何倍もの労力を費やして収録したが、感情表現やアクションがハデで遊び心が分かっている者が多く、それだけに盛り上がったとのことでスタッフの苦労が報われたようだ。
番組のオープニングでは、たけし軍団を追う攻撃軍の場面の後に、今回参加した挑戦者を9分割で紹介するシーンが追加された。
ちなみに、この回は神奈川県横浜市にある「放送ライブラリー」で無料公開されています
参加国 | 21カ国 ※ |
参加人数 | 122人 ※ |
国境の坂 | 109人 |
第一砦 | 88人 |
悪魔の館 | 61人 |
竜神池 | 45人 |
自由への壁 | 36人 |
天国と地獄 | 25人 |
第二砦 | 17人 |
ジブラルタル海峡 | 8人 |
人喰い穴 | 5人 |
カート戦 | 敗北 |
いつもだと駆け登ろうとしては、滑って転んで逆戻りするのがお約束。だが、さすがの外国人連合軍は頭脳プレーが冴え渡る! 坂にへばりついて人間梯子を作り始めたではないか。国や性別を問わず、この戦場で初めて出会った者同士が手を取り合う。泥だらけになりながら、ひとりひとり着実に坂を乗り越えていく。
坂の向こうにある池にダイブしながら、なんとか突破したカナダの女性戦士(25歳・会社員)。柳沢レポーターの「どこから来たんですか?」という問いに日本語で「(東京の)中野坂上!」と答えて彼を吹かせた。この番組には「お金のために参加したのよ!!」とあっけらかんと答えていた!
どんなに泥まみれになっても、水浸しになってもへこたれないチャレンジャーたち。ヘルメットに草を生やした者もいれば、女装した者まで。奇抜で陽気な彼らは、必死ではあるが皆楽しそうに坂を越えようとしている。女装したアメリカの男性(25歳・タレントのキティ・リッター)は、坂の頂上に着いた瞬間大騒ぎ! 奇声をあげながら急な下り坂を降りたが、なんと池を跳び越えていった。そうこうするうちに、チャック副隊長もクリア。スーツや帽子は泥水でグチャグチャである。
最後、人間梯子になった3人の挑戦者はロープに手が届かずタイムオーバー。崩れ落ちてしまった…
今週は大森が守備隊長を務める「第一砦」。頂上に4人、内部に4人、突撃隊4人の合計12人が守備についた。そして外国人部隊に対抗するため、突撃隊の4人が空手の型を披露する!
アメリカンスクールのチアリーダーたちの応援を受けながら、外国人部隊が「第一砦」へ突撃していく。日本人と違って彼らは銃の扱いが巧みである。タレントのキティ・リッターは、どさくさに紛れて雨傘を持ち込んで防御している! 中には水鉄砲を捨てて、生身で決死の突撃を試みる無謀な者まで現れた。的が破れてもキャッキャと楽しそうである。
対する軍団たちは外国人たちの猛攻に終始圧倒され、チャック副隊長にマシンガンを奪い取られてしまった。おかげでラッシャー板前とグレート義太夫は全身ペンキまみれに!
砦での攻防を終え、敗れたニュージーランドの男性(29歳・教師)は「私がここに来たのは、緑の丘とか木がいっぱいで、山を駆け下りたり、泥んこだったりで面白いと思ったんだよ。ニュージーランドでも毎日同じようなことをしていたんだ」と答えていたが、よくわかっていない柳沢レポーターは「ようするにこのゲームは楽しかったけど、やっぱり非常に敗れたことが残念でまたもう一度挑戦したいということなんですよね」とテキトーに翻訳していた。
続いて西ドイツの女性(22歳・教師)、的が全部破れてしまっているのに陽気である。「もう一回しようとは思わないわ」と言いつつ、テレビを見ている母に向かって笑顔で手を振っていた。
外国人のパワーに当てられて、柳沢レポーターも陽気に浮かれながら密林を駆け抜けていく! CMの後は悪魔が潜む、いつもの館が待ち構えている!!
寝起きみたいな顔した殿に呆れる石倉。戦いの最中にも関わらず、たけしは寝ていたらしい。ここまで残った88人の外国人は、ほとんどスパイだと彼は訝しむ。この奇妙な東洋の城の内情でも探っているのだろうか?
池が増設され、ますます過酷さと面白さが増した館。頭脳とパワープレイで悪魔を倒し、館から脱出するのだ!
1人目 男性(アメリカ)
「Let's go!」という谷隊長の命令を受け、チアガールに見守られながら密林からやってきたのは、米国のソルジャー。いきなりストロング金剛に捕捉されたが、力技で強引に突破しようとする。しかし抵抗むなしく掴まり敗北した
2人目 男性(アメリカ)
またまたやってきた米国の戦士。入口のドアを蹴り上げて突入!! が、その先の部屋には金剛が待機していた。右折して突撃していった先には、今回から拡大した池。悪魔2匹に指さされ嗤われてしまったが、水を浴びせて反撃。さらに、池の中から金剛を挑発。それを見ていた敗者(※次に登場するニュージーランドの男性)までが池に飛び込み加勢してきた。さすがの金剛もついにキレて首を絞めていた!!
3人目 男性(ニュージーランド 26歳・モデル)
「イチバン、コマンドー!!」と言いながらやってきた、ニュージーランドの挑戦者。背の高さにたけしも驚いていたが、見た目とは裏腹に慎重な動きを見せる。というのも、その先に悪魔の気配を感じたから。金剛にも丹古母にも待ち伏せされ、観念した彼はとうとう池に向かって派手にダイブ! 最後に再び「イチバン、コマンドー!!」と叫んでいた。
そんな彼に柳沢が敗者インタビュー。「結婚してるの?」という問いに「今 恋人募集中だよ。どうか君の名前、住所を、私に送ってください。あて先は、このテレビ局で」と、TBSを通じて勝手に恋人を募集していた。果たしてこのコマンドーに彼女はできたのであろうか……?
4人目 男性(インド)
次はインドの戦士が勢いよく館に突入! 番組をよく見ているのか、ルートを理解している。丹古母に見つかって掴まりそうになるが、振り切って脱出した!!
5人目 男性(イスラエル)
続いてはイスラエルの兵士だ! 入っていきなりコケてしまったのはご愛敬。こちらもルートを分かっている… と思いきや、ゴールの隣に池が増設されたことは分かっていなかった様子。豪快に落っこちて戦死してしまった…
6人目 女性(オーストラリア 22歳・学生)
"女に優しいニーター"(by石倉)に支えられて、坂から滑ってやってきた豪州のふくよかな女性。しかし悪魔たちは女にも容赦しない。壁を叩いてビビらせる。次第に角の部屋に追い詰められた彼女は、恐怖に打ち震えて池に身を投じた。追い打ちをかけるように、閉じるドアが頭にゴツン! さらにどこかから岩が投げられた。
踏んだり蹴ったりな彼女に鞭打ちインタビュー。柳沢に体重を聞かれ、36kgと答えるがそんなわけがない。本当は63kg!
7人目 女性(カナダ)
坂を駆け下りるも足元が危ないカナダの女性戦士。忍び足で慎重に進み、金剛と丹古母の挟み撃ちに遭う。だが隙をついて逃げ出しゴールに向かう。最後の部屋で金剛に掴まりそうになったが、命からがら脱出してクリアした!!
8人目 男性(イギリス)
坂を滑って降りてきた英国戦士。悪魔たちの雄たけびを聞いて、右に曲がって一直線。まっすぐ進んでそのまま池に転落!
9人目 男性(イラン)
次はイランの挑戦者。スタートして目の前の部屋のドアを蹴り上げる。池に落ちそうになったところで180度転回。丹古母と金剛の追跡を避けて見事脱出! チャック副隊長から拍手された
拡大された池と金剛の頑張りで、20人以上の外国人戦士が敗れ去った。彼らの猪突猛進でアタックするファイトスピリッツについてはたけしも買っていたが、パワープレイだけでクリアできるほど甘くないのだ!
竜神池チアガールに囲まれウキウキな谷隊長。さて次は勘が決め手の「竜神池」。そのまま突撃して突破してしまう者もいるのではないかとたけしは予想するが、果たして?
1人目 女性(ニュージーランド)
まずはニュージーランドの女性ソルジャー。「外人のわりには慎重だね、性格が日本人みたいだ」とたけしは評するが、その慎重さが仇となったか。手前側のコースを進んでいき、4つ目でダミーを踏んで転落してしまった
2人目 男性(アメリカ)
池に向かって突撃していく米国の戦士。3歩目で浮き石を踏んでつまずき、豪快にズッコケて派手に落っこちていった!
3人目 チャック・ウィルソン副隊長
ここでチャック副隊長が登場! しかしやる気とは裏腹にふがいなく、ダミーを踏んで転落してしまう。池から上がるなり、眼鏡と帽子、服を脱ぎ始めた
こうして、チャックマンに変身した彼は、このあと3回ゲームに挑むチャンスが与えられた。この特権で最後まで生き残ることができるだろうか
4人目 男性(イギリス 22歳・教師)
続いて、泥だらけのイギリス戦士。ダミーを踏んでつまずくが、目の前の石に腹を打ちつけながら乗っかったためセーフ。しかし再びダミーを踏んでしまいひっくり返ってしまった。
インタビューでは日本人の奥さんが登場。泥だらけの旦那にキスされて嫌がっていた。そして最後に差し歯を外し、隙っ歯を見せながら「ドウモアリガトウ!」とにこやかに帰っていった
5人目 男性(カナダ)
たけしも思わず「でけぇなぁ…」と驚くカナダの戦士。浮き石で落ちそうになっても何のその。勢いだけで次の石に飛び移る。しかし力技で上手く行くはずもなく、再び浮き石を踏んでドボン
6人目 女性(アメリカ 22歳)
気合いを入れて池に向かってダッシュ! ダミーを踏んで、石に顔を打ちつけながら転落。しかし強引に這い上がって再チャレンジを試みる。ゴール手前まで進むが、足を踏み外して再び転落
7人目 女性(アメリカ 16歳)
今度はその妹が現れた! 姉の仇を討つために、猛スピードで駆けるがやっぱりダミーを踏んでしまって、滑って落っこちてしまった。
インタビューでは姉妹揃って登場。2人にキスされた柳沢レポーター、思わず昇天!
8人目 男性(カナダ)
フルスピードでもう止まらないチャレンジャー。案の定、浮き石を踏んでつまずいて池に落ちていった
9人目 男性(アメリカ)
浮き石を踏んで足を踏み外し転落。しかし、前にある石に登って強引に復帰。何度も何度も浮き石を踏んで、転落の危機を迎えるがその度にふんばって、とうとう池を渡り切ることに成功した!
10人目 男性(アメリカ)
ダミーを踏んでゆっくり落ちそうになった挑戦者、だが目の前の石にしがみつきよじ登る。今回の挑戦者たちは強引に復帰してしまう、諦めの悪い者ばかりだ。しかし連続でダミーに足をかけてバランスを崩し、池に落っこちてしまった
石倉や谷隊長、つまみ枝豆とそのまんま東らも参加しての食事会。上記の他に炉端焼きやお刺身、スイカなど日本料理を振る舞った
自由への壁…先ほどの食事会にたけしは激怒!? 「毒入れといたか?」、「落ちた奴呼んで食わせてどうする、これからやる奴に変なもの食わしてやるんだよ!」と、臭いものを喰わせてダウンさせろとお怒りの様子。しかし石倉に言わせると納豆は喰うわ、なまこは喰うわ、何でも喰っちゃっていたんだとか。
豪華な食事にありつけなかった生き残り戦士たちは、"フリーダムボード"こと「自由への壁」へと向かう。悪天候のため地面はドロドロ。しかし、そんな過酷な環境下でも挑戦者たちは果敢に突撃していく。超絶パワーにセットも吹っ飛ぶ!?
1人目 男性(西ドイツ)
まずやってきたのは、ベルリンの壁が崩壊する前の西ドイツからやってきた挑戦者だ!
【1列目】一番奥の壁に思いっきりタックルして通過。
【2列目】次に選んだのは左から3枚目の壁。硬い壁に思いっきり跳ね返されて一回転。その場で倒れ込んでしまった!
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | - | ○ | ||
3枚目 | - | - | × | - | ||
2枚目 | - | - | - | - | ||
1枚目 | - | - | - | - |
2人目 女性(アメリカ)
続いて米国の女性チャレンジャー。
【1列目】奥の壁にぶつかってフラフラ。失格したのに笑顔を振りまいていたが、よっぽど悔しかったのか壁に向かって唾を吐いていた!
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | - | × | ||
3枚目 | - | - | - | ○ | ||
2枚目 | - | - | - | ○ | ||
1枚目 | - | - | - | ○ |
3人目 男性(オーストリア)
今度は中欧、オーストリアの戦士だ。
【1列目】まずは左から3枚目の壁をぶち破る! ひっくり返ったが無事通過。
【2列目】そのまま真っすぐ、左から3枚目の壁に体当たりするがぶっ飛ばされてしまいKO!
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | - | ○ | ||
3枚目 | - | - | × | ○ | ||
2枚目 | - | - | - | - | ||
1枚目 | - | - | - | - |
4人目 男性(イギリス)
今度はイギリス、青ジャージの男性戦士が攻めてきた。
【1列目】まずは奥の壁をぶち抜いて通過。
【2列目】一直線で奥の壁を体当たりで通過。
【3列目】待ち構えていた武者人形(仮)を避けて、一番左の壁に頭からぶつかる! しかしそれは残念ながらダミー。クリアできなかった腹いせに、他の壁をキックしていた
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | ○ | ○ | ||
3枚目 | - | - | - | ○ | ||
2枚目 | - | - | - | × | ||
1枚目 | - | × | - | ○ |
5人目 男性(アメリカ)
今度は白いマスクを頭にかぶった奇抜な男がやってきた!
【1列目】左から3枚目の壁に飛び込んで通過!
【2列目】クルっと回って、次に選んだのは左から3枚目の壁、しかし跳ね返されて滑ってひっくり返ってしまった
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | - | - | ||
3枚目 | - | - | × | ○ | ||
2枚目 | - | - | - | - | ||
1枚目 | - | - | - | - |
6人目 男性(カナダ)
今度はカナダのチャレンジャーが駆け込んできた。
【1列目】一番奥の壁を突き破って通過。
【2列目】次はそのまま奥の壁に飛び込んで、これも通過。
【3列目】武者人形から逃げて、またもや奥の壁にジャンピングアタック!
【4列目】さぁ、最後は意表をついて左から1枚目の壁に飛び込む。見事クリアだ!!
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | ○ | ○ | ○ | ||
3枚目 | - | - | × | - | ||
2枚目 | × | - | - | - | ||
1枚目 | ○ | × | - | - |
苛烈な攻撃や難関にもへこたれず、立ち向かっていく外国人戦士たち。自らの国旗を掲げて、たけし城に向かって前進を続ける。CMの後はいよいよ後半戦だ!!
雨が次第に強くなり、攻撃軍を苦しめる! 続いて登場はご存知ターザン渡り。しかし外国人たちには馴染み深く、得意種目かもしれない。ロープ1本を頼りに、小さな着地点へ渡らなければならない。落ちたら即、池に飲み込まれるぞ!
これまでこの関門をやっていた場所は「跳んでおめでとう!」に奪われてしまったので、別の場所に池を設けて行われた
1人目 チャック・ウィルソン副隊長
スーパーマンに変身したチャック、しかし胸の"C"マークが剥がれ落ちてしまっている。仲間たちの声援を受けて最初にチャレンジ! マントをはためかせながら跳び、着地点の島に足をかけたがバランスを崩して池に転落! 石倉の読み通り失敗してしまった。これでチャックの残りライフは2!
2人目 男性(アメリカ)
力のありそうな戦士。だが跳ぼうとした瞬間、スタート台にケツを打った! これで飛距離が稼げるわけもなく、途中でロープを離して池にドボン!! 爆笑をかっさらっていった
3人目 男性(西ドイツ)
手足が長い西ドイツのソルジャー。高い位置でロープを離して、ゴールの島に飛び移る。しかし上手く着地できず池に転落してしまった
4人目 男性(カナダ)
ロープの持ち方が上手く行かない挑戦者。跳んだはいいがゴールには届かず、諦めて池に身を投じた
5人目 男性(カナダ)
次もカナダの挑戦者、こちらはロープを上手く使って跳んでいく。しかし惜しいかな、ゴールに数センチ届かず背中をぶつけてしまった!! あと一歩でクリアできず、悔しがっていた
6人目 チャック・ウィルソン副隊長
諦めの悪いチャックが再び挑戦! 今度こそという思いでジャンプするのはいいのだが、ゴールで足を踏み外した上、アゴをぶつけてひっくり返ってしまった。残りチャンスはあと1回!
7人目 女性(シンガポール 26歳・教師)
跳び方が分からない彼女、ロープに体重を持ってかれて、そばにあった木にひっかかりながら池に落ちてしまうのだった…
柳沢レポーターに顔を拭いてもらいながらインタビュー。年齢を聞かれたので答えたが、言葉が分からない柳沢は「51(歳)?」と聞き返していた
8人目 男性(スイス)
上手く反動をつけて跳ぶ、スイスの兵士。危うく落ちそうになったが、ゴールによじ登ってクリア!!
9人目 男性(カナダ)
両足を天に向けながら跳ぶカナダの挑戦者、しかしもう少しの所で惜しくもゴールに届かず、池に落下!
10人目 キティ・リッター 男性(アメリカ 25歳・タレント)
アメリカのニューハーフ? いや女装した男性タレントがいよいよ登場だ! 意を決してジャンプ。しかし、ゴールに届かず池に落っこちた! 足が抜けず泣くわ喚くわの大騒ぎ!!
顔が引きつった柳沢が果敢にインタビュー。「あなたの恋人です」と言いながらキスしようとしてきたので、柳沢の表情はみるみるうちに青ざめていた
11人目 チャック・ウィルソン副隊長
池から這い上がってきた男・チャックがラストチャレンジ。しかし泥だらけで"スーパーマン"らしさはどこへやら。マントを外して真剣な顔つきで挑み、ゴールに着地しついに"三度目の正直"か? と思いきやバランスを崩して池に落っこちてしまった。残念ながらここで脱落である
伝令のラッシャー板前が、その名の通り板前姿で登場。25匹のししゃもを持ってきて生き残りを報告したが、全くウケなかったのでたけしに怒られていた。
さて今度は「第二砦」で2度目のガンファイトが始まる。銃の扱いに慣れているであろう外人戦士たちは、果たしてたけし軍を蹴散らすことができるであろうか?
1人目 男性(イギリス)
vsガダルカナル・タカ(人間100万円)
まずは大阪百万円と見せかけて、ガダルカナル・タカによる100万円攻撃。たけしを肖像にした100万円札がイギリス兵に襲い掛かる。逃げてばかりかに見えたが、札束の着ぐるみで攻撃を巧みにガード。撃っては背を向け、撃っては背を向けを繰り返して挑戦者の的を撃ち抜き、日本の怖さを見せつけた
2人目 男性(スイス)
vsダンカン(自由の女神像)
続いて現れたのはダンカン扮する自由の女神。ニューヨークでは建造100周年に合わせ、お化粧直しをしてピカピカになったばかりの女神像が公開された。一方こちら緑山の女神は、中身がおっさんなので汚いばかり。的は右手に掲げるたいまつの先に取りつけられている。
しかし相手はアメリカではなくスイスの戦士。女神は転んだ瞬間、的が取れて自滅。恐れをなして哀れ逃げ去っていった。よって、「第二砦」初の不戦勝!
3人目 男性(アメリカ 22歳・軍人)
vs井手らっきょ(アントニオ猪木)
次は井手の十八番、猪木のものまねをしながら登場だ。対するアメリカ兵は木に上手く隠れながら、井手の的を撃ち抜いて勝利した!
4人目 男性(オーストラリア)
vsグレート義太夫(西郷隆盛)・松尾伴内(犬のシロ)
威勢よく登場したが、いきなり犬がひっくり返ったので、ロープが絡まって転んでしまった西郷どん。やってきたのは豪州の戦士。西郷と犬は2人分かれて挟み撃ちする作戦だ。しかし犬は挑戦者に捕まって撃たれてしまった。残った西郷も追い掛け回され、撃たれ放題。なすすべもなく、ただただやられているだけだった
5人目 男性(アメリカ)
vs城みちる
最後は城隊長の出陣である。坂でつまづいてばかりの挑戦者は大量のペンキを喰らう。激しく絡み合う2人だったが、城が放つ銃弾が当たって的が破れた。今日は勝ったと城隊長は大喜びし、有終の美を飾った
たけしも役に立たないと匙を投げる「第二砦」。今回を持ってついに最終回となったのでした…
ジブラルタル海峡何故か山中にある海峡。これを越えればたけし城はもうすぐだ!
今回は橋の裏側にも3つの岩が取り付けられ、合計6つの岩が外人部隊の進軍を妨げる。つり橋は激しく揺れ、おまけに2台の迫撃砲から容赦なく砲弾が発射される。たけし軍は日本人だろうと外国人だろうと、情けはかけないのだ!
1人目 男性(ギリシア)
まずはギリシアのチャレンジャー。最初の岩に近づいたところで、後方からの砲弾が背中に直撃! よろけた拍子につり橋が回転し、真っ逆さまに転落していった
2人目 女性(アメリカ 20歳・学生)
体勢を崩して、橋に座り込んでしまったアメリカ人女性。這って行こうとするが、軍団が容赦なく迫撃砲で狙う。一つ目の岩を立って乗り越えたが、斜めになった橋に耐え切れず、海峡に身を投げてしまった!
インタビューでは痛かった、怖かったと流暢な日本語で答えていた。砲弾を喰らったのだろう、左ひじが赤くなっていた
3人目 男性(イラン)
立ちあがって最初の岩を乗り越えようと四苦八苦しているイランの戦士に、軍団の魔の手が襲う。石倉の指示でケツを狙われた。同じ場所でずっといると砲弾を何発も喰らってしまうのだ。
無理矢理乗り越えようとした瞬間、つり橋がクルリと回って絶体絶命の危機に。それでも橋に掴まって、しぶとく岩を乗り越えようと必死に戦う。
橋の裏側から行こうとするが、こちらにも設置された岩が邪魔で、掴むところがなくそう簡単には進めない。そして右腕に砲弾が当たり、とうとう力尽きて落っこちていった。
4人目 男性(デンマーク)
橋がひっくり返った状態で、腕力だけで渡っていくデンマークの挑戦者。最初の2つはかわしたが、問題は岩が4つ集中している地帯である。その長い手足を使って、裏側に付いた岩を越えようとするがいかんせんこれが大きいのだ。そうこうしている間に、軍団が迫撃砲をお見舞いしてゲームセット。健闘むなしく落ちていった
5人目 男性(イギリス)
最初の岩で四苦八苦。何発も何発も弾を喰らいまくり、橋の中間地点で落下してしまった
6人目 男性(西ドイツ 31歳・教師)
1つ目の岩を乗り越えたが、つり橋が回転。必死に掴まり、なんと軍団を挑発し始めたではないか。「カモン、カモン」と余裕ぶっこいている彼に、軍団も期待にお応えして頭に向かって砲弾を発射! この直撃でヘルメットが海峡に落ちていってしまった。そのため、砲弾をもろに頭部で受けてしまう。
しかし、ここから挑戦者は本領を発揮。モンキーのように橋に掴まって、裏側から進んでいく。長い手足ですべての岩を乗り越え、ついに海峡を渡り切った! 応援していた仲間たちも大喜びだ
7人目 男性(カナダ)
男の大事な部分を手で隠しながら進んでいく、カナダの挑戦者。しかし股間隠して頭隠さず。頭部に砲弾を喰らってしまった! この衝撃でバランスを崩し、呆気なく落っこちてしまうのであった…
あれだけいた精鋭たちも、いまや4カ国8人だけとなってしまった。海峡を突破し、国旗を掲げながら次の難関へと攻め込むのは、アメリカ、スイス、スペイン、西ドイツの戦士たち。この中で最後まで勝ち残るのは、いったいどの国のソルジャーであろうか?
雨脚が強くなってきたため、たけしは「こんな中でよく続けられるな」と不満たらたら。でも石倉に言わせれば、逆にこの状況でやっているのが"一種の快感"なんだとか…
いきなり瓦割りで度肝を抜く大念寺隊長、しかし瓦はよく見りゃ発泡スチロール製である。そして軽くジャブしながら現れた渡嘉敷隊長。間抜けな特訓シーンを終えて、今からやってくる外人部隊たちを煽る。
今日も意味不明なメッセージを残して穴の中に隠れる2人。渡嘉敷は真ん中上。大念寺は右である。今週は渡嘉敷の潜む穴にグローブ、大念寺の穴に卍のマークが表示された
1人目 男性(アメリカ 18歳・大使館勤務)
トンネルをくぐってまずやってきたのはアメリカの戦士。彼は真ん中下を選んで無事通過した!
2人目 男性(スイス 18歳・学生)
続いてスイスの選手。彼も真ん中下に入って決戦進出!
3人目 男性(スイス)
「チクショー!」と言いながらトンネルから出てきたのは、こちらもスイスの挑戦。そんな彼が選んだのは渡嘉敷が潜む真ん中上。渡嘉敷のパンチでくたばってしまった
4人目 男性(アメリカ 22歳・軍人)
再び米国の兵士。彼も真ん中下の穴に突入して「カート戦」に進出だ!
5人目 男性(西ドイツ)
ヘルメットに草を生やした西ドイツ戦士。「ワァーオ!」と雄たけびをあげながらトンネルから出てきた。そして彼は真ん中上の穴に入り、渡嘉敷の餌食に…
6人目 男性(スイス 29歳・会社員)
またしてもスイス。彼も真ん中下の穴を選んだ。もしかすると残った挑戦者でどの穴に入るか相談したのかもしれない。ともかく「カート戦」進出である!
今回の外国人大会は最終的に2カ国5人の勇士が残った。彼らは意気揚々とクジラ型カートに乗り込んでいった。
対するたけし軍。雨でたけしはタオルを巻いてほっかむり。たけし軍専用のヘルメットは恥ずかしいらしい。今回の作戦は、家臣がかしらを守る日本古来の作戦を展開。かしらがいない外国人部隊は「俺も、俺も」と前のめりで攻撃してくるので、そこを突こうというのだ。
たけし軍は海賊船とサメ型カートに乗り込み、クジラに食らいつこうとする。果たして今宵の戦いは如何に? ちなみに、山川豊隊長はお休みです
いつも通り、軍団の裏手に回っていくたけしの海賊船。かしらを守るため、軍団たちは外国人に向かっていく。
まず餌食になったのは米国の女性、海賊船目指して進んでいくも集中砲火を浴びて失格。
次はアメリカの軍人。軍団のカートを攻撃している間に、もう1台に的を射抜かれてしまった。
戦場をぐるっと回る海賊船、そこにスイスの会社員が攻撃! 的を銃弾で染めたが破れない。
その間に大使館勤務の戦士が軍団にやられ、アメリカ勢は全員アウト。
そして残るスイスの戦士たちも撃たれゲームオーバー。城から花火が上がり、たけしの高笑いがこだました
さすがに今週は落城するかと、たけしもスタッフも気が気でなかったようだが、終わってみればなんてことはなくたけし軍圧勝で幕を閉じた。敗れた外国人たちではあったが、彼らは最後の最後まで収録を楽しんでいたようだ。これだけ盛り上がるんだったら、また外国人大会をやりたいとたけし・石倉の2人は語る。
国籍を問わず城を攻め落とす勇気ある戦士の挑戦を、たけし城はいつでも待っている!
挑戦者たち Yaah!!
谷 このぐらい行ってますからね。あらっ、ちょっと見て下さい。今日はね、チャックが来てますよ
攻撃副隊長 チャック・ウィルソン あ、どうも
谷 チャックさんね、今日期待してるからね。僕はボス。You are, SUB BOSS. サブボスね
チャック サブボスね!
谷 サブボス。サブボスがいるから今日心強いよ。やっつけます
チャック はい、やるで!
谷 よし、それではいくよ! Let's Go!!