またまた野球中継を挟んで2週ぶりの放送となったたけし城は、以後恒例となる親子大会を初開催!
親子で力を合わせてたけし城攻略に挑むわけだが、今回は特別なルールがある。ゲームに2人で挑戦する場合と、どちらか片方だけが挑戦する場合の2パターンがあるが、いずれにしても片方がミスすると連帯責任でその親子は失格となってしまうのだ。この非常に厳しいルールを乗り越え、決戦まで勝ち残る親子は現れるのであろうか?
桂邦彦プロデューサーが番組の成功でついに"副部長"へと出世を果たした(TBS制作局演出2部副部長)。桂Pに代わって、たけしと石倉が今回集まってくれた親子たちに御礼申し上げた。出世を祝してというかどうかは分からないが、2人の衣装がまたまた変わっている。
さて、親子軍を待ち構えているのは親不孝者だらけのたけし軍。
「人喰い穴」の渡嘉敷勝男は子泣き爺、大念寺誠はミイラ男に。ミイラ男はもはや誰が誰だかわからない。
「カート戦」の戦車隊長、山川豊は今週休まず出演。
新ゲーム「すもうでポン」では忍竜、すがぬま伸が初登場!
城みちるは「第二砦」守備隊長を更迭され、新衣装で現れた。
そしてストロング金剛、丹古母鬼馬二、たけし軍団、武者人形と、お馴染みの面々が立ちはだかる!!
参加組数 | 68組 |
国境の坂 | 66組 |
第一砦 | 64組 |
悪魔の館 | 51組 |
キノコでポン! | 45組 |
すもうでポン | 39組 |
親子の重み | 30組 |
跳んでおめでとう! | 19組 |
ジブラルタル海峡 | 8組 |
人喰い穴 | 6組 |
カート戦 | 敗北 |
親子68組が国境地帯の山に集結。お馴染み金子造園も親子で登場。今日はお嬢さんとお揃いの恰好で挑む。そして沖縄から外国人の親子も参戦した
柳沢は「みんなのお役に立ちたい」などと言いながら、よく滑るように坂をモップで拭いていた。というわけで、水で滑りやすくなっているこの坂に、親子たちが攻め込んでいく。2人とも乗り越えないと失格となるだけに、さっそく親子愛が試される難関だ。
だいぶ苦戦する者がいる中、Tの字を入れたシャツの親子は、手を取り合って坂を乗り越えることに成功した! ちなみに今回は、池の代わりにウレタンマットが敷かれている。坂を滑ったら水びたしになる、なんて心配はないぞ。
坂を乗り越えた11歳の少年は、父が坂の手前で苦戦中。父の名を呼びつつ「早く来い!!」と叫んでいた
金子造園社長のお嬢さん(9歳)は父を置いて先に乗り越えてしまった。当の社長は他の子に乗っかられて大苦戦。
挑戦者たちが泥だらけになる中、先ほどクリアした11歳少年の父(41歳)が乗り越えてきた。みんなを助けようとしたが、諦めて先に行ったという。
初めて会う親子同士協力し合っているが、重みでロープがちぎれて滑落。中には、坂の頂上で仲間を助けようとしていたら、足を踏み外して先に行ってしまったお父さんも…。
子供たちが先にクリアする一方で、親が先に乗り越えるケースもあり。子供を置いてクリアしてしまったお母さん(34歳)、娘が心配で気が気でない。向こうにいる娘に向かって絶叫していたが…
残念ながら2組の親子が、早くも脱落したのであった
第一砦66組、総勢132人の親子が進軍していく! 相対するたけし軍は、砦の上に3人、内部に4人、突撃隊が4人の計11人体制。親子大会とあって、突撃隊は強力なマシンガンを装備した者が2人も混じっている。彼らの激しい攻撃を掻い潜りながら突破しなくてはならない。なにより、今回は1人でも的を射抜かれたら失格となってしまう。運命共同体である親子たちは、互いに頼り、互いに助け合い、互いにかばい合って突き進むのだ。くれぐれも子(あるいは親)を置いて、自分だけ先に行ってしまうことがないようにしてもらいたいものである。
的を射抜かれ泣きべそをかいている息子をやさしく持ち上げ、頂上に登るお父さん。娘と手を取り合い、ひたすらに駆けていくお母さん。泥だらけになり、ペンキまみれになりながらも必死に戦う、さまざまな親子の絆が見られた。そんな親子パワーに圧倒された軍団たちは、呆然と立ち尽くすのであった…
親子軍の役に立とうと(?)草刈りをする柳沢レポーターであった。
64組の親子たちは、次なる難関目指して進軍を続ける。コマーシャルの後、2人の悪魔が襲い掛かる!!
子供をガキ呼ばわりした石倉を注意するたけし。テレビを見て頂いているのにそんな失礼なことを言ってはいけない、"クソガキ"と呼びなさいとのこと。
というわけで、今回は親子大会特別ルール。親が中に入り、クソガキことお子様が館の上からナビゲーションしてゴールへと導くのだ。だが、子供の指示が悪魔たちの耳にも入る上、必死にチャレンジする親は聞いている余裕などない。かえって混乱を招くだけなので指示しない方がいいかもしれないが、これも全国に放送して視聴率をアップさせようという、スタッフが考えた涙ぐましいアイデアなのだ。
とにもかくにも、親子たちの奮闘ぶりを見てみようではないか
1組目 父(41歳)・息子(11歳)
まずやってきたのは、先ほどの坂で紹介された父親と少年。
「右!」という指示を受けて、入って早々右折するお父さん。しかしその先には池が仕掛けられている。慌ててUターンすると後ろから金剛が追いかけてきた。追及をかわしたはいいが、丹古母に捕まってしまい万事休す。息子の見ている前で顔中墨だらけにされ、親の面目丸潰れ!
2組目 母・息子
今度はお母さんが挑戦する。スタートしてまず右へ行け、と指示され右へ右へと進んでいく。だが途中で丹古母が待ち構えていた。驚いた彼女は角の部屋に追い詰められ、そのまま池にドボン! それを見ていた息子は何も言わずただはにかむばかり…
3組目 父・息子
「こっち行って!」の指示で右の方へ進む父親。しかしその先には丹古母が潜んでいる。扉の裏に隠れていた悪魔を見るなりUターン。今度は「あっち行って!」と言われて進んだ方向に泥の池!
4組目 父・息子
「前ダメ!」と、前の部屋に悪魔(金剛)が潜んでいることを知らせる息子。悪魔がいないルートを探るお父さんだが、丹古母に見つかってしまう。戻って逃げようとしたが、今度は金剛に発見される。金剛・丹古母の追跡を振り切り、ゴールに向かってダッシュ! 見事クリアしたが、息子のナビゲーションの意味はあまりなかったかもしれない
5組目 母・娘
ヘルメットに草を生やした陽気なお母さんが現れた! 娘が必死に声を上げるのだが、悪魔の雄たけびでかき消されてしまう。かくして悪魔2人に見つかって追われた母は、哀れ池に突き落とされてしまうのだった…
6組目 母(36歳)・息子(12歳)
「落ちたらお前だぞ」と、息子を脅す怖い母親。怒りを買わぬよう、あっち、そっち、と必死に指示するが、悲しいかな息子の声は届かない。右往左往するうち、とうとう悪魔に追い詰められた母は、息子に「走って!」と言われて池に向かって走り出してしまう。息子の言う通りに動いて落っこちてしまった!
初めは怖い表情を浮かべていたお母さんも、思わぬ結果にインタビューでは笑ってしまっていた
7組目 母・娘
「ダメ!」と叫ぶ娘の声が聞こえたのか、はたまた金剛を見てしまったのか、池のある方に向かって走り出す母。なんとか池の一歩手前で踏みとどまりゴールを目指すも、丹古母に確保されてしまった。顔に墨を塗られ、さらに池に突き落とされる哀れなお母さんであった…
やっとタイトルが決定した「キノコでポン!」。考案者である長野県の高校生、16歳の女の子が緑山に招待された。約束通り、このゲームにチャレンジしてもらうこととなった。
今回のキノコは特別仕様。お子様に挑んでもらうのでいつもより小さく、軸がひと回り細くなっているのだ。そのぶん回転スピードが格段にアップし、いつもより大きく回る。女の子はいつも通り、ロープを使用することが許されているぞ。
吹っ飛ばされないようしっかりと掴まり、ゴールで待つ親の胸に飛び込んでほしい!
「キノコでポン!」命名者
タイトルをつけた女子高生がチャレンジ! ロープを撒いて、猛スピードで回転するキノコにがっちり掴まる。最後まで態勢を保ち、見事渡り切ることに成功した!
1組目 父(38歳)・息子(10歳)
身が軽そうな少年がキノコに掴まる。父の声援を受けて無事渡り切ることができるか? 男の子なので、側面に唯一開けられた穴に手を伸ばして飛んでいくことになる。
中間地点を過ぎた辺りでキノコから足が離れ、転落の危機に。しかし父が待つゴールの島まで耐えきって、無事成功した!
この難関を見事クリアしたため、インタビューでは父子ともども非常に喜んでいた。柳沢のエールを受け、次なる難関へと進む!
2組目 母・息子
キノコに掴まる姿がちょっと危ない少年。谷隊長に支えられて、いざスタート! 初めは何とか耐えていたが、次第に回転スピードが増すキノコから手を離してしまい転落! ゴールで様子を見ていたお母さんは、なんとも悔しそうでした
3組目 父・息子
今度の少年は、キノコにしっかり掴まってスタートを決める。そのまま最後まで体勢を崩さずゴールに到達。最後はキノコに吹っ飛ばされてしまい、上手く着地を決めることはできなかったが、父に手を取ってもらって起き上がり、次へと進んでいった
4組目 父・娘
次は女の子なのでロープを使う。小さい子なので、谷隊長にお尻を持ち上げてもらってキノコに掴まり、池の上を飛んでいく。先へ行けば行くほど回転力がアップし吹っ飛ばされそうになるが、見事パパの元へと到着! ゴールの島ではキノコから落っこちて危ない目に遭ったが、パパに支えられて次を目指す!
5組目 父・息子
谷隊長に支えられキノコにしがみつき、空中散歩開始。しかしスタート直後「ヤバイヤバイ!」と絶叫。回転に耐え切れず落っこちてしまった。そんな息子を見て父は大笑い。挙句「泳いでこい、泳いで!」と、最後までスパルタなお父さんであった
6組目 父・息子
半分を過ぎたところでキノコから滑り落ちそうになり、振り回される少年。しかし最後までふんばって渡り切り、見事ゴールした!
7組目 母・息子
今回は合格者続出のこの関門。続いての子もクリアできるであろうか?
今度の男の子は、苦しい表情を浮かべながら空を飛ぶ。母の「しっかり掴まって!」という応援を受けながらがんばるが、あともう少しというところで惜しくも失敗…
8組目 母(42歳)・息子(8歳)
次の少年、途中でキノコから足が離れピンチに! ゴールの縁へと吹っ飛ばされ、池に落ちそうになった息子の元へ母が駆け寄り、無事救出に成功! 見事な親子愛を見せた!!
新種目が登場! くじ引きで出た玉の色の土俵を守る対戦相手と相撲で勝負する。先に手足が地面についてしまったり、土俵の外から出てしまった方が負けである。今大会だけの特別ルールとして、親子2人で力を合わせてたけし軍の力士1人と戦う。親子2人とも倒されるまで試合は続く。先に1人が負けてしまっても、もう1人が敵を倒せばクリアとなるのだ。
ちなみに女人禁制の大相撲の土俵と違って、緑山の土俵は女性も足を踏み入れることができる。しかし相撲なので、挑戦者たちにはもれなくまわしを締めてもらう!
さて、今回たけし軍が用意した5つの土俵を守る力士たちは…
初代貴乃花の兄弟子という元二子山部屋の忍竜
か細い城みちる。今回は「第二砦」ではなく土俵を死守する
病み上がりのすがぬま伸
体重だけは重い、軍団のグレート義太夫
巨大な起き上がりこぼしのハリボテ君。この人形は頭が地面に着くまで押さないと、勝利は認められないぞ
行司はガダルカナル・タカが担当する
1組目 母・息子
vs 城みちる
最初に試合に臨むのは、母親と男の子のペア。子供が引いたのは黄色、これは城みちるである!
相手が弱そうなので「やったやった」と喜ぶお母さんだが、城隊長は「ナメられたから本気でやるよ!」と闘志を剥き出しにする。土俵に塩を撒いて、いざはっけよいのこった! 2人がかりで城にしがみつく親子。母は上半身を押し、息子は足を引っ張る。それでも城は親子を振り回して土俵の外に投げ飛ばそうとするが、2人の力に圧倒されるばかり。最後、母に足をかけて倒した城だったが、そのままの勢いで自分も倒れてしまった。
最後まで子供が残ったということで、この勝負は「寄り倒し」で親子の勝ち!
2組目 母・娘
vs ハリボテ君
次の親子が引いたのは青、最弱のハリボテ君だ!
親子に押し倒され、やられるだけの彼。土俵外に頭が付いて、この戦いは「押し倒し」で親子の勝ち!
3組目 母(34歳)・娘
vs グレート義太夫
3番目は「国境の坂」で自分だけ先にクリアしてしまったお母さんが再登場。身を案じていたが、どうやらあの後、娘も坂を乗り越えたらしい。
彼女たちはここで軍団一の巨漢、グレート義太夫と対戦。戦う前から母親の方は怖がっている。そして取組が始まると、親子は義太夫の身体を押して土俵の外へ押し出そうと試みる。しかし義太夫は女2人の力を難なくかわし、娘の腕を掴む。そこへ母親が左足を持ち上げて振り回す。右足一本でなすすべがない義太夫は、母親に突き倒されてしまうのであった。
よってこの戦い、「突き倒し」で親子の勝利!! 初めはあんなに怖がっていたが、結局一番怖いのは義太夫ではなく母の方だった!
4組目 父・息子
vs すがぬま伸
柔道着の親子が引いたのは"歩く肝硬変"だの"歩くホロコースト"などとあだ名されているすがぬま伸。
いきなり猫騙しをして油断を誘うすがぬまだが、そんなものがこの親子に効くはずもなく… 父親に突き倒されてひっくり返ってしまった。「突き倒し」で親子の勝利!
5組目 父(39歳)・息子(11歳)
vs 忍竜
子供が引いたのは、最強力士の忍竜! しかし男の子は恰幅が良く、いい勝負が期待できそうだ。
父子で忍竜を押し出そうとするが、逆に押し返されてしまう。まず父が「突き倒し」で負け、残った息子も「押し出し」でやられてしまった。
インタビューによると、息子さんは柔道と野球をやっているとか。柳沢レポーターはこういう少年が好きなようで「勉強できなくてもいいよ!」と頭をなでるが、父曰く勉強できる子。思わぬ失礼をしてしまった柳沢は恐縮しきり
6組目 父(24歳)・息子(6歳)
vs 城みちる
沖縄の外国人親子が城と対戦! 子供を投げ飛ばした城だったが、父親の怒りを買ってしまい(?)土俵外に投げ飛ばされてしまった!
「小手投げ」で親子の勝利!
7組目 父・息子
vs 忍竜
次に出たのは紫、よって忍竜。
まず子供を「寄り倒し」、父親を「小手投げ」で投げ飛ばし、忍竜の勝ち
8組目 父(38歳)・息子(10歳)
vs 忍竜
「紫だけはやめろよな!」という父の願いむなしく、紫の玉を引いてしまった息子。こうなったら忍竜と戦うしかない!
四股を踏んで父親は気合いを入れる。取組が始まるや否や、なんと父親は相手に飛びかかる! そして二人馬力で、最強力士の忍竜を外に出してしまった!
「押し出し」で親子の勝利!! 会場からは大きな拍手が上がった!
忍竜をも倒してしまった親子戦士たち。実に見事なパワーを発揮して過酷な難関を突破していく。
まだ半分以上生き残っており、今週こそ落城が期待できそうだ。CMのあとは、もうひとつの新種目が待ち構えているぞ!!
親子大会限定の新ゲームがついにお出ましだ。これはシーソーの両端を、親子がタイミングを合わせながらバランス良く渡っていくというものだ。2人の息を上手く合わせないと、すぐ池に落ちてしまうぞ。
シーソーは全部で10本。初めの3本は幅広だが、4本目から細くなる。合格すると噴水が上がるぞ(※「決死の暴走列車」からの流用)
1組目 父・息子
セミを模した異様なスタートゲートをくぐって、「頑張るぞ!」「オーッ!」と元気よくやってきた父子。
「1、2、3…」と数えながらシーソーを踏んでいくが、5本目を越えたところで息子が先に進んでしまい、遅れた父が池に沈んでしまって失敗。一瞬のズレが命取りとなってしまうのだ!
2組目 父・息子
先に息子がシーソーに乗って進んでいってしまう。慌てたお父さんも飛び乗るが、どんどん先に進んで子供を追い越し、タイミングが合わなくなってしまう。シーソーによって高く上げられた息子は、まるで映画『犬神家の一族』のように、頭から池につっこんでいった!
3組目 父・息子
ほぼ同じタイミングでシーソーに乗り始めた。しかし3本目の所で父親の方が出遅れ、足を踏み外してドボン!
4組目 母・娘
スタートのタイミングはズレたが、ゆっくりと進むことで挽回。しかし重いお母さんの方にシーソーが傾いていく。8本目で母が足をかけたところ、大きく傾いて2人とも転落!
5組目 父(38歳)・息子(10歳)
先ほど忍竜をやっつけた勇敢な親子が、威勢よく再び登場! しかし気合いが空回りしたのか、息子がスタスタと先に進んでしまい、置いてきぼりを食らった父は5本目のシーソーで落っこちてしまった…。そんな息子を、父は「バーカ!」と叱っていた。
インタビューでも父は「こいつのせいだ、このバカがいけないんだ! タコなんだよお前は!」と怒りが収まらない。息子も反論し始め、とうとう親子喧嘩が始まってしまった! …しかし、一通り言いたいことを言ったら収まったのか、最後は仲直り。柳沢も「いいね! 親子っての本当にいいね!」と感動していた
6組目 父・娘
子供の方を見ないで、勝手にスタートし始めてしまったお父さん! 娘はバランスを崩して頭から沈んでいってしまった。
このどうしようもない父親に腹が立ってきたのか、「子供見なきゃだめだよおとっつぁん! な~にをしとるんだ、糞親父このバカヤロー!」と石倉も怒り出す始末だ
7組目 父(38歳)・息子(10歳)
「キノコでポン!」を1発目にクリアした、赤いランニングシャツの親子。
スタート地点の軟らかいウレタンを踏んだ息子がいきなりバランスを崩しそうになったが、なんとか1本目に飛び移る。そして息を合わせて渡っていくかに見えたが、どんどん先へ進む息子に慌てる父親。8本目で転落! …どうみても落っこちているのだが、なんと強引にシーソーに乗っかって、無理矢理ゴール!
もはやタイミングもくそもないが、合格が認められた
8組目 母・息子
「なんで見ませんかね、横を?」と石倉が疑問を投げかける。そしてこの親子も御多分に漏れず、お互いを見ないでそのままスタートしてしまう。
当然タイミングが合わず、母親の方が先行。7本目で大きく傾き、沈みかけるお母さん。そこへ息子が飛び乗って、シーソーを平行にしようと体重をかける。戦線復帰した母であったが、息子はそのままゴール目指して一直線。置いてかれたお母さん、8本目の今度こそ転落。首が後ろのシーソーの下に入って、溺れて死にかけてしまった!!
結局、息をピッタリ合わせた親子は存在せず。タイミングより、むしろ強引にクリアする図々しさが決め手なのであった…
跳んでおめでとう!難関ゲームに親がチャレンジ! ポールを掴み、助走をつけて上手く池を渡ろう。子供の声援を受けながらゴールに飛び移るのだ。
今回のゴール地点は、長方形のウレタンマットに変更されているぞ
1組目 父・娘
「パパがんばって!」という応援を受けてチャレンジするお父さん。きれいな弧を描いてジャンプするが、ゴール地点のウレタンに激突! 惜しくも失敗してしまった
2組目 父・息子
泥だらけの道着で戦う親子。「たぶんダメだろうな、このおとっつぁん」と石倉はつぶやくが、予想に反してゴールに着地! 見事クリアして、息子も手を叩いて大喜び!!
3組目 父・息子
「ガンバレよ!」との息子の期待に応えられるか。しかしジャンプした瞬間、ポールを掴めずスルスルと落っこちて池に着水! 子供は拗ねて向こうへ行ってしまった…
4組目 父・息子
「がんばれ!」と息子が応援。父は上手く飛んだ! …が、ウレタンマットに足が当たって池にドボン。惜しくも届かなかった…
5組目 母・娘
ふくよかなお母さんの登場。しかし太っている人にはやや不利なこのゲーム、たけしも見るなり「こら、お母さんダメだ。これ前行った瞬間に落ちるだろ」と判断。案の定、悲鳴を上げながら即落下。池に落ちた母を置いて、娘は向こうへ行ってしまう
6組目 父・息子
前田武彦似のパパさん。助走、ポールの位置、ジャンプ、いずれも文句なし。見事ゴールに着地してクリア!! 難関を突破した父を、息子はたくましく感じたようだ
7組目 父・娘
「お父さんがんばれー!」と娘が叫ぶ! しかし助走せず、ポールを掴む位置も低い。そんなわけだからゴールには若干届かず、マットに顔面を激突しながら池に落っこちてしまった!
8組目 父(39歳)・娘(10歳)
「必勝たけし城」と書かれたお手製Tシャツを着て挑む親子。
ポールに掴まり、空中でクルリと回転してゴールに胸を打ちつける! そのまま手を離して落ちれば失格だが、なんとか持ちこたえる。現場で見守る他の子供たちから応援され、必死によじ登る! スタッフの判定でクリアとなり、チャレンジした親子ばかりか他の子たちも喜んでいた!!
9組目 父・息子
桂邦彦プロデューサーみたいな顔したお父さんが登場。
子の声援を受けてチャレンジするも、途中でポールを離してしまい大きくダイブ! 息子は「お父さん大丈夫?」と心配したが、すぐ引き返してどっかへ行ってしまった
クリアした親子は喜びを分かち合う一方、池に落ちた親を見捨てて向こうへ行ってしまう子供の姿も。いやぁ親子のカタチって実にさまざまですね…
ジブラルタル海峡今回は親子大会特別ルール、子供を砲台に入れて親が撃つ! …と、たけしが言うような残酷極まりないルールではない。子が白い球を発射するので、それを親が受け取って、持った状態でつり橋を渡るのだ。後におなじみとなるルールがこの回、初めて登場するわけだ。
白い球は5発まで発射が許されている。5発以内に受け取れなかったり、途中で球を落としたら即失格となる。この厳しいルールを適用する代わりに、軍団の迫撃砲は1台に削減。行く手を阻む岩は橋の表側はゼロだが、裏側に3個設置されている。さらにスタート地点に手すりが設置された。
よりスリリングなゲームとなったこの海峡、果たして白い球を持って渡り切る親は現れるだろうか?
1組目 母・息子
最初に挑戦するお母さん。まずは息子の迫撃砲の照準が合うかどうか。既定の位置まで進み、まず1発目はキャッチに失敗。2発目は成功し、左腕に球を抱えながら歩み始める。まもなく軍団の攻撃が開始。
いつものように砲弾が容赦なく飛び交う。足に何発も食らって耐えていたが、頭部へのヒットはさすがに無理! 痛恨の一撃を食らって海峡に落下していった。あまりにも酷い攻撃に、観客から軍団へ抗議の声が上がっていた。しかし、戦いとは常に非情である
2組目 父・息子
へっぴり腰で白い球を待ち構える父。息子が放つ白い球は、頭上を越えてしまった。しゃがんでいては受け取れないと悟ったのか、体勢を立て直して2個目を見事キャッチ。
しかし問題はここから。中間地点まで進むが、橋の揺れが酷いため動きが止まってしまった。そこへ軍団が攻撃、持っていた白い球に砲弾が当たり放してしまった。無情にも転がっていく白い球。残念ながら失格となり、父は海峡に身を投じた
3組目 父・娘
娘に合図を送り、白い球をキャッチ。調子に乗って走って海峡を渡ろうとするが、ゴール直前で転んでしまい落下の危機に! ボールを落としたら失格だが、なんと手で橋をつかみながら、アゴでボールを運ぶ作戦を取り始めた。そしてゴール地点でスタッフに「OKですよ!」と声を掛けられ、見事海峡を突破。場内からは拍手が起こった
4組目 父・娘
クリアされてしまったためか、軍団たちは白い球を受け取る前から迫撃砲を放つ暴挙に出た。子供から白いボールを受け取ったものの、攻撃が激しくて吊り橋が揺れるため思うように進めない。何発も砲弾を食らい、とうとう持っていた白い球を落としてしまった。球を取られてしまって万事休す、その場で落下していった
5組目 父・息子
柔道着の親子が挑戦。しかし父親は揺れる橋にフラフラするばかり。白い球を受け取る前に落下してしまった
6組目 父(金子社長・37歳)・娘(9歳)
ここまで残ってきた、ご存知常連の金子社長。しかし何度も出場する強者でも、揺れる吊り橋に苦戦。白い球を受け取るが、持って進むのはなかなかの苦労がいる。観客からは「走れ!」という無茶な要求まで飛んでくる。場内の要望に応えて、いちかばちか走り出す! さすが造園業をやってるだけのことはあり、海峡の向こう側まで到達。
最後に橋から落っこちたが、ゴール地点で「オッケー! オッケー!」と自分から言い出して強引にクリアしてしまった!
7組目 父(24歳)・息子(6歳)
沖縄の外国人親子もここまで残った。白い球をキャッチし、迫撃砲を喰らいながらゴールまでダッシュを試みる。しかし、足に痛恨の一撃を食らって転落してしまった…
60組が脱落し、残った親子は手を取り合って坂を駆け下りていく。たけし城は近し、最後の難関が親子軍の前に立ちはだかる!
ここまで体力の限りを尽くして生き残ったとしても、運がなければ敗れ去ってしまう。まさに人生の縮図と言えるのがこの「人喰い穴」なのである。
今回は子泣き爺に扮した渡嘉敷勝男、ミイラ男になって誰が誰だかわからない姿の大念寺誠が親子たちの前に立ち塞がる!
やりたいこと、言いたいことをひとしきりやって穴に潜んだ2人。子泣き爺(渡嘉敷)は真ん中上、ミイラ男(大念寺)は真ん中下を選んだ。親子たちは2人揃って1つの穴に入らなければならないが、妖怪に捕まってしまうと死あるのみ! ここまでの苦労が全て水の泡だ。
今週から邪魔な図体の巨大武者人形が、トンネルの出口で攻撃軍を今か今かと待ち構えている。さっと避けて進むのだ!
1組目 母(33歳)・息子(9歳)
すっかり陽の落ちた「人喰い穴」へと通じるトンネルの出口で、いきなり武者人形に頭を殴られたお母さん! 悲鳴を上げながら子供とともに穴へと向かっていく。親子が選んだのは右の穴。先に母が入り、息子が後に続いた。子供は「そっちじゃない!」と不服そうだったが、結果オーライ。最終決戦進出である!
2組目 父・娘
上下黄色いシャツと短パンでお揃いの親子。しかしここまでの激戦ですっかり泥だらけだ。武者人形にビビリながら、突入していったのは真ん中上。無念、子泣き爺に叩きのめされてしまった!
3組目 父(39歳)・娘(10歳)
手を取り合ってやってきたのは、「跳んでおめでとう!」を辛くも勝利した"必勝たけし城"Tシャツの父娘。子泣き爺が潜む穴を素通りして選んだのは左上。見事カート戦進出、たけしと石倉は少々悔しがっていた
4組目 父(金子社長・37歳)・娘(9歳)
「ジブラルタル海峡」を強引にクリアした金子造園の社長親子。武者人形にぶん殴られながらも、右の穴に突入。常連らしく正解を選んで見事突破!
5組目 父(38歳)・息子(10歳)
「キノコでポン!」、「親子の重み」と難関を突破した赤いランニングシャツの親子。ここも無事潜り抜けて「カート戦」に進出して欲しいものだが、彼らが選択したのは真ん中下のミイラ男が潜む穴。残念、ミイラ取りがミイラになってしまった!
6組目 父(43歳)・息子(11歳)
「国境の坂」を揃って乗り越えたTの字を入れたシャツ親子が、ここでも手と手を取ってやってきた。左上の穴へと一緒に突入し、無事人喰い穴を突破した!
長い長い戦いを終え、秘密のワープトンネルを抜けた6組の親子。さっきまで夜だったが、城前は真っ昼間。夏を迎えて、お城の周りは雑草が青々と生い茂っている
ハチ型のカートに乗り込んだ親子たち。ハチのように舞い、たけしに痛烈な一刺しを食らわせるのだ!
今回はペア大会なので1台の戦車に2人乗り込み、軍団と同じように運転と攻撃を分担することができる。親はカートの操縦を、子供は銃撃を担う。親子2人の力を合わせて戦うべし!
対するたけし軍は、今週もカブトムシ型・クワガタムシ型の戦車を用意した。さらに新兵器のトーチカを戦場のど真ん中に設置。内部に潜む軍団たちが、隙間から水鉄砲やマシンガンで狙い撃ちするのだ。圧倒的に有利にしようと、なんとも卑怯な策に打って出たワケである。しかし軍団が撃つ相手を間違えて誤射しないかと、たけしは疑心暗鬼らしい。
そしていつものように"快速艇"ことたけし専用戦車がフィールドを駆け抜ける。世間ではズルい、早い、紙が硬いんじゃないかともっぱら評判が悪いようだが、たけし曰く「何を言っている! 中にダンボール挟んであるんだから、うちは。破けないよ。強い、厚い、漏れない、ズレない、あの時も安心なんだから」とのこと。ここまでくるともはや何でもありである。
というわけで今週は戦車隊長の山川豊も参加して、親子軍6台・たけし軍6台による「カート戦」がついに始まろうとしているのだ
ついに最後の戦いが始まった。トーチカを避けるように進んでいく親子軍。そんな彼らにマシンガンの銃口が向けられる。
横浜の親子が乗るカートに、ラッシャー板前がトーチカから激しい攻撃を浴びせる。一瞬で紫色に染まった的は、あっという間に破れてしまった。
たけしが乗る快速艇に近づいた"必勝たけし城"Tシャツの親子も、石倉のマシンガンに射抜かれ失格。
負けじと快速艇に接近した板橋のペアも、四方八方からマシンガンや水鉄砲で攻撃されて敗れてしまう。
千葉から来た親子は、母親が後頭部を撃たれていた。そんなことに気づかない息子は、母に頭をはたかれ攻撃しろと叱られていた…
金子社長親子はカブトムシ型カートに激突するも逆襲され敗退。これで残る親子軍は2組。
オオカブトムシ型たけし戦車の横っ腹に激突する、葛飾の親子。吹っ飛ばされそうになりながら、少年が攻撃を喰らわせる… しかし、たけしの的は戦いの前に言っていた通り、まったく濡れない。真っ白のままである。そして振り向きざまに石倉のマシンガンが火を噴き、親子のターゲットを撃ち抜いた!
そして千葉から来た親子も人知れず敗北、今日もたけし軍勝利を伝える花火がお城から吹き上がり、戦いが終わった…
トーチカが効きすぎて楽勝だったと宣うたけし。石倉も勝負した気にならなかったという。たけしもさすがに悪いことしちゃったと、反省しているんだか、していないんだか…。
さて、またも新企画「都道府県選抜全国大会」の参加者を大募集!(『都道府県選抜全国大会』係) 収録予定日は10月10日(祝)、当時は「体育の日(現・スポーツの日)」でした。全国47都道府県から選ばれし代表者だけが、この日に参加できる大会である。この戦いの模様は、10月31日放送の第21回「第1回都道府県選抜全国大会」で繰り広げられるぞ!
親子軍 オーッ!!
谷 まとまりがいいですよ。今回は親子大会。このくらいまとまってるともう、家庭の仲、非常に上手くいくんですけれどもね