夏休みも終わり番組も佳境に入ってきた。(秋の改編期、年末年始に向け)これからまた力を入れなければいけない、ということで今週は6万もの応募の中から激戦を勝ち抜き出場が認められた120人の兵どもが集まってきたのであります。
さて、かねてから募集していた武者人形の名前にも、実に6000通もの応募があった。「鎧河原時貞」「ビート武者し」「風雲丸」「たけじろう」「菊次郎マシーン1」「よろいの源さん」「サムライニッポン」などの候補から、たけしの心に刺さった「よろい注」(元ドリフターズのメンバー、荒井注のパロディ)が選ばれた! 名前が決まり、武者人形こと"よろい注"も大喜びである。命名者は兵庫県加古川市の15歳・中学生であった。
続いて守備軍は、まず「すもうでポン」の忍竜。顔にトーテムポールのようなメイクを施した。そして"歩く肝硬変"ことすがぬま伸も登場。さらに桂部屋(?)より"天津甘栗"こと桂邦彦プロデューサーが参戦! 今回は誰かの代役として急遽登板したらしいが、学生時代は相撲をやっていたというので大いに期待がかかる。
また、戦車隊長の大川豊も今週は休まずに参加。その他お馴染みの面々も揃えている。
一方攻撃軍は、500倍もの競争率を勝ち抜いた精鋭に混じって、『名探偵コナン』の作者である漫画家・青山剛昌先生も参加。当時はまだ新人で、阿部ユタカ先生らとともに参加した。また、藤臣柊子先生も参戦しているぞ。
このほか、毎日放送(MBS)の深夜ラジオ『ヤングタウン』パーソナリティ、子守康範アナウンサーも特別参加。
さらにさらに、集英社の雑誌から刺客が送り込まれた。『週刊セブンティーン』からはWAHAHA隊、『週刊明星』からは浜ちゃん軍団がチームで挑戦。どちらも取材というより賞金目当てで参加している、とてもご機嫌な連中である。
戦場レポーターは、当時TBSに所属していた生島ヒロシアナウンサーが代理で担当。柳沢慎吾の代わりにこのまま居座ろうと画策していた。
目玉企画は「コリントでポン!」。もともと第11回「夏休み子供大会」用に企画されたが、諸事情により延期されていた難関だ。そんな恐ろしいゲームが、ついにお披露目となる!
参加人数 | 120人 ※ |
国境の坂 | 107人 |
第一砦 | 93人 |
悪魔の館 | 80人 |
竜神池 | 66人 |
自由への壁 | 51人 |
キノコでポン! | 47人 |
すもうでポン | 25人 |
コリントでポン! | 16人 |
人喰い穴 | 9人 |
カート戦 | 敗北 |
朝9時に緑山へ馳せ参じてきた挑戦者たち。受付を済ませたらヘルメットと手袋を受け取り、オープニング・9分割画面用の顔写真を撮影したあと準備体操。そしていよいよ収録開始、1日かけて壮絶な戦いが繰り広げられるのだ!
時刻は10時45分、谷隊長の命令を受けて最初のアタックが始まった! ここ数週間は天候に恵まれず苦戦を強いられてきたが、今週は久々の晴天。絶好の攻撃日和である! 強風が吹き荒れ、プラスチック製の坂は放水で濡れている。だがいつもより地面が乾いているので助走しやすくなっている。非常に登りやすいので、一発でロープに手が届き乗り越える者が続出した。
とはいえ、体力のない者も少なからず混じっている。そんな彼らに救いの手を差し伸べる者もいて、1人でも多く乗り越えようと協力し合う
坂の向こうにある深さ1.2mの池へ落っこちた女性に取材を敢行する生島アナ。しかし足元不注意で自分も転落してしまった! 他の挑戦者が池に落っこちてきて、さらに悲惨な目に…
103kgの巨漢は既に泥まみれ。しかもロープにしがみつく他人の足を引っ張って、そのまま引きずり落としてしまった。隊長の見立て通り、やはりデブには厳しい難関なのか…。
次々と突破していく挑戦者の中に、池から必死に這い上がった女性がいた。彼女こそ『週刊セブンティーン』で連載を持っていた24歳・マンガ家の藤臣先生である。生島アナにどうして出たのか質問されたが、実は「初めて見た時から憧れていた」んだとか。
ある程度の挑戦者が突破したところで時間切れ。案の定、17歳の巨漢高校生はここで脱落してしまった
たけしへの恨み節を吐いて、さっそく103kgの戦士が敗退。彼を含む13人が早くも戦場から去っていった…
第一砦久々にたけしの一番弟子である東が守備隊長を務める。守備側は頂上・内部・奇声を上げる遊撃隊それぞれ4人ずつの計12人体制。快晴で生き残りが多いことを考慮してか、先週より多い人員なのである。
11時30分、いよいよ攻撃開始だ!
攻撃開始時の煙幕が派手になり、黄色い煙や青い煙も立ち登るようになったぞ。
今週もどういう訳か、水鉄砲を持たずに戦う者がいる。まぁとにかく、砦の手前に生い茂っている雑草を踏み越えて、銃弾に撃ち抜かれることなく突破していってほしい!
くんずほぐれつ、お互い揉みくちゃになりながらの攻防戦が続いた。スケベ人間の集まりである軍団たちは、終盤に残った女性戦士のケツを執拗に狙い撃ち。『週刊明星』の浜ちゃんによると、男性と薄着の女性は特に狙われるので、デブいおばさんの後ろに隠れるのが攻略の秘訣だとか
好天も手伝い、戦士たちは気分よく密林を駆け抜けていく。CMの後、例の館で例の悪魔たちが現れる!
その前に、挑戦者たちにはうれし~休戦タイム。昼食には具がたっぷり、秋らしい栗ご飯入りお弁当が振る舞われた。ただし休憩時間は40分しかないので、のんびり食べている暇はない。また、たけし城ロゴ入りTシャツと交通費5000円も手渡されたという
いくら天気が良いと言っても、今週は風が強い。ホコリが舞い、残暑で日差しも厳しい。おまけに反射板に照らされて、たけしはいつものようにうんざりしている。
しかも記者が参加していると聞いて「番組の取材だろうな、あくまでも? 俺個人じゃないだろうな? 写真(週刊誌)危なくてしょうがないんだから」と訝しむ。たけしの敵は攻撃軍だけではない、写真週刊誌にも狙われているのだ。例の事件は3カ月後のことだが、この時点で早くもスキャンダルの火種がくすぶっていたわけだ。…殿自らネタにしているんだから、ほんとにしょうがない。
さて石倉が用意した今週の新しい仕掛けは、ストロング金剛のメイクが変わったことだという。ただそれだけではあるが、顔面の迫力が増して挑戦者が恐れおののくこと間違いなしなのだ。
そうとは知らず、これから本番に臨む挑戦者たちはお弁当を食べておなかいっぱい。しかしたけしの到着が遅れて、ヤブ蚊の多い裏山で1時間も待機させられてしまったそうな。そんな過酷な状況下で、朝早いせいか昼寝する奴もいれば、やたら緊張しまくってる奴までいたとか。かくして、13時45分から戦闘が再開されたのである
1人目 女性
まず山を下りてきたのは「NISHING」という野球ユニフォームを着た背番号16の女性。
館に突入し、慎重に進んでいく。しかし、雄たけびを上げる金剛に見つかった。悲鳴を上げながら逃げる女性。そこに丹古母鬼馬二も現れて、悪魔2人に挟み撃ちされてしまう! 扉に挟まれた女性は顔面を墨で塗りたくられ、あられもない姿で出口から出ていった…
2人目 男性
ヘルメットの顎当てを鼻につけたひょうきんな男。こいつは集英社『セブンティーン』が送り込んだWAHAHA隊の隊員Aなのである。
入るや否や、全速力で館内を駆けまわる。丹古母に見つかるわ、方向転換したら今度は金剛のいる部屋に入ってしまいそうになるわと右往左往。しまいには金剛の開けた扉に顔面をぶつけてしまう始末。どうしても悪魔に見つかってしまうので、遠回りしてゴールを目指し疾走。ところが池のある扉を開けてしまい、止まれずにドボン。ご愁傷様!
3人目 男性(マンガ家 青山剛昌先生)
続いて登場するのは青山先生である。どういうわけか谷隊長から「男ですよね?」と声をかけられたが、れっきとした男である。
館に入り、ゴールを目指しダッシュ! ところが丹古母のいる部屋に突入して捕まってしまう。ジタバタと暴れ、無理矢理ゴールから出ようとするが倒されてしまう。おまけに金剛もやってきて、悪魔2人でのしかかり攻撃! 顔面を墨で塗りたくられ、哀れ失格。「くっそ~!」と言いながら眼鏡を外した姿は、半分お歯黒状態であった
4人目 女性(マンガ家 藤臣柊子先生・24歳)
次にやってきたのは、「国境の坂」でインタビューを受けていた藤臣先生。谷隊長から「頑張ってね」と励まされつつ挑戦。
今度の悪魔たちは息をひそめ、部屋の隅で待ち伏せる作戦。あまりの静けさに、慎重に扉を開けて進もうとする藤臣先生。だが、とうとう金剛と鉢合わせ! これを合図に悪魔たちが動き出した。挟み撃ちされそうになったので慌てて逃げるも、その先には死の池が待っていた。落ちてびしょぬれになった藤臣先生を、悪魔たちが嘲りながら眺めているのであった
5人目 男性(毎日放送『ヤングタウン』アナウンサー 子守康範・25歳)
大柄の男が勢いよく突入! 彼こそ、MBSの子守アナである。
はりきって迷路を駆け抜けようとするも、丹古母が潜む部屋に入ったのが運のツキ。押し倒されて池に突き落とされてしまった…。
そんな彼をTBS・生島アナがインタビュー。落っこった気分を聞かれ「冷たかった…」とポツリ。毎日放送のアナウンサーだと明かしたら生島アナは驚愕。最後、たけしに「アホ!」と吐き捨て、大阪へと帰っていった…
6人目 男性(神奈川 37歳・飲食業)
たけし曰く高田純次みたいだという、弁当屋「ゴールドバーデン」の店主。扉を上手く使ってフェイントをかけるなど、悪魔を翻弄。あらゆる作戦を駆使する姿にたけしも唸る。そして一瞬の隙を見逃さず、ゴールへとダッシュ。見事抜け出ることに成功した!!
わかっていても落ちるので安心して見られる、とたけし達に評価されているのがこの「竜神池」。攻撃軍の半分をここで落とすつもりのようだ。というのも、今回は体力がある優秀な奴が多いのでなかなか落ちやしない。
たけしが言うには、この番組はTBS『クイズ100人に聞きました』やNHK『連想ゲーム』で落っこちるような、知力よりも体力しかない奴ばかりが応募してくるらしい。なので今度からオーディションで筆記テストを取り入れるという。通過条件は「自分の名前をかける人」や「自分の年を言える人」。そんなの誰でもできて当然だろうと思うが、中には真っ先に池に飛び込むような意味が分からない奴がいるので、今後は選考基準を厳しくするつもりらしい。
てなわけで14時20分、ここでの戦いが始まった!
デモンストレーション 生島ヒロシ・TBSアナウンサー
挑戦者の前に、まずは生島アナが挑戦。先輩の宮内アナが後輩・生島の奮闘ぶりを実況する!
奥側のコースを進んでいく生島。しかし、4個目の石がダミーであった。これを踏んでつまずき、情けなく転落。「国境の坂」に続いて、またも池に落っこちてしまった
1人目 男性
いよいよ攻撃軍のチャレンジが始まった。まずは全力疾走でスタートした赤パンの男性。大ジャンプしながら駆け抜けようとしたが、途中で浮き石を踏んでバランスを崩し、派手に転落していった!
2人目 男性
ノースリーブの白いシャツを着た戦士。手前側のコースをリズムよく進むも、5個目に仕掛けられたダミーを踏んだせいで落ちてしまった。なぜか石に片足をかけたまましばらく池に潜っていたので、他の石の下に沈んだかのように見えてしまい…
3人目 男性
次は白い短パンの男性。こちらも手前側コースを進み、浮き石を踏んだものの体勢を崩すことなくそのまま通過。その後は浮き石を踏むことなく難なく進み、軽々とゴール! 見事なプレーに観客から歓声があがった!
4人目 女性(東京 51歳・主婦)
次に登場したのは、オープニングで紹介された51歳のお母さん。小走りで池に近づき、慎重に石を跳ぼうとする。しかし、2歩目で2列目中央のダミーを踏んでしまい、いきなり玉砕してしまった。
挑戦後のインタビューでは、たけしに会えて「楽しい、結構でした」となんだか嬉しそう。テレビに出たのはこれが初めてで、「ありがとうございました」と感謝しながらVサインしていた
5人目 男性
続いて白シャツに水色ズボンの男性ソルジャー。いきなり大ジャンプして浮き石を思いっきり踏んでしまう。しかし前のめりに倒れたことで、他の石に助けられる。戦線復帰するも再度浮き石を踏み、だがまたしても目の前の石に助けられる。だが彼の強運もここまで。みたび浮き石を踏み、今度こそ沈没。ゴール目前で失格となってしまった…
6人目 男性
恰幅の良さそうな戦士。手前側のコースを進むが浮き石を踏み、目の前の石に思いっきり頭をぶつけて転落!
7人目 男性(埼玉 10歳・小学生)
久々に、通常大会で18歳未満の男の子が参加した。たけしたちも心配そうに彼の挑戦を見守る。慎重に石を選びつつ進んでいくが、浮き石を踏んでしまった。溺れそうになるも、体重が軽いおかげで沈まず、石にしがみついて転落を免れる。浮き石のバネを利用して前方の石に飛び移り復帰。再び浮き石を踏み、またも石を掴んでしぶとく耐える。
たけし達には楽しんでいるように見えているが、本人はいたって真剣。近くの石に飛び乗って難を逃れ、とうとうゴール手前まで到達。たけしがダミーに誘導しようと声をかけるが、観客の指示に従って正解を選択。やっと池を渡り切ることに成功した!!
8人目 女性
緑ジャージの女性戦士が出現。ちょっと太めなので、たけしもこれは浮かないので大丈夫だと判断。
さっそく浮き石を踏み、重みで沈みかける… かと思いきや、他の石に乗っかって命拾い。再度浮き石を踏むがこれまたセーフ。その際の大きな悲鳴に、たけしの方がビビッていた。だが二度あることは三度ある。またもや浮き石を踏み、ついにドボン!
『セブンティーン』のWAHAHA隊は全員突破。しかし『週刊明星』の浜ちゃん軍団は"出かせぎの昌"と"じんばぶえ中村"の両名が脱落。残るは美形なのに足が臭い"フレッシュ竹中"とマル貧イラストレーター"浜ちゃん"のみとなった
自由への壁マップ上では"四重の壁"と書かれていた、恒例フリーダムボード。
本日は好天のため地面が乾いている。勢い余って滑って大ケガする危険性は減ったものの、要注意は3列目で待ち構えているよろい注である。彼を振り切ってとにかく正解を選んでいくのだ!
14時55分、壁に向かって突撃開始である!!
1人目 男性
「いくぞー!」と、意気揚々と飛び出してきた最初のチャレンジャー。
【1列目】2枚目を足で蹴り上げる。しかしそれはハズレの壁だった! いきなり失敗し、「チクショー、なんだよ!」と悔しがっていた
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | - | ○ | ||
3枚目 | - | - | - | ○ | ||
2枚目 | - | - | - | × | ||
1枚目 | - | - | - | ○ |
2人目 男性
白Tに青ズボンの男。
【1列目】奥の壁を手で突き破って通過。勢い余って思いっきりずっこけた。
【2列目】次も奥の壁を手で破って通過。今度は転ばなかった。
【3列目】目の前によろい注が姿を現し、ビビる挑戦者。この武者人形をよけて一番手前の壁に飛び込む!
【4列目】最後は左から3枚目の壁にアタック。残念ながらこれはハズレ。壁に頭を思いっきりぶつけ、頭を抱えながら倒れ込んだ!
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | ○ | ○ | ||
3枚目 | × | - | ○ | - | ||
2枚目 | - | - | × | - | ||
1枚目 | - | ○ | × | - |
3人目 男性(23歳・運転手)
猛スピードで壁に突進する挑戦者!
【1列目】石倉の「手から行けよ!」という忠告に従い、一番手前の壁を手で破って通過!
【2列目】続いては左から2枚目の壁を通過し一回転!
【3列目】よろい注のげんこつ攻撃を避けて、選んだのは一番手前の壁。喜んだのもつかの間、そこには網が仕掛けられていた! ぬか喜びで思わず倒れ込んだ挑戦者、網にかかった姿はまるで鮭のよう…。
インタビューでは生島アナに「老けてるね」と言われてしまったが、本人も「18の時から28って言われてますからね」と自他ともに認める老け顔だったようだ
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | × | ○ | ||
3枚目 | - | - | × | ○ | ||
2枚目 | - | - | ○ | × | ||
1枚目 | - | 網 | ○ | ○ |
4人目 男性
紺ジャージの挑戦者。
【1列目】奥の壁を左腕でタックルして通過。
【2列目】今度は奥の壁を右腕でタックルして通過。
【3列目】よろい注にファイティングポーズを決めつつ、一番手前にタックルしてこれまた通過。
【4列目】最後は一番手前の壁に激突! キツイ一撃にひっくり返ってしまった…
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | ○ | ○ | ||
3枚目 | - | - | - | - | ||
2枚目 | - | 網 | - | - | ||
1枚目 | × | ○ | - | - |
5人目 女性
TOMSと書かれたシャツの女性挑戦者が登場!
【1列目】まずは左から3枚目の壁にぶつかって通過。倒れてヘルメットが外れてしまった
【2列目】ヘルメットを手に持って、一番奥の壁に突撃!
【3列目】よろい注に驚きながら、必死に一番手前の壁へ。これまた通過。
【4列目】最後は左から2枚目の壁を右手で突き破る。見事クリアし、カメラに向かってガッツポーズしながら喜びを爆発させた!!
4列目 | 3列目 | 2列目 | 1列目 | |||
4枚目 | - | - | ○ | ○ | ||
3枚目 | - | - | - | ○ | ||
2枚目 | ○ | 網 | - | - | ||
1枚目 | - | ○ | - | - |
『セブンティーン』WAHAHA隊の隊員Bは、ベニヤの壁に激突して失格。この負傷で2日間ムチウチになったとか
思わず伝説の迷番組まで飛び出したが、後半戦は「ポン」と名の付く爆笑ゲームが3連発! 乞うご期待!!
さすが精鋭ばかり集めただけあって、ここまで51名も残っている。しかし、たけし達は次なるゲームで今度こそ大半を落とすつもり。
15時半より開始された、"ポン"シリーズの1発目は「キノコでポン!」。もうすっかりお馴染みとなった高難度ゲームである。今日も勢いよく回転し、挑戦者たちを吹っ飛ばしていく!!
1人目 男性
元気よく馳せ参じたのは、ズボンに10と書かれた男性挑戦者。キノコをしっかりと抱き着いていざスタート! ところが、3回転したところで勢いよく吹っ飛ばされて池にドボン!
2人目 男性
黒いシャツの男性。凄い勢いで回転するキノコに最後までしがみつくかに思われたが、ゴール直前で足が離れてしまった。そして対岸の島に手が届いたものの、惜しくも池に落っこちてしまった!
3人目 男性(46歳・無職)
続いて、こんな暑い中長袖シャツを着てきた中年の挑戦者。キノコに抱きついたはいいが、開始直後手が滑って落下してしまった…
4人目 男性(14歳・中学生)
次に登場したのはその息子。肌がこんがりと焼けていて、いかにも体力に自信がありそうだ。両腕両足でしっかりとキノコを掴む。だがゴール直前で離してしまい、島に激突しながら池に落ちていった…。
敗者インタビューでは親子揃って登場。お父さんが落っこったのを見て「もう他人ですね」と、親子の絆が崩れ去ったかに見えたが、生島アナに促され最後は笑顔で握手
5人目 男性
今度は全身黒服の挑戦者。上手くしがみついていないのにキノコが動き出してしまった。無理な体勢で攻略できるはずもなく、即落下した
6人目 女性
ロープを持ってふくよかな女性が登場。やや不利かと思いきや、意外にも最後まで耐え切りゴールに到着。見事渡り切ることに成功した!!
5人落ちたので生き残り46人… ではなく何故か47人である
すもうでポン緑山は16時20分、「すもうでポン」のお時間がやってまいりました。秘密兵器を用意して、今週は凄いぞ!
というわけで出場力士は次の通り…
身体は細いがなかなか手強い城みちる
顔にメイクを施しておぞましくなった、元二子山部屋の忍竜
肝硬変で虚弱体質のすがぬま伸
ハリボテ君に代わって今週から登場したコニシキ君人形。小錦がモデルの、手足を出しているだけの着ぐるみ。中の人は外が見えないのではっきり言って弱い。しかし油断は禁物である
そして本日のメインは、頭が栗にそっくりという天津甘栗部屋の桂邦彦プロデューサー。先月副部長に昇進したので、ますますはりきっている。学生時代は相撲で鳴らしたというが、その実力や如何に
強さの順番は紫、緑、黄、赤、青。しかし相手が弱そうに見えると言って油断すると、意外な敗北を期するので注意が必要だ。
そして今週も、行司を務めるのは今週もガダルカナル・タカである
1人目 男性
vs 桂邦彦プロデューサー
髭を生やした彼のお相手は、早速出ました桂プロデューサー!
たけしたちが見守る中で取組が始まった。お互いまわしに手を伸ばしているものの、一歩も譲らず。そこへ桂Pが挑戦者を持ち上げ、なんと櫓投げで倒してしまった!! いきなり大技が飛び出し、たけしも興奮! 副部長の肩書きは伊達じゃない!!
2人目 男性
vs 忍竜
挑戦者は桂Pを希望していたようだが、出てきたボールは紫、歌舞伎の隈取のような派手なメイクで威圧感たっぷりの忍竜である。
挑戦者がぶつかっていったものの、一瞬でひねり飛ばされてしまった。小手投げで忍竜の勝ち
3人目 女性
vs コニシキ君
誰でもいいと言う彼女が引いたのはラッキー、青のコニシキ君。
この人形、身体というより顔面で女性に立ち向かっていくが、逆に押される一方。最後は土俵の外へと押し倒されてゴロゴロ転がっていった。押し倒しで女性挑戦者の勝利!! たけしの提案で、次の対戦まで転がったまま放置されてしまった
4人目 男性(東京 19歳・スーパー店員)
vs すがぬま伸
まるで映画『ランボー』のシルベスター・スタローンみたいな挑戦者が引いたのは赤、"肝硬変"すがぬまである。
マッチョな挑戦者にヒョロガリのすがぬまが相手になるはずがない。あっけなく押し倒しで土俵の外に吹っ飛ばされてしまうのであった…
5人目 女性
vs 城みちる
続いての女性が引いたのは黄色の玉、相手は城みちる。しかし彼は前回もそうであったが女性にも容赦しないのである。
始まるや否や、彼女の腕を掴んで土俵の外へ投げかけた。一瞬、城の足が外に出ていたが、行司のタカがその瞬間を見逃していたため取組は続行。女性挑戦者は悲鳴を上げながら防戦一方だ。だが、城の手が彼女のまわしから離れた瞬間に立場が逆転、今度は女性が城を土俵の外に押し出そうとする。しかし城も負けてはいない。女性の右足に足をかけ、上手投げで地に着けた!
6人目 女性
vs コニシキ君
またまた女性が登場、出てきた玉の色は青。
ずっとひっくり返っていたコニシキ君の出番が再びやってきた。たけし達に起こされ、今度は女性の方に突撃していく。しかし逆に押されて、またもや土俵外に跳んで行ってしまった。押し倒しで女性挑戦者の勝ち!!
7人目 女性(23歳・雑誌記者)
vs 忍竜
『セブンティーン』WAHAHA隊・隊員C。「どうかコニシキと…」と願っていたようだが、出てきたボールは無情にも紫、忍竜なのである。
取組開始していきなり、忍竜が叫んで女性を驚かせる。それでも挑戦者は怯むことなく、ヤケクソ全力で体当たり。忍竜の左足を持ち上げようとしたが、足が太くて手が回らない。最後はまわしをひっぱられて押し倒しで敗れてしまった。
インタビューでは、読者と視聴者に向かって「今度もっと私が太った時に挑戦したい」とメッセージを送った
8人目 男性(東京 29歳・電気屋)
vs 桂邦彦プロデューサー
ポン!と引いたのは緑、桂Pが再度お出ましである。体格では桂Pの方が有利だが、挑戦者もふんばりを発揮。激しい戦いを繰り広げた
死闘は3分以上続き、両者ともに体力の限界が近づく。そしていよいよ決着の時がやってきた。
桂Pが一気に押し出そうとするが、土俵ギリギリで挑戦者が粘りを見せる。そして形勢逆転、桂Pの左足を持って逆に押し出したのである! まわしも取れる白熱した戦いは、こうして押し出しで挑戦者の勝ち!!
最後まで全力を出し切り戦い抜いた彼には、観客から惜しみない拍手が送られた。そして健闘をたたえて、たけしが賞金を出したいと言う。よって、今週2人目の敢闘賞は彼に贈られることになった!!
かくして『セブンティーン』WAHAHA隊は、残すは隊員Dのみとなってしまった。
『週刊明星』の浜ちゃん軍団もフレッシュ竹中が敗れ、残ったのは城みちるに勝利したというリーダー・浜ちゃんのみ。果たしてどちらが最後まで生き残るであろうか?
コリントでポン!時刻は18時50分、夕日が沈み緑山はすっかり暗くなってしまった。
さて、この秋から冬にかけて番組のメインを張るかも知れないという、殿期待の新製品がついにお出まし。たけし城横の小山に出現したニューゲームは、その名も「コリントでポン!」、別名「転んでポン(転がってポン)」である。
挑戦者は硬質プラスチック製の透明なボールに入り、全長30メートル、総面積440平方メートル、杭80本の盤面をただただ転がり落ちていくというゲームなのだ。城みちるとよろい注に容赦なく転がされ、最下層にあるドクロマークの箱に入ったら失格。箱をすり抜け、運良くゴールできたらクリアとなる。
正直言って、必要なのは体力でも知力でもなく時の運のみ! 窮屈なボールの中に入ったら最後、自分の運命を祈るしかないのだ。おまけにスタッフからは「舌をかむから口を開けないでください」とのお達しがあったとか。
余談だが、インサートされたたけし城へと通ずるマップには、なぜか今週登場していない「跳んでおめでとう!」が描かれている。編集でカットされたのだろうか?
1人目 男性
ボールの中に入ってしまうと誰が誰だか分からない、ということで画面左下のワイプで白い服の男性が紹介された(オープニングの9分割画面で使われている映像と同じ)。
スターターの城みちるに転がされたボールは左に向かったと思いきや、杭に当たって真ん中のコースへ。その後も杭や三角形の障害物に当たりながら、スルスルと左から2番目のドクロボックスに入っていった
2人目 男性
ワイプではピースサインをするなど余裕の笑みを浮かべているが、窮屈なボールの中ではそんな余裕もへったくれもない。それっ、と城に転がされて右側コースへ。順調に坂を下っていったボールは、終盤地点の三角形にぶつかって、右から2番目のドクロボックスへ…
3人目 男性
たけし城の前でガッツポーズを決めていた挑戦者。左の方へどんどん進んでいき、アウトコースに突入してあっけなく一番左のドクロへと入ってしまうのであった
4人目 男性
白いTシャツを着た挑戦者。途中、猛スピードで坂を転がっていき、最後は三角形に当たって右から2番目のドクロへ
5人目 女性(埼玉 21歳・弁当屋)
城みちるの気まぐれで、右側に流されていった女性挑戦者。速いスピードでどんどん進んでいき、左から2番目のドクロボックスへ突入して失格。
インタビューでは「速かったですね、凄い。なんか一番速かったみたいな気が。上も下も何も分かんないですよ。もう全然ダメですね。絶対ゴールしようと思ったのに、ゴールも見えないですよ」と苦笑していた
6人目 女性
運任せのゲームに挑戦させられてしまったのは、ピンクのシャツを着た女性戦士。
丸や三角の障害物にぶつかりながら、ボールは左側ルートへ。障害物に当たらず勢いよく転がった先は、レフトサイド・アウトコースのちょい右側。壁沿いをつたってドクロボックスの間をすり抜け、見事!?ゴールイン!
7人目 男性(埼玉 18歳・アルバイト)
眼帯をした男性挑戦者。「ドクロめがけて一直線!」と城に転がされ、勢いよくボールが進んでいく。そして中間地点の三角形で2連続大ジャンプ! その後も三角形の障害物にぶつかりながら、真ん中のドクロに突入していったのであります
残っていた隊員Dはここで脱落し、『セブンティーン』のWAHAHA隊は全滅。
『週刊明星』岩ちゃん軍団はリーダー・浜ちゃんが残っている。賞金100万円に目がくらむ彼は最後まで進むことができるのであろうか?
辺り一面、真っ暗闇となった戦場で攻撃軍が次の難関へと進軍していく。
さすが精鋭たち、今週はここまで16人も残っている。例の穴を抜ければたけし城はもうすぐそこだ!
気を抜いているといつもの倍くらい残ってしまったので、たけしもさすがに許さないと御怒りである。次回は穴の手前で終わっちゃうぐらいにしてしまいたいなどと無理をおっしゃる。とにかく今週は16人のうち半分をここで落とすよう、怪人2人に指示を出した。
パンチドランカーの渡嘉敷は右、大念寺は真ん中下に潜んだ。よろい注はいないので、落ち着いて選ぼう!
1人目 女性
まずいきなりトンネルの出口でコケそうになった挑戦者。右の穴に入り、渡嘉敷にやられてしまった
2人目 男性
眼鏡の男性挑戦者。雄たけびをあげながら右の穴に飛び込む。当然、渡嘉敷の餌食に…
3人目 女性(神奈川 23歳・会社員)
妙に芝居がかったたけしのセリフが、挑戦者たちを惑わせる。
3人目はユニオンジャック柄のシャツを着た女性。彼女は右の穴を避け、左下の穴へ。見事クリア!!4人目 女性
「すもうでポン」でコニシキ君を倒した女性、ここではメガネをかけて登場である。指さし確認しながら入る穴を選ぶ挑戦者。だが彼女が選んだのは、無情にも大念寺が潜む真ん中下…
5人目 男性(東京 19歳・スーパー店員)
「アイアム ア チャンプ!」と、スタローン似の挑戦者が突撃してきた! 猛スピードで>左上の穴に突入して最終決戦に進出!
6人目 女性
「がんばりま~す」と、黄色いシャツの女性が笑顔で現れた。しかし、彼女が選んだのは真ん中下。ウツボみたいな大念寺によってめちゃくちゃにされてしまった!
『週刊明星』のイラストレーター、浜ちゃんは渡嘉敷にやられ戦死。決戦まで進めば16ページの特集を組む、と担当編集者に言われ気を良くしたのがダメだったか…。ふがいない結果に怒りを買い、記事は3ページに減らされてしまった
カート戦時計の針は午後8時。緑山一帯はすでに真っ暗闇となったが、たけし城だけがライトで照らされている。今回は9人の戦士が最後の決戦に進出した!
男性8人、女性1人が今回より登場した新型カートに乗り込んでいった! この赤と白で彩られた4代目カートが、長きにわたり使用されることになります。挑戦者9人に対し、今回用意されたカートは6台。3台は1人ずつ、もう3台には2人ずつ乗り込み、たけし軍団のように操縦と銃撃を分担します。
さて、対するたけし軍も戦車をモデルチェンジ。先週まで使われた海賊船は装甲がデカすぎて重く、スピードが出ない上にすぐ大破したため廃車。今度の新型戦車はたけし城を模した"動く要塞"と言えるモデルで機動力は抜群。たけしご自慢の運転テクニックで戦場を思う存分駆け回る。また、軍団のカートはいかにも敵側らしいデザインとなった。
新型カートに乗り込みますます意気上がるたけし軍は、戦いを前に勝ち鬨をあげた。そして"動く要塞"から戦闘開始を告げる号砲を発射! …初めてということもあり、たけしも三太夫もビビっていた
まず弁当屋・大田区のトラック運転手が戦車隊長・山川豊のカートを攻撃、しかし的は破れず。
"動く要塞"がお好み焼き屋店主を攻撃、石倉のマシンガンが的を射抜いた。
江東区辰巳のトラック運転手は軍団のカートに動きを封じられ、集中砲火を浴び失格。
スタローン似の挑戦者は、たけしの戦車に接近するが銃弾が届かない。そこへ軍団が近寄り、攻撃を喰らって敗北。
城のお堀まで旋回してきたたけし戦車に向かって、中野区のアルバイト・電気屋が執拗に銃撃。石倉の返り討ちを食らい、的に大きな穴が開いてしまった。
残りは2台。ロボトミー・女性会社員のカートがたけし戦車に近づき、攻撃をしかけるも逃げられてしまう。そして軍団に狙い撃ちされ失格。残っていた弁当屋・大田区のトラック運転手もいつの間にかやられていたようで、攻撃軍全滅。お城からはいつものようにたけし軍勝利をたたえる花火が打ち上げられた…
圧倒的物量を誇るたけし軍の前には歯が立たず、今回も敗北。谷隊長はガックリと肩を落としながら、敗走していったのである
何万通応募があっても誰が来ても一緒、谷隊長が可哀想などと、たけしと石倉たちは攻撃軍を嘲笑う。
今週はコリントゲームをやったが、来週はまた違うゲームを用意しているらしい。いつでも参加者を募集しているが、もっとよく研究してきてもらいたいと石倉は苦言を呈した。
そして番組では「都道府県選抜全国大会」の参加者をまだまだ募集中。今週もテロップで告知していた
攻撃軍 オーッ!!
谷 まとまりがいいですよ、もう。あっ、ちょっとここにね、思わず「すもうでポン」の忍竜と間違えちゃったよ。(太った挑戦者に声をかけながら)この体、あの壁は厳しいよ
太った高校生 なんとか気力で頑張ります
谷 何キロぐらいあるの?
太った高校生 103ぐらいだと思いますけど
谷 103… 小錦もだいぶあれだし、どんどん、もっと増やしてお相撲の方も頑張って。それからですね、こちらの方見て下さい。ちょっとお母さんがいるんですよ。御年言っちゃっていいですかね?
中年の女性 51です
谷 51歳ですよ。今日はお子さんたちを連れて来たんですか?
中年の女性 いや、娘と孫と3人で来ました
谷 孫連れですよ! それじゃあ全力挙げて頑張っていってほしい。それじゃあいくぞ、行けーッ!!