図書室「雑誌」 1986年10~12月
『小学二年生』1986年10月号
小学館
当時刊行されていた学年誌。子供たちに大人気のたけし城の秘密を暴いてしまおうという特集なのだ。今回は8月8日に放送された第11回「夏休み特別企画第一弾 全国子供大会」の激戦を取材。
谷隊長は「国きょうの 坂では チーム・ワークが たいせつ。とりででは、先とうより少し うしろに いると いい。あとは、体力と うんだね」と小学生の読者だけに攻略法を教えてくれたぞ
第11回『週刊明星』1986年10月2日号
集英社
明星で当時活躍していたイラストレーター・浜ちゃんが、仲間3人と挑戦。企画を売り込みなおかつ賞金を狙おうと泥だらけになりながら大奮闘。ついてきた担当編集者N沼は賞金目当てではなくあくまで取材なので雑誌の品位を落とさないように、と注意するのだが… チャレンジャー4人はそっちのけで賞金100万円の使い道を駄弁るのであった。
さて、戦いが始まると彼らは見かけによらず健闘、「第一砦」を難なく突破。しかし北海道出身の"出かせぎの昌"と、サハラ砂漠2000kmをバイクで走破した経験があるという強者"じんばぶえ中村"は「竜神池」で戦死。軍団ピカイチの美形(ただし足がくさいらしい)という"フレッシュ竹中"は「すもうでポン」で桂邦彦プロデューサーに敗れる。残った浜ちゃんはなんと「人喰い穴」まで進出いてしまった。
思わぬ活躍に気を良くした担当N沼から、最後まで進んだら特集として16ページ組むと言われ浮かれまくる浜ちゃん。しかし幸運はここまで、渡嘉敷勝男の潜む穴に入ってしまって失格。編集者の怒りを買い、結局記事は16ページからたった3ページに減らされてしまったのでした…。
この彼らの活躍は第15回(9月19日)で放送されている
第15回『週刊TVガイド』1986年10月3日号
東京ニュース通信社
10月3日(金)は番組初の枠拡大スペシャル。ただし『JNNニュースコープ』が18:00~19:20に放送されていたため、たけし城は19:20開始、通常より40分延長の100分となっている。
第17回「風雲!たけし城スペシャル たけし軍史上最大の作戦」では同誌36号でお伝えしていた通り攻守交代。谷隼人率いる攻撃軍に落とされたたけし城を取り戻すべく、自ら考案した難関に突撃していく。
「全体は1部・2部構成」とあるが、実際は1部構成。当初は「たけし軍史上最大の作戦」の1部と、いつも通り一般参加者がたけし城を攻める2部に分けて行う予定だったのだ
第17回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年10月3日号
角川書店
10月3日放送のスペシャルは2部構成。第1部では、たけし城が谷隼人率いる攻撃軍に落とされたという設定のもと、たけしが城奪還に立ち上がる。城みちるらレギュラー陣は寝返り、味方は軍団のみ。たけし自身が考案した新ゲームの数々も登場する。2部はいつも通り視聴者が城攻めを行う。
挑戦する側に回るたけしは「攻めの方が燃えるね」と怪気炎を上げるが…
第17回『週刊テレビ番組』1986年10月3日号
東京ポスト
1986年秋の改編期、各局が特番に力を入れる。たけし城も枠拡大のスペシャル版で「たけし軍史上最大の作戦」をお届けする。
第1部は谷隊長率いる攻撃軍に城を乗っ取られ、石倉三郎含むレギュラー陣が寝返ったという設定。たけしと軍団たちは城奪回をかけて「転がってポン!」や「泥沼スキー」などにチャレンジ。第2部はいつも通り一般視聴者の挑戦を受ける形式、と2倍楽しめる内容… ということが予告されていた
第17回10月3日は第17回「たけし軍史上最大の作戦」。2部構成のスペシャル版。
第1部は谷隼人率いる攻撃軍についに落とされたという設定でスタート。たけしが軍団を率いて城を奪還すべく戦う。いつもは見ているだけの難関に、悪戦苦闘する軍団の姿が見もの。第2部は、通常通り一般視聴者が攻撃軍となって参加する、ということなのだが…。このほか、ストロング金剛、渡嘉敷勝男、城みちるらの懐かしシーンも登場
第17回「風雲!たけし城スペシャル」で館を守る彼をピックアップ。昭和42年に国際プロレスからストロング小林の名でデビュー。昭和56年に腰を痛め、休養中に映画出演の依頼を受け、翌年『伊賀忍法帳』(東映)で役者として復帰。以来、『影の軍団』(フジテレビ)『タモリ俱楽部』(テレビ朝日)、『探偵物語』『野蛮人のように』(ともに東映)など多数出演。
今後も「自分の持ち味を生かしたい」と、体を鍛えているとか。趣味はスポーツ、家族は母と妹。身長187センチメートル、体重116キロ。当時の連絡先は松竹芸能東京支社だった
『週刊TV Life』1986年10月3日号
学研
10月3日(金)は第17回「風雲!たけし城スペシャル たけし軍史上最大の作戦」。難攻不落の城がついに谷隼人率いる攻撃軍に落とされた。乗っ取られたたけしは、奪還すべく軍団とともに泥まみれになってたけし城改め谷城を目指す。城主に納まった谷をはじめ、寝返った石倉三郎(※実際には寝返っていない)、城みちる、ストロング金剛らに、たけしと軍団はどんな活躍を見せるか?
人間スマートボール(※「コリントでポン!」)、泥沼スキー(※お蔵入り)という新しい仕掛けも登場する
第17回1986年秋の期首特番、カラーページ特集記事。10月3日(金)は「風雲!たけし城スペシャル たけし軍史上最大の作戦」を放送する。
特番に合わせたかのように、ついに落城したたけし城。城奪還を目指し、たけし&軍団が決死の作戦を展開。透明ボールに人間が入り杭の出た斜面を落ちる"ころがってポン"などに挑戦!
記事ではたけし城が栄華を極めていた頃の写真を掲載。そこで笑顔を見せている城みちるや渡嘉敷勝男らは、全員敵方に寝返った。守る側から攻める側になったたけし軍は、果たして城奪還に成功するのか!?
第17回『週刊明星』1986年10月9日号
集英社
第15回(9月19日放送)から登場した新ゲーム「コリントでポン!」。数ある仕掛けの中でも「一番怖い!」という声はスタッフからも出ているようで…
鈴木康正アシスタント・ディレクターは「ゲームの安全性と通過人数の確率を出すため、事前に10人のスタッフが実験台になります。安全第一なので、本番より過激に試しますが、今回のコリント板は斜面14度なのに、僕は第二砦(30度)から、思いっきりカプセルを押されました。回転中は何も見えず、自分がどこにいるのかわからないので、目の前が真っ暗、全身アザだらけです。イヤがる人ほどキツイ実験をわざとさせるんですよ!」と悲鳴を上げていた
第15回『週刊TVガイド』1986年10月17日号
東京ニュース通信社
今回放送の第19回では新ゲーム「スターボーリング」が登場。ボウリングブーム時にスターだった女子プロボウラー・中山律子が久々のお目見え。大玉を転がし、ピンに扮した攻撃軍を倒す。
ほかに、映画『レイダース』さながら玉(岩)を避けながら山を登る「これは玉RUN」も見どころ… と書かれているが、この回に玉RUNは登場しないのだ
第19回『週刊TVガイド』1986年10月24日号
東京ニュース通信社
24日は第20回を放送。写真なしのミニ解説記事だが、「カート戦」の結果を思いっきりネタバレしている。
9人生き残ったうえたけしのカートが故障したこと、判定は痛み分けでたけし城存続と引き換えに9人に敢闘賞を贈ったことを放送前に明かしてしまっている
第20回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年10月24日号
角川書店
10月24日は第20回放送。先週から登場の「スターボーリング」、ピンになった出場者に向けて中山律子が巨大ボールを投げる。最後の「カート戦」では、たけしのカートがヤブの中に突っ込んでしまい故障。落城の危機が…
第20回今回は北海道の女性からの投書。城が芸能界復帰すると知ったのは、新聞に載った週刊誌(の広告)の見出し。嬉しい反面、今更何を? まさかお笑いなんて… の予感的中! 昔日の貴公子のイメージが音を立ててくずれてしまった。そんな彼女は緑山スタジオの斜面をかけまわっている彼を見てると、なぜか哀しさを覚えてしまうという…
『週刊テレビ番組』1986年10月24日号
東京ポスト
『週刊明星』1986年10月30日号
集英社
放送開始から5カ月経過し、ますます好調のたけし城。7ページ・フルカラーの写真グラフで、名場面から舞台ウラまで徹底紹介!
攻撃軍と軍団の奮闘シーン、殿の出陣シーン、たけし軍の変装カタログなど、これでもか! というぐらい大量に写真で埋め尽くされているぞ!
『週刊TVガイド』1986年10月31日号
東京ニュース通信社
今回は第21回、特別企画「第1回都道府県選抜全国大会」。47都道府県2人ずつの代表が郷土の名誉をかけ大奮闘。
新ゲームが2つ登場、まずは「とびだせ青春!」。打ち上げたサッカーボールをぬかるみの中でキャッチ。「街かどテレビ」はかかったカラオケを歌えないと失格。
また日本プロボウラー第1号の岩上太郎が「スターボーリング」に出演
第21回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年10月31日号
角川書店
10月31日は第21回、47都道府県大会。各地から2名ずつ参加する。新ゲームはサッカーゲーム「飛びだせ青春」と、カラオケ合戦「街かどテレビ」。「スターボーリング」には日本プロボウラー第1号の岩上太郎が登場する
第21回『週刊TVガイド』1986年11月7日号
東京ニュース通信社
難ゲーム目白押しの第22回。「とびだせ青春!」は雨が降ってぬかるみが倍化。「まわってコマネチ」は転落者続出。最後まで残ったのはたった1人と、今回も盛大にネタバレしている
第22回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年11月7日号
角川書店
11月7日は第22回を放送。従軍リポーターとして稲川淳二が登場。持ち前の突撃精神で「キノコでポン!」にチャレンジする一幕も。たけしは寒くなってきたからと、焼肉を食べながらの観戦。ゲームは「悪魔の館」「戦場にかける橋」が登場
第22回たけし城で隊長を務める谷隼人の姿を見た彼女。谷のファンクラブに入っていた同級生に振り回された中学時代の出来事を思い出す。かつてあまりにカッコよかった谷が、この番組で「美男の三枚目」となってしまったことに、同級生がどう思っているのか――
ふと気になってしまったらしい
『週刊テレビ番組』1986年11月7日号
東京ポスト
6行だけのミニ解説。11月7日(金)放送は第22回。「集中豪雨の中、泥まみれの決戦を展開。種目は「まわってコマネチ」「ジャパン女子プロに挑戦」など。今回から、稲川淳二が新加入し、体当りリポートを」と書かれているが、ジャパン女子プロレスのレスラーは今回参加していない。村光代が登場するのは次の週である
第22回『週刊TV Life』1986年11月7日号
学研
こちらはたけし城ではなく、10月から始まった新番組『ゲーム・史上最大の作戦!!』に関するもの。緑山ジャンボスタジオが10月20日に完成したことを発表。そう、このスタジオはもともとたけし城ではなくこの番組のために建設されたものなのである。
地下ケーブルを使った電気設備・防災設備を完備。そのため総工費はなんと1億2000万円と、たけし城より金がかかっているのである。緊張の中、このスタジオで初収録に臨んだ司会者の加藤茶と鈴木保奈美は「スタジオと言うより体育館みたい!!」と感想を述べていた
『週刊TVガイド』1986年11月14日号
東京ニュース通信社
今夜放送は第23回。「「グレートハンティング(※注:「グレートハンター」のことか)」のハンターにストロング金剛、丹古母鬼馬二が特別参加」というのだが、このゲームは第20回で終了している。「百発百中の腕前を披露。攻撃軍を打ち倒すたびに豪快に喜ぶ。丹古母は「おじいさんはクジラ撃ちだった」と冗談を言い大はしゃぎ」とまで書いている。放送でカットされてしまったのか、はたまた記者のミスなのか…。
最後の一文、「すもうでポン」に若手女子プロレスラーの村光代が登場したハナシだけはホントである
第23回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年11月14日号
角川書店
11月14日は第23回放送。大雨降る泥だらけの闘いの中、目立ったのは女性陣の活躍。最後の「カート戦」に残った3人のうち2人が女性、うちひとりは人妻。「すもうでポン」には新人女子プロレスラー(村光代)が登場し、男性陣の挑戦をしりぞける
第23回福岡県の読者からのお便り。たけし城は大人も子どももいっしょになって泥ンコ遊びする番組。とにかく肩ひじ張らずに、家族みんなで見て楽しい、参加しておもしろい、こんな番組ほかにない。番組プロデューサーまで力士として参加しているんだからスゴイと大絶賛。「人喰い穴」の穴の内部を中継したらどうかというアイデアを提案していた。
この投書の横に、新潟県・小畑健さんが描いた映画『ベスト・キッドII』のイラストが掲載されています。後に『DEATH NOTE』や『バクマン。』で有名になる漫画家の小畑健先生本人なのでしょうか?
『週刊テレビ番組』1986年11月14日号
東京ポスト
今週は1行追加で7行である。11月14日(金)放送は第23回。「すもうでポン」で忍竜、上田馬之助、城みちる、小錦人形のほかにジャパン女子プロレスの村光代が参戦。そして悪役商会の女性版・悪女隊が出場し、女の根性を見せる!
第23回『週刊宝石』1986年11月14日号
光文社
離婚騒動で世間を騒がしたと思ったら、今度はTBS系の新会社会長に就任すると週刊誌が報じた。
新会社、その名も「株式会社風雲たけし城商事」では、番組から生まれたバッジや鉄砲、LSIゲーム、Tシャツなどを売るという。たけしは新会社の資本金500万円のうち1/5を出資して会長に。なお、社長はTBS制作局長の市橋俊雄氏。
この計画は夏の終わりごろからスタッフの間で出ていたという。周囲が乗っていくうちに冗談で済まなくなり、シャレとは言え真面目にやらないといけないので、専門家と打ち合わせしている段階(※取材時)なんだとか。
記事の後半では、テレビ各局プロデューサーがたけしと仲良くなるため、気に入られようと必死になっている… というウワサを伝えている
『週刊TVガイド』1986年11月21日号
東京ニュース通信社
今夜は第24回、強力助っ人に江夏豊が登場。新ゲーム「当たって完敗(※当たって完パイ)」で攻撃軍を迎え撃つ。でも投げるのはボールではなくパイなので、コントロールも狂いがち。収録後には「いやあ、ボールと違ってコントロールが難しいですね。なぜか女の子ばかり当ててしまってちょっとかわいそうだった」と語っていた。桂邦彦プロデューサーは「出場する方は、タレントさんと遊ぶのが楽しみ。江夏さんも十分楽しんでくれたみたいですね。また機会があったらぜひ出ていただきたい」と語ったが、その後出演することはなかった…
他に注目ゲームは派手におっこちる者が続出「まわってコマネチ」、坂を転がる大玉をよける「これは玉RUN」。決戦には3人たどりついた、と今週もネタバレ
第24回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年11月21日号
角川書店
本日の主役は、守備軍の一員としてゲスト出演する江夏。参加ゲームは「あたって完敗(※当たって完パイ)」、パイを投げて攻撃軍を撃退するというもの。
「ピッチングとは勝手が違いますよ。でも、たけしさんらと、楽しくやらせてもらい、満足してます。」「もう少し、いい成績をあげたかったね。もう一度、出たいよ」とコメント。
ちなみにプロフィール(当時)は38歳 178cm・95kg 牡牛座 A型 兵庫県出身 アド江夏所属とのこと
11月21日は第24回放送。江夏豊がゲストで登場し新ゲーム「あたって完敗(※当たって完パイ)」に参加。出場者はサイコロをふり、出た目の数だけ江夏から離れる。江夏はパイを投げ、当てられた者は失格というゲーム。意外に難しく、江夏は四苦八苦する
第24回『週刊テレビ番組』1986年11月21日号
東京ポスト
今週はさらに追加の8行。11月21日(金)放送は第24回。今週は新ゲーム「あたってカンパイ(※当たって完パイ)」が登場する。
「サイコロの出た目によってボックスの位置が決定。出場者はそのボックスから首を出し、ゲストの江夏豊が投げるパイを恐怖におののきながらジッと待っているというゲーム」と、ルールを説明している
第24回『週刊TVガイド』1986年11月28日号
東京ニュース通信社
番組最高視聴率を取ることになる第25回を放送。
新ゲーム「だるまさんがころんだ」登場。攻撃軍がだるまのぬいぐるみに入って丘を登る。バランスを崩しただるまは文字通りに転がる、ユーモアたっぷりのゲーム。
ほかにボートに乗って桟橋を滑る「戦場にかける橋」。写真では海坊主が挑戦者を豪快に突き落としている!
第25回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年11月28日号
角川書店
11月28日は第25回を放送。今週は写真付き、いつもより目立つ位置で紹介。
新ゲーム「だるまさんがころんだ」が登場する。ルールは子供の遊びと同じだが、出場者はダルマの着ぐるみをかぶせられる。動きにくい上、坂を登らなければならない。ほかに落伍者続出の「戦場にかける橋」、「すもうでポン」など。「カート戦」に残った者、わずか5人
第25回『週刊テレビ番組』1986年11月28日号
東京ポスト
年末年始のバラエティー特番を速報。笑いの人気者たちはお正月もひっぱりだこで大忙し、ということでたけしは1986年12月30日(火)にテレビ朝日系で『スポーツ大将思いっきりスペシャル』、1987年1月2日(金)は『風雲!たけし城スペシャル』、4日(日)は日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビスペシャル!!』、とレギュラー番組の拡大版を放送。そのほか、元日や2日にもたけし出演の番組を放送する予定だったのだが…。
この後起きる一大事件で各局大わらわとなる
第28回11月28日(金)放送は第25回。ダルマのぬいぐるみを着て坂を転がる新ゲーム「だるまさんがころんだ」が登場
第25回『週刊TVガイド』1986年12月5日号
東京ニュース通信社
泣いても笑ってもあと1カ月―。テレビ雑誌恒例の年末年始合併特大号まで待てない読者に贈る、年末年始スペシャル番組の速報。
我らがたけし城は1987年1月2日(金)の18:30からスペシャル版が放送される。その他、たけしは『オレたちひょうきん族』『スポーツ大将』『元気が出るテレビ』などレギュラー番組のスペシャル版、さらに年末年始だけの特別番組にも出演。この時点では「年末年始出演数No.1」とまで言われていた。例の事件が起きなければ…
第28回『週刊TVガイド』1986年12月12日号
東京ニュース通信社
12月12日は第26回を放送。今週は写真1枚付きで番組紹介。
南氷洋は高し? 新ゲーム「がんばれホエールズ」が登場。クジラの模型をかたどった自転車で、山あり谷ありのコースを走る。コースから外れるとすぐ転倒してしまう難ゲーム。バランス感覚が重要!
「すもうでポン」にアマチュアレスリング高校チャンピオンが挑戦。城みちるを投げ飛ばす。
他に「関所の壁(※国境の関所)」が登場する
第26回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年12月12日号(No.49)
角川書店
12月12日は第26回放送。新ゲーム「がんばれホエールズ」が登場。クジラ型自転車で、海に見立てたセットを走り切る。
また元高校アマレス・チャンピオンが出場、「すもうでポン」で城みちるを一蹴。「竜神池」は水死防止!?のため、お湯を使用
第26回『週刊テレビ番組』1986年12月12日号
東京ポスト
12月12日(金)放送は第26回。某大学のレスリング部に所属する、元高校アマチュアチャンピオンが出場。「すもうでポン」で城みちると対戦するのだが、結果は…。
また、新ゲーム「がんばれホエールズ」が登場する
第26回『微笑』1986年12月13日号
祥伝社
当時、祥伝社から刊行されていた女性週刊誌の名物記者、岩ちゃんによる取材体験記。女性挑戦者たちと仲良くなって写真を撮ったりしつつ、たけし城攻略のために奮闘した模様を紹介。
この戦いは第26回(12月12日)で放送されている
第26回『サンデー毎日』1986年12月14日号
毎日新聞社
近頃のテレビ局は人気番組をそのまま店舗になり商品化する現象が大噴火している。早速駆けつけたい人のために編集部が特選リストをお届け。
日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』が運営する千葉県の「元気村」、テレビ朝日系『愛川欽也の探検レストラン』の「たべたか楼」といった店や村が取り上げられる中、たけし城から生まれたのはなんと会社。その名も「風雲たけし城商事」。番組スタッフが経営陣となり、"なるべく働かず、しかも大儲けしたい"という不労所得目当てで設立した株式会社である。
番組のキャラクターグッズを製作し、販売したいメーカーと小売店に許可を出すだけという、いかにもたけしらしいラクな商売なのだ!!
『週刊TVガイド』1986年12月19日号
東京ニュース通信社
12月19日は第27回を放送。今週も写真付きで紹介。
番組史上初めて第1関門"関所の壁(※国境の関所)"を全員が突破。その勢いで"第1砦"、"迷路"、"飛び出せ青春"と激破する。攻撃軍大ハッスルの大会。
"ダルマさんがころんだ"ではそのまんま東たち鬼が、子供のかっこうで登場。坂をころげ落ちるダルマさんにたけしも大笑い。
最終戦には9人が生き残る
第27回『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年12月19日号
角川書店
12月19日は第27回、年内最後のたけし城。
石垣造りの関所の壁では、落伍者が何と0名!! 「第一砦」では人妻出場者が「恥ずかしくて帰れない」と訴える一幕も。「だるまさんがころんだ」では、悪ガキに扮したたけし軍団が妨害工作する
第27回『LOVELY(ラブリー)』1986年末年始号(No.16)
TBS
年末年始号ということで、1986年12月末から1987年1月に放送される特別番組をピックアップ。
いまだビクともしないたけし城は、城主たけしの悪口雑言がエスカレートする一方。全国の精鋭たちよ、いまこそ立ち上がれ! てなわけで1987年1月2日は夜6時30分から2時間半の放送。
新春のスペシャル版とあって、あのシカケを沖縄・京都・北海道に出前して予選大会を開催。それぞれ100名が土地柄に合ったシカケに挑む。沖縄の陣では海を生かした「戦場にかける橋」を。京都の陣では「自由への壁」にアタックし、新年の運・不運を占う。そして寒さ厳しい北海道の陣は歓楽街ススキノに因んで「街かどテレビ」を行う。
これらを突破した戦士たちが緑山に結集して、決戦が行われるのだが…
第28回TBSのプロデューサーが、担当番組にまつわる出来事を書き記した日々の記録である。今回の執筆者は桂Pで、期間は1986年10月29日(水)から11月15日(土)まで。
当時はたけし城の他、レギュラーの生放送番組『爆笑一ッ気族』、特番『お笑い秋の祭典』、新春特番『たけしの笑いと涙の謹賀新年』、新春破天荒スペシャル『体力決戦!悪役スターVS正義スター 超近代競技大会』、『吉例第21回うるとら寄席』といった番組を受け持っていた。そのための準備や収録に追われ、西へ東へ、緑山へと駆け回っていたのである。
以下、たけし城絡みの出来事をピックアップ。
たけし城新春スペシャルに向けた作家・スタッフ会議。当初は12月19・20日に信州の車山高原で全編ロケを行うつもりだったが、現地で話を聞くとその時期はさほど雪が多くないとのことだった。そのためこの計画はボツに。他局の強力な裏番組に対抗しうる企画を討議した結果、日本の特色ある地方へ行きそこで予選を行い、緑山で決戦を行うという形に決まった。予選の候補地は最北の北海道、最南の沖縄、そして渡辺香ディレクターの提案で日本の伝統・歴史の町京都が選ばれた。
たけし城収録日。寒くなってきたのでセットの周りでたき火を焚き、火の番をしていたため顔面すすだらけに。
たけし城収録日。14時開始ということで、午前中は若手スタッフと一緒に緑山のコートでテニス。本番終了後、居酒屋北の屋でたけし、石倉三郎、三角英一チーフディレクターなどとともに、一杯飲みながら正月用の内容を検討。
制作局の幹部会で担当する正月番組の進行状況を報告。たけし城SPロケ地が北海道、京都、沖縄に決定。その後、家族が待つアメリカ・フロリダに帰る上田馬之助の送別会。北の家を振り出しに新宿で二次会。渡辺Dや若いスタッフも参加し大いに盛り上がり、上田のコミックダンスに全員笑いころげたとか。
たけし・谷隼人と浜野カントリークラブでゴルフ。左腕の腱鞘炎が痛く、2人にベットでボロ負け。
たけし城収録日。寒くなるので「竜神池」の水を温めようと購入したボイラーを初めて使用。若干まだぬるめ、美術担当の中嶋美津夫はもっと温かくするとやる気満々。
たけしの所属事務所、太田プロへ。なかなか解決しなかった『風雲!たけし城商事』(※番組関連グッズを扱うために設立された会社)の諸問題をクリアし、会社として必要な書類を磯野副社長に提出。ホッと胸をなでおろす。
これから本格的に忙しくなり、皆さんに喜んでもらう番組を作るため頑張ると言って日記を締める桂P。 …もっと大変な目に遭うとは、この時点では思いもよらなかったのでした
第26回 第27回 第28回