TBS版(昭和版)
バカ殿、いや若殿は、決戦を前に敵前逃亡してしまった! こうなりゃ、あの2人の助けを借りるしかない。さて恒例となった「人喰い穴」名物のオープニングアクトである…
番組放送上、一部非常に不気味な物体をお見せしたことをお詫びいたします。さて、ここまで生き残った勇士たちが次々と「人喰い穴」へ挑んでいく!
大念寺隊長がタイガーマスク、渡嘉敷隊長が怒らせると恐ろしいバニーちゃん。何ともワケのわからない組み合わせのように思えるが、実は干支つながり。1986年(寅年)から1987年(卯年)になったのでこうなったワケ。タイガーマスクはおそらく佐山聡が出演したため使われたのかもしれないが、それに引き換え非常におぞましいのがバニーちゃん。あま~い声で油断を誘うが、穴に入った戦士を情け容赦なく一発KOさせてしまうのだ!
不敵な笑い声を上げながらタイガーマスクは左下の穴へ、バニーのトカ嬢は左上の穴へと潜り込んでいった。今回はよろい注が不在、しかし地面がぬかるんでいるので転ばぬよう足元に注意して挑んでほしい!
1人目 女性(関西地区代表・大阪)
まずはゼッケンに「くまぐみ」とかわいいクマのイラストが描かれた、大阪の女性挑戦者。
左上の穴に突入し、女だと見るや本性を現したトカ嬢によってボコボコにされてしまった!!
2人目 男性(関西地区代表・京都、21歳・京大医学部)
続いては京都大学は医学部の3年(3回生)。
右の穴に突入するかと思いきや、フェイントをかけてこれをスルー。真ん中下の穴に飛び込み無事通過!
3人目 女性(関西地区代表・京都、40歳・主婦)
先程、海峡を無事に渡り切った京都のお母ちゃん。
よろい注が出口で待ち構えているんじゃないかと一瞬怯んだが、いなかったようなので一安心。
しかし彼女は左下の穴を選んでしまい、タイガーマスクに襲われてしまった!
4人目 男性(最強関東選抜隊、20歳・運送業、小口城次)
赤いジャンバーのスーパータイガージムの刺客。
終始笑顔で右の穴に入って最終決戦進出!
5人目 男性(北海道地区代表)
必勝のハチマキと、ブルース・リーを真似て黄色ジャージを着た北海道の"ブルース横田"。
左上の穴を選んでしまい、バニーガールに恫喝されてしまう…
6人目 男性(最強関東選抜隊、34歳・造園業)
最後は生き残った金子造園の社員が登場。
真ん中上の穴に入ってこちらも最終決戦に進出だ!
生き残り 9人
関西 1人 沖縄 0人
北海道 3人 関東 5人
関西勢はこれでたったの1人に! 北海道勢は3人、関東勢も2人脱落してしまったのである
カート戦
「人喰い穴」を無事通過した全国の精鋭中の精鋭たちが、たけし城前へと続くタイムトンネルをワープしながら1人、また1人と集結してきた!
たけし城から闇夜を切り裂くレーザー光線が放たれる中、攻撃軍が城前にやってきた。谷隊長が全国から集めた精鋭も、いまではたったの9人。沖縄軍は全滅してしまったため具志堅隊長が特別参加することになった
最後の決戦に備えて、攻撃軍が戦車へと乗り込んでゆく! 嵐の前の、緊張の一瞬である
以上、具志堅隊長含めて10人で新春スペシャル最後の決戦に臨む! 今回から攻撃軍のカートが最大で10台出撃する。1人1台ずつ乗り込むので、今まで以上に勝てるチャンスは大きい!
たけし軍の戦車には、ストロング金剛を始め、見るからに不気味な怪人たちが乗り込み、万全な迎撃態勢を整えている!!
一方のたけし軍。敵陣が10人、カートも10台ということで石倉の気は穏やかではない。
たけし戦車は石倉が操縦し、たけし君が銃撃を担当することになった。また、軍団が減って戦力ダウンしたため、レギュラーの怪人たちがカートに乗り込んで出撃する。詳しい内訳は…
| 運転手 | 攻撃 | |
| たけし戦車 | 石倉 | たけし君(バズーカ) |
| 1号車 | ストロング金剛 | 岡田正典(水鉄砲2丁) |
| 2号車 | 城みちる(攻撃も兼務) | 大木凡人 |
| 3号車 | 大念寺誠(攻撃も兼務) | 渡嘉敷勝男 |
| 4号車 | つまみ枝豆 | ポップコーン(2丁装備と、カメラ付き1丁装備) |
| 5号車 | 忍竜 | 井手らっきょ(バズーカ) すがぬま伸(水鉄砲1丁) |
とまぁ、顔面の迫力では軍団より上かもしれない。
さぁ、長かった1987年お正月決戦もいよいよクライマックス。たけし君の初陣が始まるのだ!
ついに、ついに、最後の攻撃命令が下った! レーザー光線が飛び交う中、たけし城新春スペシャル、その決戦の火蓋が切って落とされたのである! 攻撃軍の戦車を巧みに操るのは、谷隊長自らの手で全国各地から集められた兵どもである。しかも、ここたけし城でのあらゆる難関を掻い潜り、しぶとく最後まで生き残ったエリート中のエリート。いわば、たけし城の"トップガン"なのだ! だからこそキミたちに期待する! 今年こそ、今年こそ! 難攻不落のたけし城を攻め落とせ!!
レーザー光線と煙立ち込めるフィールドでの最終決戦が幕を開けた。16台のカートによる過去最大の戦いが巻き起こるのである!
威勢よく飛び出していった全国から集められしエリートたち。しかし戦いにおいてはたけし軍の方が一日の長がある。
まずは全日本女子プロレスの石黒がたけし軍2台に囲まれ的を射抜かれてしまう。
次いで具志堅隊長も的に大穴を開け、戦場のど真ん中で動けなくなってしまった。
大きく回り込むたけし戦車に追いつこうと、スーパータイガージムの2人が接近を試みる。しかし速さに勝る装甲車に逃げられ、トカちゃん・大ちゃんのカートに阻まれてしまった
たけし君に銃弾(ペンキ)がかかり、顔がどんどん青ざめていく。しかし戦車の的はいたって白いまま。
一方の攻撃軍は次々と怪人たちにやられ、最後に残ったのは金子造園の社員。孤軍奮闘するも、たけし軍が寄ってたかって集中砲火を浴びせ、的が大きく破れて撃沈。
今回も攻撃軍はあっという間に全滅。兵どもが夢の跡、今年最初の戦いもたけし軍が勝利を収めた
城から勝利を知らせる花火が打ち上がり、たけし軍たちは歓喜していた…
奮闘した家臣を褒める石倉。一方のたけし君はおいたわしや、銃弾を浴びて顔面がペンキだらけとなってしまった。しかし顔が青くなってもしぶとく、リアクションを忘れないところは、さすがたけし城の城主である。
というわけで未だ負け知らずのたけし軍は、今年も谷隼人をコテンパンにやっつけると高らかに宣言するのであった。
かくして、昭和62年のお正月決戦は幕を閉じた。しかし、新しい年の戦いはこれで終わったわけではない。また来週、たけし城を巡る新たな戦いが繰り広げられるのだ
戦いは終わった。1987年、昭和62年の新春を飾るにふさわしい、長くて熱い戦いが終わった。
石倉 殿! ここにもう16名の人間が来ております。はぁは。もうわずか16名でございますからな。それに殿ね、なんと沖縄ではですな、具志堅用高隊長以外、全滅でございますな! あーっはっはっはっはっは…!
(喜ぶたけし君)
石倉 えーい、若! どちらへ行かれましたかな? バカ殿! バカ! バカ!!
(と言って、金屏風を開けると…)
石倉 おぉ、若!
渡辺 (ポーズを取って)あ、いいカタチ!
石倉 若…
渡辺 じぃ!
石倉 貴方が守らなければ、誰が城を守るんですか!! さぁ、すぐに先陣の用意を!
渡辺 怖い~!! 怖い怖い!
石倉 怖いってね…
渡辺 わらわは怖いのじゃ!
石倉 は?
渡辺 私は怖いのじゃ!
(頭を抱えるたけし君)
石倉 殿! なんとか貴方はこの、バカ倅になんか、ないんですか貴方、一言!?
(怒りのポーズ?を取るたけし君)
石倉 怒ってらっしゃる、怒ってますよ! 怒ってらっしゃる! これは怒りのマークですよ、貴方!
渡辺 なんでこんな…
石倉 怒りのマークですよ貴方!
渡辺 知らなかったこれは… 父上! わかりました
石倉 さぁ、支度を!
渡辺 わかりました! よ~し! えいっ!
(石倉の腹を小突く若)
石倉 うっ!(倒れる石倉…)
渡辺 よしっ! 父上! お許しください!!(逃げ出す若)