1986年夏に登場、見た目がなんとも涼しげなウォーターライド系ゲーム。前年公開の映画『暴走機関車』から着想を得たと言われる。
　"暴走列車"と呼ばれるゴンドラに乗ってローラー製の坂を下り、池に着水したら左右にある着地点に飛び移るのだ。
　左側（画面向かって手前）の着地点は大きくて広いが、浮いているのでバランスを崩すと落ちてしまう不安定な蓮の葉っぱ。右側（画面向かって奥）の着地点は小さくて狭いが、固定されている足場となっている。どちらを選ぶかは挑戦者の自由なので、元気よく飛び移ろう！

　

クリア

　　左右の着地点のどちらかに飛び移ればクリア！
　

ミ　ス

　　勢い余って池に落っこちてしまったら失格…

　#9（1回）

　第9回 1986年7月18日（金）放送

　【ゲーム中】映画『暴走機関車』の「Moving On」

• 想定では壮大でもっと攻撃軍が落ちるはずだったようだが、仰々しいセットのわりには盛り上がりに欠けた。しかもたったの2人しか落ちなかったので、たけしも呆れて「やめた！　やーめた！」と言い出し途中で打ち切り。見事に企画倒れとなってしまった…
• 美術スタッフによると総工費は900万円。鉄骨で作った坂にお金がかかったそうで、高額アトラクションランキングでは第5位！

  TBSテレビ『ジョブチューン』2017年4月22日放送より

• この失敗を反省し、後に「戦場にかける橋」や「どんぶらこっこ」といった名作ゲームが誕生したので、かえって良かったかもしれない!?

• 「戦場にかける橋」…細いローラーを水平に並べてチキンゲーム化
• 「どんぶらこっこ」…お椀やどんぶりに乗って急流下り
• 「あの鐘を鳴らすのはあなた」…坂を下って池に着水、その先にある坂を駆け登って鐘を鳴らす