TBS版（昭和版）

戦いの詳細 その1

今日は雨が降ってないので、誰一人転ぶことなく駆け出して行った攻撃軍。最年長53歳のお父さんに、常連の金子社長、そして浅草キッドの玉袋筋太郎（※「今週の勇士たち」には本名の記載なし）も参加している。

今週こそ勝利に期待したいものである！

　さぁ、いよいよ攻撃が開始された！　今回はいつもの「国境の坂」に代わって、新たに「国境の沼」が設置された。この泥沼を、一定の時間内に駆け抜けなくてはならない。ゆけ、攻撃軍！　憎きたけしを粉砕せよ!!

谷隊長の号令を受け、土手を駆け登り一斉に沼へと突撃していく攻撃軍一同。

泥沼を駆け抜けるだけだといって油断してはならない。沼の深さは膝の辺りまであるのだ。ゴール目指して必死な挑戦者たちだが、泥に足をすくわれコケてしまう者が続出。戦闘開始早々、いきなり泥んこになってしまうのだ。

泥に手間取っていると足が抜けなくなり、徐々に体力を奪われ、ついには時間切れとなる。とにかく誰よりも早く、沼から脱出するのだ！

　第一の難関「国境の沼」が攻撃軍の行く手をふさぐ。しかし、さすが選び抜かれた戦士たちである。全身泥まみれになりながらも、必死の形相で1人、また1人と駆け抜けていく。他人を押しのけても、自分だけ渡り切ろうとする小賢しい者や、ともに手を取り合って一緒に渡ろうとする心優しき者まで。その姿はさまざまであるが、とにかくド根性と体力で1人でも多くの戦士たちがこの「国境の沼」を突破することを祈ろうではないか！

スタートダッシュをキメた先頭集団は、途中つまずきながらもそのままの勢いでゴールしていく。それに続くのはコケないよう慎重に歩く者、這ってでも乗り越えようという者、相手の手を引っ張って一緒に越えようとする者…　いつもの坂とはまた違った光景が見られる。

しかし、いつも置いてかれてしまう者がいる。タイムアップを知らせる笛が鳴る中、「紫友会」の女性がギリギリゴール。

そして沼から抜け出せなかった4名の女性戦士が落伍者となったのである。その中には先ほど谷隊長に声をかけられた看護婦さんがいた…

笛が鳴った時点では後ろから4番目にいたのに、結局ビリとなってしまった看護婦さん。最下位となったにも関わらず、終始笑顔を見せていた

今日は演出を手掛ける三角ディレクターが守備軍として参戦。強力なマシンガンを手に、素人たちに立ち向かうのである。

今回の布陣は、砦の頂上に三角D含む5人、中段に東、内部に3人、突撃隊が4人、以上13人体制で砦の守りを固める！

　さぁ、次なる戦いはそのまんま東隊長率いるたけし軍団との銃撃戦だ！　小賢しさにかけては天下一品のたけし軍ではあるが、な～に恐れることはない！　正義はキミたちの方にあるのだ！　撃って撃って撃ちまくり、1人残らずたけし軍団を撃ち倒せ!!

沼で泥だらけとなった攻撃軍諸君。だが今度はペンキまみれとなるのだ。

谷隊長の攻撃命令を受け、またしても狂乱の銃撃戦が始まった！　なぜか砦の前の地面がぬかるんでいるが、これもたけし軍の罠であろうか？

一斉に突撃していく挑戦者たちに対し、ノリノリでマシンガンをぶっ放す三角D。一方、もみくちゃにされた東は、的に大きな穴を開けて立ち尽くすばかり。

おっと危ない、挑戦者の1人が砦の前で倒れてしまった！　すかさず突撃隊が彼女を取り囲み攻撃し始める。一方、他人のことなど構ってられない者たちは、我先に砦を乗り越えていこうとする。滑っても転んでも、最後まであきらめず乗り越えて欲しい！

…砦の前でスッ転んでしまった挑戦者は集中砲火を浴び、立ち上がることさえできず、のたうち回りながらやられてしまった。人生、あきらめも肝心である

　「第一砦」を突破した99名の戦士たちが、次なる難関へと進んでいく！

やられたのに笑顔を見せた上、たけしに愛の告白までした女性を筆頭に、10人がここで脱落。

37歳の坂本レポーターは、思った以上のキツい仕事でぼやきが止まらない。ぼやきたいのは攻撃軍とて同じ。CMの後、さわやか律子さんの強烈なボールが挑戦者に襲い掛かるのだ!!