12月9日(火)に起きたたけしと軍団による、講談社の写真週刊誌『フライデー』編集部への襲撃後、初めて放送された回です。令和の今なら編集で出演シーンをカットしたり、番組即打ち切りもやむなしですが、まるで何事もなかったかのように放送されました。
なお、たけしたちは逮捕されたもののすぐに釈放。後に起訴されてラッシャー板前、つまみ枝豆、井手らっきょの3人以外は謹慎することになります。
この件についてTBSには400件もの電話がかかってきたとか。大人たちからは「たけしが出るなんてけしからん」といった抗議が相次いだものの、子供たちからは逆に「たけし城の放送を止めないで」という激励が多く寄せられたそうです。
また、他局が冠番組のタイトルを差し替える(例:日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』→『元気が出るテレビ』、テレビ朝日系『ビートたけしのスポーツ大将』→『スポーツ大将』)中、たけし城だけはなんと最後まで番組名を変えることなく放送し続けたのです
8万通の中から104人の勇士が参加さて、今回の攻撃軍は8万通もの応募の中から選び抜かれた精鋭たちが集結。
注目選手はまずレストラン『アンナミラーズ』の店員。女性店員はあのミニスカートで有名な制服を着て参加。谷隊長も思わず興奮しそうになったが、隊長らしくぐっと抑えてここは我慢!?
続いて、レスリング経験があり高校の時チャンピオンになったことがある男性戦士が登場。果たしてそのパワーを発揮することができるか?
そして久々にやってきたのが金子造園の社長。今回も社員を引き連れ懲りずに参戦。打倒たけしの悲願に燃えている!
また、祥伝社から当時刊行されていた女性週刊誌『微笑』から、名物記者の岩ちゃんが体験取材と称して緑山にやってきた。"微笑・なんでもやります"と書かれた特製Tシャツを着用し、助っ人の先輩と後輩を連れてきたのである。この戦いに向けて、デスクから「城を落とせなかった場合は暮れのボーナスなし」と厳命された。女性挑戦者たちと仲良くなるなどうつつを抜かしつつ、お城を攻略するため、そしてなによりもボーナスのために奮闘することになったが… これまで多くの雑誌がたけし城に刺客を送り込んでいるが、ほとんどが城にたどり着くことなく脱落している。果たして彼らはどこまで進むことができたのか?
さらに赤ちゃんの人形をおんぶしてきた男性挑戦者も現れた。この人形の名前は「きっこちゃん」。かわいい(ある意味恐ろしい?)きっこちゃんとともに、今週も谷隊長の号令一下、城攻めが開始されたのである!
なお『微笑』によると収録日は11月14日(金)、撮影開始は午前10時。2週分の録画撮りを1日で行っていたとのことです
池にボイラーを導入!
番組内でたびたび話題が出ていた「これから冬に向けて池の水をどうするか?」という問題。
これから寒さが厳しくなるため、「竜神池」の水を温めるボイラーが初めて使用されました。しかし導入初日の今回は"若干まだぬるめ"だったようで… 美術担当の中嶋美津夫氏は「もっと温かくする」とやる気満々だったとか
たけし軍団セピア・大阪百万円が初参戦!ここしばらくキドカラー大道、おぼつちやま、サード長嶋の3人体制だったたけし軍団セピア。
浅草・フランス座に修行へ出ていたためこれまで参加していなかった大阪百万円が、たけし城に初登場します。といっても、例の事件でまたしばらく出なくなってしまうのですが…
"驚異バカウケ新ゲーム" 2種類登場!新しい難関の開発に余念がないたけし城。今週は新聞の予告に書いてある通り、2つのニューカマーが誕生した。
まずは「国境の関所」、これは「国境の壁」をリニューアルしたもの。その名の通り、関所らしいセットになったのだが、ルールは以前とまったく同じ!?。
続いて「がんばれホエールズ」。当時TBSとつながりがあったプロ野球チーム、横浜大洋ホエールズ(源・横浜DeNAベイスターズ)にあやかってその名が付けられた関門。挑戦者がクジラになって南氷洋を駆けていく?
といったけで、見ていて非常にバカバカしいゲームが投入された訳である。攻撃軍たちはどう攻略していくのであろうか?
参加人数 | 104人 |
国境の関所 | 99人 |
第一砦 | 93人 |
悪魔の館 | 79人 |
すもうでポン | 70人 |
がんばれホエールズ | 54人 |
竜神池 | 41人 |
まわってコマネチ | 23人 |
ジブラルタル海峡 | 11人 |
人喰い穴 | 8人 |
カート戦 | 敗北 |