図書室「雑誌」 1988年以降

『週刊現代』1988年1月1日号

講談社

ヒット番組TVクルーズ「ギョーカイの素顔」 『風雲!たけし城』(TBS系)亜仁丸・レスリーが乱入だッ。ギャオ~!

阪急ブレーブスのアニマル・レスリー投手が"亜仁丸レスリー"としてたけし城に登場! 1987年12月18日放映分(第72回)で初登板となる彼に、スタジオの控室でインタビューを敢行した。

出演に際し「楽しみながらできるからハッピーさ。これからは女のコだからって手加減しないヨ」と意気込む亜仁丸。そこへ上田馬之助とストロング金剛も登場し、バックアップすると宣言。大男3人が天井を破らんばかりに拳を振り上げた。

記事の後半では番組の裏話を公開。TBS広報室によるとゲームは週1回のアイデア会議で検討。7人が10本ずつ持ち寄るが、採用されるのは3カ月にわずか1本! その上、安全性も厳しくチェック。美術スタッフによると「ダミーを作って実際に試してみます。アルバイトを雇ってやらせる」のだとか。50人いるスタッフも体力採用で、カラダが頑丈な者ばかりだそう。ゲームのセットは安くて200万円、高いもので1000万円で、広報室曰く普通のバラエティショーの2倍もの制作費をかけている。

来春(88年春)からは『キング・オブ・ザ・マウンテン』の名でアメリカ版が放送、「ぜったい当たるよ」と亜仁丸もニンマリ!?

第72回

『LOVELY(ラブリー)』1988早春号

TBS

ウォーッ! 亜仁丸だー!!! 『風雲!たけし城』(金曜・よる8:00)で大アバレ中。

たけし城で活躍中、ヒゲ面のヘンな外人。阪急ブレーブスのピッチャーとして球場をわかしていたアニマル・レスリーが、このたびタレントに転向。「亜仁丸レスリー」として守備軍に加わったわけです。

たけし城主は「亜仁丸ドカーン(アニマルBANG)」という専属コーナーを設けてこのツヨーイ味方を大歓迎。このゲームで亜仁丸はカーブ、シュートと魔球を投げ分け貫録を見せつける。欠点は若い女性に弱いこと。「亜仁丸アイ・ラブ・ユー」なんて声をかけられるとたちまちメロメロになってゆるいボールを投げてしまうんだとか。

日本語は家庭教師の下で特訓中。「タレントトシテサイコウシュクンヲメザスヨ、ウォーッ!」を気炎を吐くのでした

『BOMB!』1988年4月号

学習研究社

気分はちょっぴり芸能人! 目立ちたがり屋のためのテレビ番組体験ガイド「体力で勝負!! 不倒の城塞を攻めるぞ! 痛快なりゆき編集部がたけし城に世紀の突入」

「TVは観るもんじゃない、出るもんだァ!?」と高らかに宣言する『BOMB!』の記者が、シロウトに混じってさまざまな視聴者参加番組にチャレンジ。当然、たけし城にも参加したワケです。今回編集部が送り込んだ精鋭は、石川誠壱、相撲と柔道で鍛えた千野大佐エ門(ちのだいじゃえもん)、紅一点の美人ライター・アコちゃん。収録は1988年2月4日の朝9時から、寒い中ファイトを見せる3人だったが…。

「国境の関所」で石川記者の踏み台にされた千野記者がひとりだけ脱落。攻撃開始前に谷隊長から「寝不足のデブはダメだ」と言われ、その通りの結果に。続いて、次の「第一砦」を辛くも勝利した石川記者とアコちゃん。ここから攻撃軍はいくつかのブロックに分けられてゲームに挑戦する。石川記者はこの回の新ゲーム「アミダ節だよ人生は(※放送時は「苦しい時のあみだのみ」)」に回された。うろたえていた石川記者はアミダの要領が分からず丹古母鬼馬二に進路を教えてもらい、最後の階段でもつまずいてストロング金剛に押し上げてもらう始末。その結果は、泥沼に転落して失格。

最後に残ったアコちゃんは「アニマルBANG(ドカン)」に挑戦。2球目まで耐えたが最後の"超特大魔球"の餌食となって、ジタバタしながら落下…。こうして3人は高校球児の如く、緑山の砂利を持ち帰り去っていった。

そんな彼らの奮闘ぶりは、第82回(3月4日)で放送されています

第82回

『LOVELY(ラブリー)』1988春号

TBS

スタジオ訪問42 先輩、後輩あわせての「たけし城」シフト TOHOナイン

東放学園専門学校・東京アナウンス学院によるPR記事。

1986初夏号から約2年、すっかり馴染んだスタッフもいれば、その間に入ってきた者がいる。学生時代にワクワクしながら見ていたという斉藤裕之、坂内綾、班目浩二の3人がそれである。

今回もたけし城をバックに東放学園OBのスタッフと谷隊長、亜仁丸レスリー、ストロング金剛が加わって記念撮影。この撮影に参加したのはこの6人のほか、相吉沢靖、森玲子、鈴木康正(号外版ディレクター)、平出雄一、阿部重利(たけし城チーフAD)、田部谷進の6人である

特集/スペシャル番組ぶっ通し!見逃せないぞ一週間 見ごたえ、らんまん。番組もスペシャル!気分もスペシャル!!

1988年の春も期首特番がどっさり!! 3月28日(月)からの1週間、『加トちゃんケンちゃん』、『クイズまるごと大集合』、『ザ・ベストテン延長戦』といったバラエティから、『時間ですよ』、『ママはアイドル!』、『時間ですよ』、『男女7人秋物語』といったドラマまで… TBSのゴールデンタイムはスペシャル番組が占拠!

たけし城では4月1日(金)夜7時から『春の豪華版 風雲!たけし城スペシャル』(雪の陣)をお送りする。たけし城が雪国に出現、珍なる"雪合戦"の攻防戦が繰り広げられるというのだが…

第86回

『小学五年生』1988年7月号

小学館

風雲!たけし城 とつげき大作戦

今はなき学年誌『小学五年生』の読者ページを担当していた、サッちん(さくま良子)とカバ杉記者、ヨコオ記者の3人によるたけし城体験ルポ。2色刷り7ページで大紹介。小学生向けの雑誌ということもあり、写真を交えた楽しい漫画風に紹介されている。

「たけし城なんでもQ&A」コーナーでは参加者はヘルメットや手袋、サポーターを付けること、高い所から撮影する時は高さ10mのクレーンを使うことなどここだけの情報を公開。カバ杉記者によると「ローラーゲーム」のローラーは「思ったよりやわらかい」のだとか。

彼らの活躍は第93回(6月3日放送)で見られるぞ

第93回

『LOVELY(ラブリー)』1988初夏号

TBS

STAR SCOPE アクションこそが生きがい 『風雲!たけし城』の谷隼人

我らが谷隊長のプライベートにTBS・LOVERY記者が密着取材。

絵になる場所で100メートルくらいの場所を2、3回走ってもらえばいいですよという記者の提言を拒否。ヤラセを嫌う彼は本当に走っているところを撮って欲しいと、写真1枚のために約6キロランニング。汗まみれになりながら駆けた後、スポーツクラブで1時間に及ぶトレーニングを続けた。こんなトレーニングを18年間(当時)続け、ある時期は366日通ったこともあるとか。

彼が何故体作りにこだわるのか、それは「アクションをやりたいから」。アクションシーンを演じる時、体がブヨブヨではサマにならない。だから役が来たその日のためにトレーニングを続けているのだ。そのこだわりはどこからくるのか、「イヌ歳生まれで、九州人だからですよ。単純でガンコ、それだけです! アクションを演りたいというのも、ぼくは大衆娯楽の提供者であればいいと決めてるからで……芸術家になろうなんて思ってませんから!」と本人は語る。

取材では愛犬家としての一面も見せ、ミニチュア・シュナイザー種のチャチャとケンタを連れてお散歩。長期ロケなど家を空ける時、必ずこの子たちの写真を持って行くという。

ちなみに今回の取材では、たけし城のスチールも担当しているカメラマンの橋本田鶴子さんが撮影に携わった

『週刊明星』1988年9月1日号

集英社

あっ。驚き大解剖『風雲!たけし城』放送100回! 痛快なりゆきエピソード集

ついに放送100回! というわけで、スタッフと出演者たちが、これまでに行われたオーディションや収録現場でのおもしろエピソードを大いに語る。

"目立つが勝ち"のオーディションでは、フル○ン男や緑山に忍び込んで練習していた男がいたり、収録では有名人やその親戚も参加していたり…。

また、ボツになったゲームには"カレー食い競争"や親子大会用の"風船ゲーム"などがあったとか

『LOVELY(ラブリー)』1988年末年始号

TBS

裏がえし『風雲!たけし城』

季節を問わず攻撃軍が攻め込んでくるのでたけし城主は大忙し! だがもっと忙しいのが番組スタッフたち。彼らの奮闘ぶりを愛情込めてカメラが追った! この記事は番組の裏側を激写したドキュメントである。

掲載された写真の中から、気になる情報をピックアップしてみたぞ

『週刊新潮』1989年3月2日号

新潮社

「たけし城」陥落でお笑い番組異変

たけし城が1989年3月をもって打ち切られることを伝える記事。

ひところの勢いは落ち着いたとはいえ平均視聴率は17~18%、合格点がもらえる数字ではあるが…。

さる中堅ディレクター曰くたけし城は"優等生TBSの鬼っ子的存在"。俗悪番組が嫌いな諏訪(博)社長が局のパーティで「あんなことまでしても視聴率が獲りたいのか」と担当者を面罵したこともあったとか。

また、殿のご乱心も打ち切りの一因だとかで「いざ収録という当日の夕方になって、電話一本で"ゴメンネ"ですからねえ」とTBS関係者が苦労を明かす。

しかし海外にもアイデアが輸出される人気番組。某スタッフは「年に何回か、海外の"たけし城"を借りて、生中継する手もある。どうせなら、最後は天守閣を炸裂させるとか、華々しく終わりたいね」と語っているようなのだが…

『LOVELY(ラブリー)』1989春号

TBS

番組ロータリー たけし城攻めで敢闘賞を手にした500人の戦士 そのVTRを見ながら"最優秀賞"を選出!

3年間で約2万人もの軍勢に攻め込まれながら、数回を覗いてビクともしなかったたけし城。この度解散となった攻撃軍に憐れみをかけ、たけしがこれまでの敢闘賞場面をすべてチェック。最優秀敢闘賞を与えることにした。

4月7,14日放送の「風雲!たけし城ファイナル 最優秀敢闘賞は誰の手に!」では2週にかけて総集編を放送。ファイナルだから明かされる秘密もあるとか…。

みっちりと名場面を振り返り、次番組『総天然色バラエティー 北野テレビ』に心おきなく移ろう、という目論見なのであります

第128回 第129回

『月刊連合』1990年7月号

日本労働組合総連合会

UI先進組合が語るYOU and I論

日本労働組合総連合会の機関誌に掲載された記事。

1980年代後半から1990年代初めに取り組まれた、UI(ユニオン・アイデンティティ)。企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)のように、労働組合の中にも活動理念を見直し、時代にマッチした新しい運動を作っていこうという動きが広まってきた。その背景には若者の組合離れ、組織率の低下といった深刻な問題があったようだ。

今回紹介された伊勢丹労組は、春闘を"スプリングミーティング"に変え、「ファミリーフェスティバル」と称して家族もグループも誰でも楽しめるイベントを組合員たちが企画して実施。労組結成40周年イベントでは東京ディズニーランドを借り切ったとか。

さて、その中で1989年8月30日(水)に行われたのが「風雲!たけし城 Family Festival」。若い組合員の発案で緑山スタジオのセットを借り、運動会として組合員が本番そのものの数々の障害物(難関)にチャレンジした。写真では来場者たちが「悪魔の館」「竜神池」「君も宇野くん」「まわってビーチボーイズ&ギャルズ」に必死になって挑みつつ、楽しんでいる。

テレビで見たシーンが体験できるとあって、子供たちにも大人気。一日中歓声が絶えなかったという。伊勢丹労組の長崎憲一書記長は「子ども達が「面白かった。お父さんの会社って凄いね」といって、それで父親の権威が保てればこれぞUIだと思うんです」と語り、新しい労組活動の形を提示していた。

なお、このイベントは集合時間は特に決めず、場所だけ提供するので好きな時間に来て楽しんでくださいというスタンスで行ったそうだ。

入場券代わりに記念のテレホンカードを発行。同じデザインのTシャツも用意され、組合員が着用していた。また、ある写真にはたけしくん人形が2体も… どうやらレギュラー放送終了後もスペアがいくつか残っていたようである(連合のサイトにその写真が掲載されています)

『月刊ぶ~け』1990年12月号

集英社

大特集スペシャルショート バイトはつらいよ!2 雨月衣「雨月衣の忘れてしまう程の数知れぬアルバイトの中からいくつか抜粋しました」

当時刊行されていた少女漫画誌の特集で、漫画家・雨月衣先生が経験したバイトから印象的だったエピソードを描いた作品である。

以前、TBSの美術製作をやっていたキャビンというところでお手伝いをしていたという。この会社はたけし城の小道具も担当し、彼女も緑山スタジオで「カート戦」で使われた的を洗っていたそうだ。

ちょうど"例の事件"でたけしと軍団が出演していなかったため、会えないのが残念だった… が、そんな中でも楽しみだったのが、なんと稲川淳二。ファンということではないが、見物人がいないところで一人カメラに向かって演技をし、何度も何度もNGを出しスタッフに怒鳴られながらもニコニコ演技を力いっぱい続ける、そんな彼の姿を見ているうちに。OKが出た後、思わず拍手していたとか。

後日談として、とある料亭で"お運びさん"のバイトをしていたところ、なんと取材でやってきた稲川に遭遇。ここでも彼はひたすら腰が低かったそうな…

『ユリイカ』1998年2月臨時増刊 総集編=北野武そして/あるいはビートたけし

青土社

映画監督として、芸能人として、たけしのさまざまな面を取り上げている。

「ビートたけし番組グラフィティ」では第0回(事前特番)についての記述がちょっとだけある他、桂邦彦プロデューサーが手掛けた番組も紹介されている

『EX大衆』2007年2月号

双葉社

風雲!たけし城おもしろ解剖!

近年、海外で人気があるということでモノクロ4ページで特集。金子社長による攻略法から、金子社長・谷隊長・桂プロデューサーへのインタビュー、たけし城大事典、たけし城グッズ紹介まで事細かに掲載。

ちなみに、大事典の細川たかしの項目で「CSでの再放送時、肖像権の問題から細川たかしの登場回が放送されず、『たけし城』のファンから反感を買っている」などと書かれたせいか、その後細川たかし出演回がCSで放送されるようになった

『週刊ポスト』2008年10月31日号

小学館

ビートたけしの21世紀毒談(第955回)「米テレビがパクッた『たけし城』は世界が認めたんだからオイラもノーベル賞級だっての!」

2008年のノーベル物理学賞を日本人が受賞したことについてたけしが語っており、その中でたけし城についても触れている。TBSが『Wipeout』を制作しているアメリカ・ABCを訴えた件については、損害賠償金の内の何割かを分け前として欲しいと言っていた

『EX MAX!(エキサイティングマックス)』2009年11月号

ぶんか社

痛快なりゆきグラフ 風雲!たけし城MANIAX

たけし城のDVD発売を記念し、カラー3ページでどこよりも早く総力特集。

教科書には絶対載らないようなたけし城の歴史から、たけし城が残した偉大なる記録、攻撃軍を待つ難関の紹介、谷隊長へのインタビューなどを掲載。実は当館が協力・監修という形で関わっており、データや情報を一部提供していました

『EX大衆』2009年11月号

双葉社

風雲!たけし城 爆笑アトラクション15

こちらもDVD化を記念して『EX大衆』が2色刷り4ページで再び特集。たけし城の名物アトラクション15+5個を写真・クリア難度・谷隊長のアドバイス付きで大紹介。また、桂邦彦プロデューサーや谷隊長、ストロング金剛へのインタビュー、「たけし城人物ふぁいる」も公開。

立川談志が「これはアクション・ギャグの原点だ!」と唸っていた、という話を桂プロデューサーが明かしている

『DVDでーた』2009年11月号

角川マガジンズ

『風雲!たけし城』伝説の緑山合戦をDVDでポン!

DVD情報誌『DVDでーた』によるたけし城DVD特集記事、カラー2ページ掲載。

「名物関門プレイバック」ではたけし城の代表的なゲームを谷隊長の観戦後記付きで紹介。「トリビアの館」では「悪魔の館」の仰天突破術などたけし城の雑学を大紹介。さらに、緑山の行け行け隊長こと谷隼人が、いまだから話せる城攻めのウラ側を明かす!

『DVD VISION』2009年11月号

発行:日之出出版 発売:クロスロード

今月のDVD Pick up「風雲!たけし城 DVD其ノ壱」

こちらもDVD情報誌『DVD VISION』による、たけし城DVD紹介記事。

「伝説のアトラクション型バラエティがついにDVD化!」ということで、カラー1ページ掲載。インタビュー「攻勢軍(攻撃軍)を率いる谷隊長の語るたけし城の裏側」付きでDVDの見どころを宣伝している

『CIRCUS MAX』2009年12月号

KKベストセラーズ

「風雲!たけし城」関門リスト116

祝!DVD化ということで組まれたモノクロ5ページの特集記事で、どこぞのたけし城マニアが協力している。ほぼ全ての関門を掲載した「永久保存版 関門リスト116」、人気関門を写真付きでまとめた「関門プレイバックBEST20」、谷隊長への突撃インタビューの豪華三本立て。谷隊長へのインタビューでは「当初たけしと谷隊長の役割が逆だったこと」や「谷隊長が休んだ回(第7回)について」などに迫っている。

…ということで、CIRCUS MAX編集部さん、同行のライターさん、カメラマンさん、メディアファクトリーさん、そして谷隊長、お忙しい中どうもありがとうございました!

『SPA!』2009年11月17日号

扶桑社

『福満しげゆきの小規模な感想文(68)』 「たけし城」にはスーパーマリオ的な興奮があった…

漫画家・福満しげゆき先生によるコラム。当時小学生だった筆者が、たけし城が子供の心を掴んだ理由を分析。「フライデー襲撃事件」発生当時、講談社の担当者がフライデー編集部に在籍していたものの、当日会社にいなくてガッカリしたことを明かしている

『FLASH』2009年12月1日号

光文社

たけし軍団4人が誌上同窓会 『風雲!たけし城』伝説の名場面をプレイバック

たけし軍団のつまみ枝豆、ガダルカナル・タカ、井手らっきょ、松尾伴内が集まり、たけし城を語りつくすカラー3P特集。

思い出のアトラクションや海外進出・海賊版が作られた件、軍団員を増やしたことなどを挙げて番組の凄さを浮き彫りにする一方、その苦労や裏話を明かしている。また、テレビ史上に残る爆笑&難関アトラクションの厳選紹介や谷隊長、トカちゃん、桂プロデューサーが語る秘話も掲載。

ちなみに取材日が『CIRCUS MAX』と同じ日だったようで、谷隊長は私服で登場している

『昭和50年男』vol.001

クレタパブリッシング

【CHAPTER 2】1986/昭和61年 風雲!たけし城が ガキの冒険魂を熱くした

昭和50年代にガキンチョだった男たちに贈るムック。桂邦彦プロデューサーへのインタビューを交えつつ、番組を魅力たっぷりに伝えている。

たけしのスケジュールが月2回しか空いていなかったため役割が逆転したこと、泥だらけにするので緑山スタジオ側から怒られたため番組専用シャワー室を作ったこと、番組終了は視聴率低下ではなく「3年やったら、出たがる人間は一周しただろうなと」という理由だったことが明かされた。

また、記事を執筆した山田知宏氏は、当時TBSにいた部のOBによる命令で番組に参加しており、「ローラーゲーム」ですぐ撃沈したそうな

『週刊大衆』2023年2月27日号

双葉社

祝結成40周年!たけし軍団が「今だから話せる」殿とフライデー事件とたけし城! 前半戦

1983年の結成から40年を迎えたたけし軍団。ガダルカナル・タカとつまみ枝豆、ダンカンの3人が芸名の命名式から阪神に勝った草野球、34年ぶりに復活するたけし城、殴り込み事件の真相までまるごとぶっちゃけた記事。

たけし城関連では、新しいゲーム案が出るとセットを組んでADではなく軍団がテストしていたこと、井手らっきょが親子大会で若妻をナンパして収録後に遊びにいった話から、台湾の"ニセたけし城"に偵察に行った話を明かしています

『週刊現代』2023年5月6・13日号

講談社

週刊テレビオヤジ

テレビ業界にまつわる連載コラムでたけし城を取り上げている。

制作費非公表の令和版だが、番組制作会社幹部の話ではTBSに番組フォーマット販売権として10億円以上が支払われたとか。また、大手芸能事務所の話ではたけしにもかなりの額が支払われたというが… 真偽のほどは不明である。

なお、記事は「現代ビジネス」でも読むことができます。そんなにヤバくはないです

『週刊プレイボーイ』2023年5月15日号(no.19・20)

集英社

あの伝説的なバラエティ番組が、34年の時を超えて復活!!! 『風雲!たけし城』が帰ってきた!!

渡辺直美とオードリー・春日俊彰が令和版の見どころを、二代目家老・東国原英夫と谷隊長が昭和版の超破天荒な舞台裏を語っています。令和版をきっかけに組まれた特集記事の中では、最もボリュームある内容です。

ちなみに「週プレNEWS」でも読むことができます。紙面では写真がモノクロですが、こちらではカラーで見られますよ!

『週刊実話』2023年5月25日号

日本ジャーナル出版

銭で見えてくるテレビ・芸能マル秘報告書 第457回 「34年ぶり復活の陰に垣間見る令和版『風雲!たけし城』のからくり

令和に復活したたけし城にまつわる"カネ"について、TBS関係者・事情通の話をまじえてレポート。

Amazonが10億円以上支払い、TBSから番組フォーマット権を購入。その際、TBSは自社が制作を請け負うことを条件にしたという。たけしにも数千万円の権利料が入ったとのことで、「殿もウハウハ」だとか…。

この記事は「週刊実話WEB」でも読めます

『週刊SPA!』2023年5月30日・6月6日合併特大号

扶桑社

カルチャー★フェス Channel「風雲!たけし城」

ゴージャスになってリニューアル、Prime Videoで復活したたけし城をレビュー。筆者は中村裕一氏。

「ながら見でも楽しめる、シンプルで今見ても非常によくできたフォーマットと言える本作」「理不尽さは相変わらず。いずれにせよコンプライアンスに縛られ、すっかり優しくなった令和のテレビバラエティに慣れてしまった脳には刺激的であることは間違いない」と評価。

「すべてにおいていちいち理由や結果を求められる社会は息苦しい。まったく意味などない、何も残らないポジティブなくだらなさというものが、今の世の中には必要ではないだろうか」と述べている

『月刊デジタルTVガイド』2023年6月号

東京ニュース通信社

全世界に大ブームを巻き起こした伝説の番組が復活! 風雲!たけし城攻略ガイド

谷隊長・木村隊長の2人にインタビュー。収録時のエピソードや令和版の見どころを語っています。また、他の豪華キャストや新しくなって難易度がアップした注目ゲームも大紹介!

『DIME』2023年8月号

小学館

2023上半期 ヒット商品TOP100

DIME編集部員、ライター、各ジャンルの専門家からの情報を集め、上半期のヒット商品をランキング化。「先進性」「売れ行き「話題性」の3項目を重視して順位付けした特集。

たけし城は先進性★★、売れ行き★★、話題性★★★の評価で25位にランクインした