ようやく鍋が煮えてご満悦のたけし。ここで鍋をつつきながら、吞気にVTRを眺めようというのだ。ホント、いい気なものである。
さぁ後半戦一発目、日が暮れた緑山で行われるのが「これは玉RUN」。
今回から最後の退避場所以外、迫りくる壁を撤去。代わりに軍団が潜むようになった。グズグズしていると通路に突き飛ばされてしまうぞ!
また小さい岩がなくなり、大きい岩(大玉)だけとなった。石倉が言うにはいくらか岩を重くしたらしい。岩石に轢かれて昇天しないよう、気を引き締めてかかるのだ!
さて、今回も頂上の玉RUN砦に佇むのはよろい注とこの男…
退避場所からひょっこり顔を出す軍団たち。下からタカ、大森。岩が排出される中段にはたけし軍団セピア、そして最後の退避場所にグレート義太夫が待ち構えている。
岩だけでなく、彼らの妨害もかわさないといけないのだ! 心してかかれ、攻撃軍!!
1人目 男性
谷隊長の笛を合図に、まず飛び込んできたのはグレーのトレーナーを着た挑戦者。
まず大玉をギリギリで避け、タカが潜む最初の退避場所に入った。
そして猛スピードで駆け登り、最後の退避場所で上段から転がってきた大玉3発をよけた。
そのままゴールまで一気に突き抜けようとしたが、またしても大玉がやってきてヒット! 残念ながらあと一歩の所でアウトとなり、ぐったりと倒れ込んでしまった… 無念!
2人目 男性
「RESCUE SANMU」と書かれた服を着たレスキュー隊員が颯爽とやってきた! まずは大玉を最初の退避場所で回避。
中段まで一気にダッシュして、上段から来る大玉を壁際で避けようとしたが… 壁と岩に挟まれてしまい万事休す!!
3人目 女性
マスクして咳き込んでいる女性チャレンジャー。
中段からまずは一発。最初の退避場所に入る寸前、大玉にぶつかったが城隊長が見逃した?のでセーフ。
なんとか次の退避ゾーンまで進んだが、今度は大玉をよけようとしてコケてしまい下敷きに…。
大森は両手を広げ、大笑いしながら勝ち誇っていた!
4人目 女性(27歳・主婦)
「行ってきま~す!」と元気よく現れたのは、「竜神池」にも登場した自作たけし城Tシャツのグループ。
中段から出てきた大玉を最初の退避ゾーンで回避。岩が通過した後に突如悲鳴を上げたかと思うと、タカに突き飛ばされた!
ヘトヘトになりながら次の退避場所に入ったはいいもの、大玉が接近した瞬間、大森に突き飛ばされ岩に轢かれてしまった!
転がり落ちていく主婦を尻目に、またまた大森が勝ち誇ったようなポーズで手柄をアピール!!
悲惨な目に遭った彼女にインタビュー
5人目 男性(24歳・水道業)
「さぁ行くぞー!」とやたら張り切っているのは、「水道や」と書かれたトレーナーの、その名の通り水道業。そんな彼が砦に向かって突撃!!
猛スピードで登り、2番目の退避場所に到達。しかしまたも大森の邪魔が入ったのか、尻餅をついて通路に出てしまった。
そして中段から出てきた大玉に轢かれアウト。スタート地点まで落っこちていった…
敗者インタビューでは婚約者が登場。賞金を結納金代わりにするつもりだったようだが、残念ながら敢闘賞受賞ならず。これから彼は、休まず仕事して稼ぐ羽目に…
6人目 女性
最後に挑むは女性戦士。
ゆっくりと進んでいき、2番目の退避場所へ。今回は大森の邪魔が入ることなく、タイミングを図って大玉をギリギリ避けた。
しかし身体が重いのか非常に動きが遅く、石倉も無理だろうと言い出す始末。
そして最後の退避場所まであと少し、というところで上段から来た大玉と壁の間に挟まれて失格! 人間サンドイッチになってしまった
大森たちの活躍で、なんとオンエアされた中でクリア者はゼロ! 17人がここで岩の下敷きとなってしまったのである…
まわってコマネチ「雪国行かないといけない」というのは冬のスペシャルについてのお話… またなにやら考えているようだ。
それはさておき夜の帳が落ち、辺り一帯が黒に染まった緑山。再び最難関の「まわってコマネチ」がやってきた。回転するピンクと黄色の平均台を上手く渡り切れるか!?
先々週(第22回)、クリアできたのはたったの1人。この難関を突破する者は現れるだろうか?
1人目 女性
「KOMEI」という野球ユニフォームを着た女性選手。
ピンクの平均台は難なく渡り切ることに成功。
しかし黄色い平均台に飛び移った瞬間、よろけて転落。マットに置かれた粉まみれてしまった
2人目 男性
「PIGMA」(サクラクレパスが出している水性サインペン)のロゴ入りトレーナーを着た男性。
こちらもピンクの平均台は難なく渡り切る。問題はもう一本の平均台に渡る瞬間である。
飛び乗った瞬間、足を滑らせ尻もちを着いて座り込んでしまった。しかし立ち上がるのが遅く、ドクロの壁が迫ってきたため自ら飛び降りて失格…
3人目 男性
白い作業着の挑戦者。
バランスよく最初の平均台を渡りきるも、もうひとつの平均台に乗った瞬間思いっきり足を踏み外し転倒。そのまま落下し、顔中白い粉まみれ!!
4人目 男性
銀色のジャンバーを着た男性挑戦者。
ピンクの平均台の中間地点でドクロの壁に顔をぶつかりそうになったが、ギリギリストップ。
そして問題の地点へ。黄色い平均台に上手く飛び乗った! …のも束の間、すぐによろけて頭からダイブ! 今度は派手に全身粉まみれとなってしまった!!
5人目 男性
紺色のトレーナーにオレンジのズボンという挑戦者。石倉とたけしはこういうのが運動神経がいいと予想するが…。
予想通り、ピンクの平均台を軽々と突破。そして運命のハーフポイント。
黄色い平均台の中心まで進み、あわやゴールかと思われたが、慌ててよろけて落っこちてしまった
6人目 男性
次はグレーのトレーナーを着た、コント赤信号のラサール石井に似ている男性。
いきなりよろけて転落の危機を迎えたが、上手くバランスを取り直してセーフ。
そして中間地点、黄色い平均台に飛び移る時もよろけたが、またもバランスを取って見事ゴールイン!!
7人目 女性(21歳・会社員)
この暗く寒い中、バレーボール選手のような姿で挑むのはメガネをかけた女性。その元気な姿にたけしたちも感心しきり。
まずはピンクの平均台を渡り切る。しかし黄色い平均台に足をかけた瞬間「あ、ダメだ!」と言いながら落下! 黒い服が白になってしまった
インタビューでは涙ながらに「バカヤロー!」とだけ叫び、緑山を去っていった…
8人目 女性
黒いジャージを着てきた女性。服が白く染まるのを谷隊長も期待している!?
スタート地点で平均台に足をかけた瞬間、悲鳴を上げながら転落! おしりに白い粉がべっとりとついてしまった!!
9人目 男性
赤いラガーマンチームから生き残りが登場。たけしも「これちょっと良さそうだね」と期待するが、最初の平均台でさっそく転落のピンチ。たけしも手のひらを返してダメだと言い出す始末。
黄色い平均台に乗ってから数歩、大きくよろけて転落。大の字になって全身粉まみれに…
コタツと鍋で思わず身体が温まってきたたけし。熱いだの、飲み物がないだの、眠くなってきただのわがまま言いたい放題である。
それはさておき、今週も「ジブラルタル海峡」へとやってきた。しかし後半戦に入り、どうも攻撃軍の調子が悪い。そこで…
デモンストレーション 谷隊長
さぁ今回は特別に谷隊長がお手本を見せる! 笛を持って海峡を渡ろうというのだ。ここで失敗したら面目丸潰れ、攻撃軍は隊長抜きでの戦いを強いられてしまう! …いてもいなくても変わらない、などと言わないように!!
「いいよ!」と合図した瞬間、軍団が攻撃開始! 砲弾を弾き飛ばすも、バランスを崩して転落の危機に! しかし、つり橋をつかみ九死に一生を得る。そして橋をつかんだ状態で見事渡り切った!
さすが我らが隊長である。攻撃軍よ、これに続くのだ!
1人目 男性
ここから一般参加者のチャレンジである。金の球を受け取って海峡を渡らなければならない!
さてファーストチャレンジャーは上下青い服を着た男性。
まず金の球をキャッチ、ヨタヨタと歩き始める。橋の中間地点まで進んだところで足に砲弾を受け、海峡に落ちていった…
2人目 男性
続いては黄色のトレーナーを着た男性挑戦者。
金の球を受け取る前からすでに危なそうな挑戦者。キャッチした瞬間、顔に砲弾を食らい海老ぞりになり、そのまま背中から落下!! 軍団たちは笑顔を見せていた
3人目 女性
ピンクのトレーナーを着た挑戦者。挑戦させられる女性にたけしは感心しているが、本人は必死なのかやる気がないのか…。
谷隊長が放つ金の球を取る気がまるでない。2発目をキャッチしそこない、胸にヒット! よろけて落っこちてしまった…。これで今回の女性戦士は全滅!!
4人目 男性
「竜神池」を突破したグレーのサーファースーツを着た男性、寒くなってきたのか上着を着込んでいる。
サーファーなのに?上手くバランスが取れないのか、よろけてしまっている。まずはなんとか金の球をキャッチするゾーンに到達、上手くゲットして歩き出す。
砲弾を喰らいつつも進んでいったが、途中で股を大きく開いてよろけてしまった! 橋にしがみついたが金の球を落としたため、自ら身を投じた。実力者を落としたとあって、軍団は大喜びである
5人目 男性
スタート直後から非常に危うい、赤い服の男性。金の球をキャッチした瞬間、後ろによろけて転落!
6人目 男性
最後はまたまた、赤いラガーマングループのメンバーが登場。
金の球を一発でキャッチし、砲弾をグーパンチで弾き飛ばして進んでいく! 途中何発か攻撃を喰らったものの、見事渡りきることに成功した!!
夜になっても旺盛な戦士たちが駆け抜けていく。
さぁ、たけし城はあと少し。その前に立ちはだかるのがごきげんコンビの2人である。今週はどんな稚拙な芸を繰り広げるのだろうか?
石倉 無茶苦茶なことばっか言って… ここまでが50名が来まして。で、例のほら、「これは玉RUN」!
たけし あぁ…
石倉 とっとことっとこ、どんどんこう、来るというね
たけし これは、これは笑いもんだ。これだけど、ホントになんか踏みつぶされたり、頭の上「ゴトッ!」ていったら面白いのね… 避けないで…
石倉 いやいや、それはだってやっぱりね。これはあくまでも…
たけし 玉の力が弱いんだよ、少しな?
石倉 いくらか重くしたとは言う…
たけし あ、そ?
石倉 ことで…
たけし 半分、石にしたらどうだ、ホントに
石倉 そんな… 死にますよそんなことしたらホントに…
たけし 半分だけでじゃん、それだって
石倉 半分だけだってったって…
たけし いやだから、50人やったって言っておいて、ホントは100人であってだね。死んだ50人は隠しちゃうとかそういう…
石倉 …怖いわ、ホントにもう。何を考えてんのかね。…ほら、ハエが寄ってきた、ね
たけし この寒いのにハエも元気だ
石倉 (土鍋の蓋を開けて)お!
たけし お、煮えてる!
石倉 殿、いけますよ!
たけし お~、よいよい、あっぱれあっぱれあっぱれ!
石倉 ね、これをじゃあひとついきながらですな、ひとつこの「これは玉RUN」。とっくりとご覧ください
たけし ちょっと前乗り出しちゃおうかな
石倉 はい、どうぞどうぞ
たけし お~、忙しくなってきたな