前回のたけしのわがままにお応えして、石倉はコタツと鍋を用意した。寒空の下、鍋で暖まってくつろぎながら攻防戦を眺めるという趣向なのだ。
さぁ続いてはお馴染み「悪魔の館」。最近は悪魔たちも疲労が溜まってきたのか、挑戦者ではなく自分たちが池に落っこちるケースが増えてきたという。
疲れが見えてきた金剛と、酒を飲むと人が変わるという丹古母。彼らが潜む恐ろしい館に、命知らずの攻撃軍たちがまたもや侵入していく!
1人目 男性
館の周りはすっかり草ボーボー。密林を抜け出しまずやってきたのは、赤と白の作業着でやってきた男性挑戦者。
入口の扉に思いっきりアタックしながら突入した。ゴールへ一直線で進もうとしたようだが、さっそく金剛に遭遇。遠回りしてゴールを目指すが、西側の池に飛び込んでしまった
2人目 男性
「ALPHAMOON RACING 1865 STAFF」と書かれたトレーナーを着たチャレンジャー。
金剛の叫び声を聞いて慎重に移動する彼。隙をついてゴールを目指そうとしたが、あとちょっとのところでルートチョイスを誤ってしまった。金剛に遭遇したため慌てて逃亡、しかし最後は悪魔2人に捕獲され、顔に思いっきり墨を塗りたくられた。
そして「痛い…」と呟きながら館から出てきたのであった
3人目 男性
次はグレーの作業服で意気込む挑戦者、扉をタックルして館に突撃!
慎重に進もうとしたが金剛と丹古母に見つかってしまう。万事休すかと思われたが、悪魔よりもすばしっこい動きでゴールへ駆け出し、見事脱出に成功!! 観客から歓喜の声が飛んだ
4人目 女性(22歳・アルバイター)
寒い中、半袖短パンというスポーツウェア(背番号15)でやってきたのは、笑みこぼれる女性戦士。
悪魔に見つからないよう用心深く移動する彼女。しかし後ろから丹古母に襲われ、金剛にも見つかってしまった。振り払うように暴れまくるも抵抗むなしく、顔面を押さえつけられジ・エンド…
哀れ悪魔の餌食となってしまった彼女に、稲川が慰めのインタビュー
悪魔に襲われて穢されて、お嫁にもらえない身体になってしまった!? などと、稲川にノセられてノリノリで言っちゃってる彼女なのであった…
5人目 男性
白いトレーナーで元気よく突撃していった男性戦士。
ところが進んだ先で金剛に遭遇、逃げようとして開けたら池にドボン! その無様な姿に悪魔たちは嘲笑っていた
6人目 男性
ガタイのいい体で、勢いよく扉をこじ開けていった、中上健次みたいな風貌の男性。今日の挑戦者はやけにハッスルしている!
しかし、こういう猪突猛進な者ほど危ういのである。西の方へどんどん進み、勢いをつけすぎて自分から池に落っこちてしまった!
7人目 男性
ゴリラのごとく胸を叩きながら密林からやってきたラガーマン。「自由への壁」の如く、扉に向かって激突!!
扉をドカドカと開けながら進んでいったが、案の定止まることなくそのまま南側の池へ派手に転落していった!
8人目 女性(23歳・地方公務員)
WOODPECKERの青いトレーナーを着てきた女性公務員。
悪魔に見つからないよう息を潜めながら進んでいたが、いきなり走り出して南の池に落っこちてしまった。
嘲笑う悪魔たちに向かって池の水をかけ反撃したが、痛くも痒くもない金剛に笑われてしまうのだった
さぁ、そんな彼女にも稲川が突撃取材!
お茶の間に向かって恋人を募る彼女。本当に彼氏志願者から手紙が来たかどうかは、今となっては知る由もない…
北野家の冷えた家庭事情が垣間見えたところで、今週もやってきました「竜神池」。
ポンプでお湯を循環させるなんて話がついこの間出ていたが、今週はまだ冷たい水のまま。導入されるのはもうちょっとあと、11月14日収録分(第26回)から。
というわけで北野家のような冷えた思いをしないように、熱い闘志を燃やしてこの難関を突破してほしい!
1人目 男性
土手から「行きまーす!」と元気よく飛び出してきたファーストチャレンジャー。
いつものように2列目中央に仕掛けられた浮き石を踏んでも何のその。軽々と突破するかと思いきや、なぜか普通の石につまづいてひっくり返り、ザッパーン! と飛び込んでしまった!!
2人目 女性
妙なステップで池にやってきた女性挑戦者。一歩一歩、石をゆっくり踏みながら奥側コースを進んでいく。
身軽だからか、浮き石を踏んでも沈まない。石倉も感心するほどだったが、再度ダミーを踏んだら今度こそアウト。悲鳴を上げながら沈んでいった
3人目 男性
赤いウェアのラガーマン2号(背番号13)が参上!
ところが、いきなり例の場所(2列目中央)に仕掛けられた浮き石を踏んでずっこけてしまい、池に飛び込んでしまった!!
4人目 女性
こちらも赤いスポーツウェアのピチピチギャル(死語)。胸を揺らしながら池まで駆けてきた。
2列目中央の浮き石は素早く移動して回避したものの、その先にある浮き石でドボン!
5人目 男性
もっと元気なやつが現れた! 「行くぜ~!」と張り切って登場したのは、わざわざたけし城Tシャツを作ってきた挑戦者。
「これはダメだ」と石倉は予想するが、浮き石をいくら踏んでも沈むことなく、どんどん突き進んでいく。…だが、3度目の浮き石でバランスを崩し、その前にある石に激突して轟沈した!!
6人目 男性(31歳・運転手)
こちらも見ていて気持ちいいくらい、やけに張り切っている相鉄バスの運転手。
その跳躍力で石を1個飛ばししながら駆け抜けていく。しかし、またしてもゴール近くに仕掛けられた浮き石が進軍を阻んだ。
あと一歩の所で前のめりに転んで、豪快にドボン!!
7人目 女性
5人目の男性と同じ自作のたけし城Tシャツを着てきた女性。
ポン、ポンと華麗にステップを踏んでいくかに見えたが、例の浮き石(2列目中央)を踏んでリズムが狂ったか、なぜか石と石の間にジャンプして落っこちてしまった
8人目 男性
次はサーファーみたいな恰好の挑戦者。浮き石を2度踏んでよろけそうになったが、すぐさま体勢を立て直し見事渡りきることに成功した!!
9人目 女性(24歳・主婦)
スタートする前からたけしに「こりゃダメだな」と言われてしまったのは、ふくよかな体格の主婦。
案の定、いきなり例の場所(2列目中央)の浮き石を踏み、転がりながら沈んでいった…
笑顔を見せる彼女に稲川がインタビュー
10人目 女性
「よし、行くぞ~!」と元気に駆けてきた、短パンの女性
本日の挑戦者は、陽気な気候のせいか短パンを履いた者がやけに多い。たけしのセクハラ発言も飛び出す始末である。
さて、スタートした彼女はいつもの2列目中央に仕掛けられた浮き石を踏んで、悲鳴を上げながら沈没。早々と水に濡れてしまった…
あまりにも情けない姿に、自分で笑いながら呆れ返ってしまった…
11人目 男性
最後は建築現場の監督みたいな風貌の男性。
奥側のコースを選び、4歩目で浮き石を踏んで落ちかけたが、目の前にある石にすぐ乗って九死に一生を得る。
しかし、ゴール近くでまたしても浮き石に足をかけ、今度こそ転落していった
ついに江夏が登場! 彼が担当するのがこのゲームである。
挑戦者はまずサイコロを振る。ケーキを模したセットに設けられた穴に入り込み、頭だけ出した状態で待機する。そして江夏の投げるパイが当たったら失格、当たらなければ合格、というあまりにも単純すぎるゲームなのだ!
大きい目であればあるほど遠くの穴に入ることができるが、小さな目だと江夏の近くに来てしまいヒットする確率が高くなる。つまり賽の目と江夏の投球ならぬ"投パイ"コントロールが運命を左右する。
ちなみに今回使用するパイは遠くへ投げるため、やや硬く重たいタイプを使用しているぞ。
果たして挑戦者たちは運良くパイを食らわずに突破することができるのであろうか!?
さて、このゲームに最初に挑戦することになったのが…
デモンストレーション 稲川淳二
こういうヨゴレみたいな役割は喜んで引き受けるのが、稲川という男なのである。
彼の張り切る姿にたけしや石倉はおろか、谷隊長も苦笑い…。というわけで、攻撃軍が挑戦する前に実験体(サンプル)としてチャレンジする!
出た目はなんと。嫌だなんだと言いながら、マイクの位置を変えて"おいしく"見せるのだ! 実にヨゴレ芸人らしいリアクション芸(テクニック)である
おでこに当たったものの、あまりクリームがつかずあまり"おいしく"ない結果になってしまった…
というわけで、これから一般参加者のチャレンジである
1人目 男性
最初の挑戦者は、いい目が出るように合掌してからサイコロを投じる。しかし彼の願いは通じず、出た目は。ガックリと肩を落としてしまう…
2番の穴に入っていった挑戦者、目をつぶって当たらないことを願うが… 江夏の抜群のコントロールで、顔面にパイがヒット! 裏面が当たったので、クリームが付かずある意味ラッキー?
2人目 男性
黒いダイビングスーツを着た挑戦者。彼が出した目は。
江夏からかなり遠い場所で待機する挑戦者。江夏が投げたパイはなんと彼の目の前に落下! 顔にクリームがついてしまったが、ヒットしなかったので谷隊長の判断でギリギリセーフとなった!
3人目 女性
谷隊長の悪い冗談が当たって、本当にの目が出てしまった!
江夏の真ん前で、100%ぶつけられるのは確実…
失格は目に見えているので、せめてもの情けで顔ではなく頭に当てられることに。というわけでパイを上から落とされてしまった!
4人目 男性
パンチパーマを当てている挑戦者。6番を希望したが、出た目はであった。
いままでよりはやや遠いが、果たして…
見事なコントロールで、顔ではなく頭にパイが当たった! 頭にくっきりとクリームが乗っかり、江夏は大笑い!!
5人目 女性(22歳・保険会社勤務)
たけしと石倉に愛染恭子だの清水ひとみみたいだの言われてしまった女性挑戦者。そんな彼女が最も悲惨なの目を出してしまう!
「ゴメンね」と言いながら、江夏は情け容赦なく顔面にパイをぶつけたのだった!!
顔面クリームまみれになりながら、稲川にインタビューを受ける羽目に…
クリームがおいしいと何故か笑みを浮かべていた彼女。実は先輩に騙されて緑山に連れてこられたらしい。騙されて、パイもぶつけられて、本当に可哀そう…
6人目 女性
6番と確信したが、残念ながらまたまた出たのは。どういうわけか、女性ばかり1番を出してしまう!
目の前にいる江夏は、彼女の顔面に思いっきりパイを押しつけるのであった!
7人目 男性
ブルーカラーの森田健作みたいな挑戦者が出した目は、なぜか男性陣ばかり大きい目を出す。
江夏のパイは挑戦者の目の前に落下してセーフ。ギリギリだったので非常に驚いた様子
8人目 女性(28歳・地方公務員)
やけくそ気味にサイコロを投げた女性、またが出てしまう
恐怖で顔が歪み、江夏にも凄い顔だと笑われる始末。そしてパイは見事?顔面に命中…
負けた恨みをパイで晴らす女性公務員。稲川も思わずタジタジ…
9人目 男性(24歳・電気工事業)
髪の毛が盛りに盛っている電気工事業の男性。石倉には1番を期待されたが、出た目はだった
最後ということで、特別にクリーム山盛りのパイが用意された!
パイは真っすぐ、期待通り頭にヒット! 大量のクリームが乗っかってしまった!!
悲惨な目に遭った男性に稲川が突撃インタビュー!
まるで髪を洗うかのようにクリームを塗りたくっていた彼。なんだか気持ち良くなってしまったようだ…
江夏の出番はここでおしまい。ついでにレポーター稲川もここでおしまい! きっとたけし城より"おいしい"仕事に行ってしまったのだろう。
さてテロップでは生き残り50人、だが宮内ナレーターによると59人。どちらが正しいのか、もはやわからない。しかし密林の中を駆け抜ける挑戦者たちを見る限り、だいたい半分ぐらい残っていることは確かなようだ。
さぁこの戦いも残りあと半分。CMのあと、さらに過酷な難関が攻撃軍を待ち受けている!!
たけし まぁ(ストロング)金剛さんと丹古母(鬼馬二)さんで。最近あの、最近自分たちが落っこってるね、ボケちゃって
ストロング金剛 (エキスパンダーを曲げながら)ギヤアァァァァァ!!!
石倉 ちょっとなんかの、あの~… いや、ちょっと疲れが見えますよね
たけし 疲れ見えてるな
石倉 この寒空の中で足元おぼつかない
丹古母鬼馬二 ウワァァァァァァ! ギヤァァァァァァ!!
たけし 丹古母鬼馬二が疲れ見えてる。ただ酒飲み過ぎてみんなに嫌がられちゃった…。どうしてあぁ酒飲むと悪くなっちゃうかね、ありゃ?
石倉 なんか、もののけが取り憑くみたいな感じです、飲むと
たけし 酒飲むと人が変わるんだ。まだ誰かが来てるな、丹古母はあれはな。あれ丹古母鬼馬二が飲んでるんじゃない、中に入ってる奴が飲んでる。なんかわからなくなっちゃうんだ
石倉 そうとしか考えはないんですよね
たけし 考えないな
石倉 スッと変わっちゃいますからな
たけし いきなり、上田馬之助さんに「オイこの野郎」なんつってるんだ。普通は言えないぜ、怖くて… あれ命知らずって言われてるね… あれ人生舐めてるな、あれもうどうでもいいんだというね
石倉 えぇ、ホントにナナハン乗って通ってますけどね、あれもどっかで投げてるんでしょうな
たけし 投げてるね。あれ本人が運転してるんじゃない、中の奴が運転してる。それじゃ「悪魔の館」行きましょう