
攻撃軍「キャスト」
挑戦者
この番組の主役は、彼ら一般参加者たちなのである。
我こそは難攻不落のたけし城を攻め落とさんと緑山にやってきては、泥まみれになったり水浸しになったりしながら、攻撃軍の隊員として数々の難関に挑んでいく。その職業は実にさまざまで、学生・サラリーマン・主婦・OLはもちろんのこと、鳶職やバスの運転手、お菓子屋さん、後に有名になる漫画家、何故か一般人と混じって参加している芸能人、果ては仕事がなくて暇なたけし軍団の見習いなどなど。
賞金に目がくらんだ者、テレビに出たくて応募した者、面白そうだからただ参加してみた者まで、目的は様々だが皆たけし城落城を夢見ている点では同じである… たぶん
谷隼人
攻撃軍を指揮する「攻撃隊長」役を務めていたのが、谷隼人(通称「谷隊長」)である。別名「緑山のフェミニスト」、「緑山のイケイケおじさん」など。谷城の城主でもある。
たけしのライバルであり、たけし城を落とすために毎週100人以上の挑戦者たちを率いて緑山に攻め込むのだが、いつも情けなく敗走している。
なお、第0回(事前番組)ではたけしの元家臣だったが裏切って城を乗っ取ったという設定になっていた。しかし、番組開始当初からたけしは忙しく、収録に参加できるのが2週間に1度しかなかったため役割を逆転。かくして、谷隼人が隊長としてたけし城落城を目指すようになったのである
木村 昴
令和版たけし城の新・攻撃隊長。Amazon新作発表会でお披露目された。袖のない黒の隊長服を着ている
柳沢慎吾
表向きは戦場レポーター。しかしその正体は谷隊長の参謀であり、第0回と第17回では家老役を務めている。本来のおちゃらけキャラを封印し、この番組では常に真面目な役を演じていた。
第17回「たけし軍史上最大の作戦」でたけし城を乗っ取った谷が敗北後、番組から姿を消していたが、第28回「全国制覇冬の陣」で久々に登場。緑山決戦で北海道地区隊長を務めたが、これが最後の出演。
その後はライバル局である日本テレビ『ニッポン快汗マップ ガムシャラ十勇士!!』で山田邦子姫の部下になっていた。
なお、ラジオのパーソナリティをやっていた時、たけし城の前で生放送したことがある
チャック・ウィルソン
外国人大会の副隊長として出演し、毎回ゲームに挑戦していた。その驚くべき正体はスーパーチャックマン。スーパーマン風の恰好に変身して挑むのだが、変身したからといって能力が上がる訳でもなく… いつも失敗し続け、「「カート戦」前に姿を消していたのだった
ノセリ エリシカ
「第3回インターナショナル大会」に登場した女性副隊長。「カート戦」にも登場したが、味方を撃ってしまっていた
たけし城保存会
番組の構成作家集団。開始当初は姿を現さず存在が謎とされてきたが、第17回「史上最大の作戦」でついに姿を現し、たけし軍の前に立ちはだかった。登場したのは5人(うち1人は女性)で、「第一砦」の守備を務めた
松岡きっこ
谷隊長の正真正銘の奥さん。第28回「全国制覇冬の陣」で愛情出演した。実際は亭主関白だが番組では恐妻キャラとなり、連戦連敗でだらしのない夫に向かって「たけし城を落とすまで帰ってくるな」と言い放った。しかし、その後も谷隊長が負け続けたため、第73回「全国制覇冬の陣II」ではついに三行半をつきつけた(もちろん、番組内のネタ)。
その後も何度か出演。第130回「帰ってきたSP」では台湾で副隊長として出演。攻撃軍の前で「終わったらパーッとやろう」と言う夫にツッコミを入れていた
具志堅用高
渡嘉敷勝男と同じボクシングのチャンピオン。第28回「全国制覇冬の陣」の緑山決戦で、沖縄地区隊長を務めた。沖縄地区代表が途中で全滅したため、ただ1人「カート戦」に挑んでいる。
第91回ではたけし軍の忍者として登場。たけしの命を受けて攻撃軍を偵察するよう指示されたが、状況を分かっておらず、ただただ同じセリフを連呼するだけだった
西川のりお
第28回「全国制覇冬の陣」の緑山決戦で、関西地区隊長として登場。その後第41回「風雲!たけし城スペシャル テレビ界初の大スペクタクル・各界勇士150人結集」でも吉本興業チームの一員として参加している
佐山 聡
初代タイガーマスク。第28回「全国制覇冬の陣」の緑山決戦で関東選抜隊長を務めた
東 八郎
第73回「全国制覇冬の陣II」に登場した城代家老。連戦連敗で寂れてしまったた谷城に一人残った。谷の妻・松岡きっこが三行半を置いて出ていったことを告げ、ふがいない谷隊長に再び戦いに向かうよう説得した。本心は「本当に大丈夫かな!?」と不安だったらしく、第116回「全国制覇冬の陣III」には登場せず。どうやら逃げてしまったようだ
菅井きん
第116回「全国制覇冬の陣III」に登場した谷隊長の乳母。谷がマッチの火をつけた瞬間、壁を突き破って現れた。谷をハリセンで叩きまくり、再び戦地に向かうよう叱りつけた。とは言ってもやはり内心不安で、違う仕事を見つけようと考えていた