TBS版（昭和版）

戦いの詳細 その4

　さぁ、ここまで生き残った6名の戦士たちが、恐怖の「人喰い穴」へと向かっていく！　果たして何名が、無事通り抜けることができるであろうか!?

先週に引き続きデーモン小暮閣下に扮した渡嘉敷と、ゾンビになってしまった大念寺。またまた噛み合わない芝居を繰り広げ、言いたいことだけ言って穴に潜んでいった！

渡嘉敷は真ん中下、大念寺は左下を選んだ。この2つを避ければ、あのたけし城に辿り着くことができる。攻撃軍のご武運を祈る！

1人目　男性

グレーのトレーナーを着た挑戦者。今日はよろい注が不在のため、トンネルをすんなりと出てきた。

さぁ、彼が選んだのはゾンビが潜む左下の穴…　大ちゃんに襲われてしまった！

2人目　男性

野球のユニフォームを着た男性挑戦者、彼が飛び込んだのも左下！　またしても大ちゃんの餌食に!!

3人目　女性（23歳・悪女隊、山田真澄）

続いてやってきたのは、海峡を乗り越えた悪女隊の生き残り！

彼女はまっすぐ進んで右の穴に突入、無事最終決戦へと駒を進めた!!

4人目　男性（22歳・鉄骨業）

次は「キノコでポン！」をクリアした現場作業員。

こちらも右の穴に入り通過した！

5人目　女性（27歳・主婦）

海峡を突破した新妻が登場！

奥側を通って左上の穴に飛び込み、「カート戦」進出決定！

6人目　男性

最後は赤いトレーナーの男性。

彼は手前の方を通って、大念寺が潜む左下の穴にジャンプしながら突入。ゾンビに食われてしまった！

　「人喰い穴」を抜けた戦士たちが、秘密のトンネルをワープしながら城前へと集結してゆく!!

悪女隊を先頭に、秋の夕暮れに染まるたけし城へやってきたのは女性2人、男性1人、合計3名の勇者。いずれも雨に耐え、過酷な難関を意地で突破してきた強者である!!

　さぁ、いよいよ最後の決戦に備えて生き残った3名の戦士たちが戦車に乗り込む！　頑張ってくれ、攻撃軍!!

今回も渡嘉敷・大念寺両隊長、城・丹古母がカート戦に参戦！

先週の攻撃軍はたった1台だったが、今週は3台。どこまで善戦することができるだろうか!?

　ついに最後の決戦の火蓋が切って落とされた！　今回も我が攻撃軍は、わずか3名で戦車戦を戦わなくてはならない！　しかも、そのうち2名はか弱き女性である。条件的にはかなり不利ではあるが、しかし！　君たちは何万人もの中から勝ち残ってきた最後の戦士たちである!!　今回こそ、にっくきたけしをウーマンパワーでやっつけてほしい！　頑張れ、攻撃軍!!

夜の帳が下りた緑山で、最後の出撃命令が下された!!

まず最初に飛び出していったのは鉄骨業の男性。軍団の合間を縫うようにして、たけしの乗る装甲車へと向かっていく。

一方女性陣は軍団を狙っていたはずがカート同士正面衝突してしまった！　その間に、男性は装甲車を執拗に追跡。石倉のマシンガンを浴びつつ、反撃を食らわせるが…　やはり非力な水鉄砲では銃弾が届きそうにない。

そうこうしている間に、動けなくなった悪女隊は軍団に包囲され的が破れてしまった。

男性も軍団のカートにぶつかり、囲まれて失格。最後に残った主婦も城・丹古母に撃破されてしまう。

あっという間に戦いの幕が下り、今日もまたたけし軍勝利を知らせる花火が打ち上がったのだった…

エンディング

今週もあっけない幕切れとなったたけし城。1人残ろうが、3人残ろうが同じだと嘲笑うたけしを討つ日はやってくるのだろうか？

さて来週はプロ野球界から助っ人がやってくる。その剛腕で攻撃軍を苦しめるというが…　秋深まりゆく中、果たしてどんな展開が繰り広げられるのか!?

　戦いは終わった。鉄壁の守りを誇るたけし軍の前、またも攻撃軍は敗れ去った…。
　降りしきる雨の中、泥にまみれ、寒さに震えながらも、ここたけし城で初めて会った見知らぬ同士が助け合い、励まし合いながら、打倒たけしの悲願のもと、全員が一丸となってよくぞ戦い続けてくれた。たけしを倒すことはできなかったけれど、キミたちの勇敢な戦いぶりは、あとに続く者たちに語り継がれ、新たなる闘志を沸き立たせることだろう。キミたちの戦いは、決して無駄ではなかったのだ。
　またいつの日か、ともに戦える日が来ることを願いつつ、参加してくれたすべての人々に、ありがとう…

キャスト

スタッフ

参考資料

• 『週刊TVガイド』1986年11月14日号 東京ニュース通信社
• 『週刊ザ・テレビジョン 首都圏関東版』1986年11月14日号（No.45） 角川書店
• 『週刊テレビ番組』1986年11月14日号 東京ポスト